kankoのひとりごと

外出できず、ネットと電話・ラジオで日々が過ぎています

寒冷じんましん_2

2023年02月20日 | 脳梗塞と後遺症
何度もできるので、分かってきた。
「寒冷刺激を受けた直後~数十分後に現れる」ものらしい。
夫の場合は
暖かい布団から出て、トイレに行き、腿(もも)が露出したとき
できるようだ。
本人は、体が硬いので、見えてないと思う。
「かゆくない?」と聞けば「かゆい」と言うけれど
それだけのこと。

トイレは広くして、入口の扉も大きく開くようにしている。
扉を開けて、入って、座るまでに時間がかかるので
前もって温めておいても、温かい空気は外に出てしまう…。

デイサービスの人が言うには
寒冷じんましんは時間がたてば消えるから問題ないけど
心配なのは「ふらつきが多いこと」だって。

「家の中にも、手すりを」と指導された。
・出入り口からベットまでの1メートルほどの床
・ベットからトイレまでの2メートルほどの床
に手すりを置くように、と。

試しに借りてみたが、低くて役に立たない。
介護保険では、手すりの高さは80センチまで。
(それ以上高いと、倒れることがあって、危険らしい)
背が高い夫は、屈んで持つので、そのままグシャッと倒れそう。
何にしよう?

まあ、次々といろんなことが起こる。
介護の人は、大勢を見てきているから、分かってるだろう。

私は初めてなので、試行錯誤中。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

しりもち

2023年02月11日 | 脳梗塞と後遺症
足の力が弱い夫は、よくしりもちをつく。
家の中なら
「またぁ~😠 気を付けてよ!」で
決まった「立ち上がり場所」までスライドさせ
本人と私の腕力を合わせる掛け声で、立ち上がることができる。
でも昨日は、雨が降る庭だった…。

デイサービスの送迎車から降りで、部屋に入る直前のこと。
「ヘルプ!」を頼める心当たりは何人かいるが
スマホは家の中だし、近くの家まで走るとしても
雨が降る庭で、ひっくり返った夫を放置できない。
というわけで
やってみよう!
Stand up!

庭から部屋に入るのに「あがりかまち用両手すり」を借りている。
それを、転んでいるところまでスライドさせ
両手で掴んでもらい、エイヤッの掛け声で
立ち上がることができた‼
頑丈なつくりの「てすり」は、重さ50キロ。
夫は70キロ。
よくできたと思う😥

昨夜からの雨で、庭の土が柔らかくなっていたおかげか
夫は無傷だった、やれやれ。
(しかし、服も靴も、泥だらけになったぞ😠)

一方、重いものの移動と、持ち上げ作業の私は
腕も腰も痛くなり、のびのびサロンパスでしのいでいる。
夫から目を離した私のミスだから、仕方ない😞

病院の廊下で転んだ位で、骨折する人もいると聞くんだし
私の筋肉痛くらいで済んでよかった。
しかし、いろいろ、起こるなあ😒

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水分補給

2023年02月05日 | 脳梗塞と後遺症
夫が通っているデイサービスは
9時過ぎに迎えに来て、16時に帰ってくる。
クルマでの往復時間を引くと、施設で過ごす時間は6時間。

その間、食事とは別に「水分補給」がある。
1回・120ml程度を3~4回、飲み切るように指導される。

厚生省の方針なので、介護事業所は忠実に実行している。

この補給量、多すぎると思う。
本人じゃない私が、困っている。就寝時のじゃじゃ漏りで。
漏れの原因、それしか考えられない…😢
(寝ると、心臓への負担が少なくなることで腎臓の働きがよくなり
尿が出やすくなる、という説もあるらしい)

自宅では、食事は「水分多く」を心がけているからか
「食後のお茶」も飲まない。
食事時以外は寝たきりなので、食間には何も飲まない。
寝る前のトイレを済ませた後、ポカリスエットをのんでもらうが
2~3口程度、50mlくらい?

脱水症や脳梗塞・心筋梗塞を防ぐためには
ちゃんと飲ませなければ、と言われるだろうね。
でも、「馬を水辺に連れて行くことはできても
水を飲ませることはできない」のだ。
私だって、おやつの時以外に、わざわざ水分補給はしていない。
(だから、シワシワ?…💦)


パト隊で下校時の児童見守りで不思議に思うのだが
何で真冬に「荷物になる水筒」を持っていくんだろう…。

でも、「水を飲む」を習慣づけられて育った子は、将来、
脳梗塞や心筋梗塞にならないんだろうか…😒

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

薬の副作用

2022年12月10日 | 脳梗塞と後遺症
令和になる10日ほど前に脳梗塞を起こし、
年号が変わった2日後に再梗塞やっちゃった夫は、
後遺症バッチリではあるが、好きなだけ寝て暮らしている。

4年近く過ぎたが、半月ほど前、とつぜん下血した。
痛みはないので良性だろうと見当をつけ、かかりつけ医に診てもらったら、
「大腸憩室が傷ついて出血したもの」との見立て。
血液サラサラの薬(抗血小板薬)を飲んでいるためなので、服用を中止した。
すぐに治まり、何事もなく2週間経過。
かかりつけ医に報告し、今後を相談したら、
「以前通り、飲むように」とのこと。

「一件落着」なんだけど、私は「また出血したら、どうしよう」で、悩む。
「薬を止めれば出血は治る。3度目の脳梗塞予防は大事!」ではあるが。

ハデに出血しても本人は痛くも何ともないようだけど、
その手当、後始末などをしなきゃならない私は、本当に大変(*_*)
特に耐えられないのが、血の臭い。
それをソフトにしたのが多肉植物の黒法師のニオイなので、
腹立ちまぎれに外へ放り出してしまったほど。
(今は玄関の片隅で、のびのびと葉を広げている)


薬の副作用では、私はコレステロールを抑える薬を止めた経緯がある。
ある時、足が痛くて歩けなかったり、動けなくなったりした。
動けなくて薬が飲めなかったら、足の痛みが治まっているのに気づいた。
かかりつけ医に相談したら、
「実際にそうかどうか、もう一度薬を飲んでみたら?」と。
「痛くなったら止めればいいから」ったって、
あのつらい思いをもう一度、なんて御免被る。

で結局、足が痛くはなってないけど、
コレステロールが高いせいか、不整脈が出る。自業自得?

話を夫に戻して、「血液サラサラの薬」は飲んでいる。
処方されたよりも、量を減らして。
ところで、この薬は「頻脈になる」こともあるようで、
そのせいかどうか、夫の脈拍はだいたい100前後。
でも寝てばかりなので、しんどくも何ともなさそう。

まあ、そんなこんなで、穏やかで平和な日常が過ぎている。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お医者さんにほめられて

2022年11月10日 | 脳梗塞と後遺症
10月末、かかりつけ医に行った時のこと。
お医者さんは、夫と握手をして
「いいですね、これだけ力があれば」

その次は、立って歩いてみて…と。
両脇には、お医者さんと看護師さん。
2~3歩、足を動かすと、
「いいですね!」

次は質問。
「自分のことは自分で出来ますか?」
「はい!」←いつでも「ハイ」と答えるんだわ( -”-)
すると、
「この調子で過ごせたらいいですね」とほめられた。

家に帰ったら
「ベットで寝てるのが一番いい!!」とのたもうた。
体の状態を「いいですね」とほめられて、嬉しかったのだ。

夫は、自分では「寝たきりだ」と言っている。
それを「何とかしたい」と思わないのは、認知症だからだと、私は思う。
でも黙認追従。だから平和。

ここから話は変わる。

昨今は、家族のことを「認知症だ」と言っても、
「まあ、大変ね」くらいで会話が続く。
ひと昔前なら、凍り付いてしまったのに。

ワタシ高齢者になったので、認知症老人と接することが多くなった。
その人たちは、家族の中で、とても大事にされている。
(弱い人を助けるのは、当たり前だ)

感心しながら帰るのだが、後で、私が思い出すこと。
・ 笑顔はなく、ずっと不機嫌な顔つきだった。
・とんとしゃべらないが、「うるさい」は言ってた。
・何をしてもらっても、「ありがとう」は言わない。
楽しさや嬉しさのセンサーが壊れたんだと思う。
修繕できるだろうか?

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手助け

2022年09月29日 | 脳梗塞と後遺症
かかりつけ医に、夫の薬をもらいに行った。
夫を連れて行かなくても貰えるので、助かっている。

医院の入り口に、靴を脱ぐのに手間取ってる老婦人がいた。
私は診察券を出してから(!)入り口に戻った。
続いて来た人たちは、側を通り抜け、さっさと受付に行っている。
老婦人の前にスリッパを出すと、「履かないんですよ」と。
片方の靴はまだ脱げてなかったので、私が脱がせて、靴箱に入れた。
それでも立ち上がりが遅い。「杖を持ってくればよかった」と。

腕を貸して歩くのはためらったので、受付係に「ちょっと来てくれ」と言うつもりで離れたら、老婦人はそろそろと歩いてきた。
大丈夫だった(^-^)。

ちょっとした手助け、慣れてないと出来ないです。
10年近く前、高校時代の仲間が宝塚に集まった時のこと。
メンバーの一人が脳梗塞から回復したので、快気祝いも兼ねていた。
その彼とは小学校から同じで、私は親しいはずだったけど、姿を見たらビビッて近づけなかった。
電車に乗るなどの移動中は、男性仲間がガードしていた。

女性の中には、飛びっきりのお嬢様だった人がいた。
若い頃と変わらず、上品でセンスが良かった。
長いことお義父さまの介護をしてきたが、今は時間があるので洋品店に勤めている、定年過ぎても来てくれと言われて、と話してくれた。

脳梗塞後の彼は、食事のため座敷に入る時もスローだった。
彼女はためらいなく側に行って、靴を脱がしてあげていた。
すごいなあと思った。

同じことが、昨日、私にもできたんだ(*^^*)。
(ササっと受付を済ませた後だったけど、その理由は昨日分で

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

医院の受付順番

2022年09月28日 | 脳梗塞と後遺症
ず~いぶん、昔の話。
近くの医院へ行ったら、入り口でヨロヨロしてる老女がいた。
私がドアを開け、危なくないよう気を遣いながら受付に案内した。
彼女は当然のように診察券を出したので、その後から私のを出した。

待合室に患者はいなかったので、彼女はすぐ呼ばれた。
でも、なかなか出てこない(私の番にならない)。
しばらく経ったら出てきたので、私が呼ばれた。

私の用件は、先日もらったコレステロールを下げる薬を飲んだからか、湿疹が出た、ということだった。
医師は
「そんなこといちいち気にしてたら、薬は飲めん」の一言。
診察室を出た。

会計を待った。
先ほどの老女さまが、どっさりの薬を出され、それらについて説明してもらってる(受付で薬を受け取っていた頃)。
耳が遠いらしく、やり取りがえんえん続いていた(私の番にならない)。

長々待たされた後、会計を済ませた。
あの一言を聞いただけなのに、3割負担で、けっこう高かった。

その医院へは2度と行かないと決めたのはもちろんだが、
入り口付近でもたついている人がいたら、さっさと通り抜けて受付を済ませようと決めた。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デイサービス

2022年09月13日 | 脳梗塞と後遺症
脳梗塞の後遺症バッチリの夫は、介護認定を受けて、デイサービスに通っている。週3回、送迎付き。

一番の目的は入浴と昼食。施設は通う前にきちんと見た。でも、実際に利用している場面は見てないので、どのように補助されているのかは分からない。(本人に聞いても、要領を得ない)

午前と午後に小一時間、ベットで眠る。起きて、ゲームや脳トレなどをやってるらしい。4時過ぎに帰ってくる。

「脳トレ」は、介護施設用の冊子から、コピーしている。以前は、私が見てもさっぱり?の「社会常識問題」のプリントで、とうぜん白紙で何か月も過ごしていた。
「あまりにかわいそう…」と連絡したら、「計算名人」のプリントを与えられるようになった。間違っていても、100点満点の花マルをもらってくる。



こんなことやって、楽しいかなあと思う。でも、デイサービスに行ってる間は、私の自由時間になるので、黙っている。

家にいるときは、食事とトイレ以外、ずっと寝ている。夜は当然、昼間でも。「動かないと筋肉が落ちる」と言われるけど、3年以上、この状態。本人は、何の不都合も感じてないみたい。

もっと快適なくらしもあるのに、それを望むことなく、どうして「寝たきり」を甘受しているのか、私には分からない。
「そういう病気なんだ」と思うしかない。

「デイサービスに行ったら、リハビリができるの?」と聞かれることもあるが、その時は「面白くはないと思うよ」と答えている。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

しりもち

2022年07月27日 | 脳梗塞と後遺症
私のことではなく、夫のこと。
脳梗塞の後遺症バッチリの夫は
何かを持って立つことは出来るが、
手離しでは立てず、2足歩行はできない。

手すりやテーブルをもっての伝い歩き、
片手が離れた折にバランスが崩れたら
すとんと下に落ちる。

初めのうちは、ネットの動画を見ながら
30分以上、悪戦苦闘して、腰を浮かしていた。
繰り返すうち、それよりいい方法を見つけた。
だから、しりもちをついても、慌てない。

先日も、ドスン。
今回は、手順通りやっても、ダメ。
(体重75㎏。私は持ち上げられない!)

「ちょっと休んで、パワーをためましょう」
マゴオくんがやってるiPadのゲーム、やってるとパワーが無くなる。
(課金すれば続けられると思う)
いったん休んでいると、
「**くん、パワーがたまったよ。さあ冒険に出かけよう!」
のメッセージが出る\(^_^)/

しりもちも同じように、
お茶を飲んで、シュークリームを食べて小休憩。
パワーがたまったかな? Let`s try!
腰が浮いた。
あとは掛け声と、背中の服を引っ張って
何とかなった。
マゴオくんのゲーム、参考になったよ(#^^#)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

牛に交われば

2022年06月01日 | 脳梗塞と後遺症
脳梗塞の後遺症で、身体が不自由な夫は、認知症もあります。

「認知症になったら、ヒトが変わったみたい」と言う人もいるけど
夫は、そんなに変わってはない、と思います。
(若い頃どうだったのか、私も覚えてない)

元々、クイズやゲームには興味なかったのですが、
デイサービスでは、その類のを「脳の活性化」で、やらされてます。
(逆らわずにやるのが、認知症か?
 そんな従順な人じゃなかったけど)

まあ、簡単なプリントなので、やってるうちに出来そうなものですが
迷路や線つなぎなど、ルールを知らないので、サッパリですね。
持ち帰ったプリントを見て、複雑な思いもしています。

例えば
に入る字を、右の漢字から選んで、ことわざを完成させましょう」のプリント。

「牛に交われば赤くなる」ですって!

「朱」の漢字を見て、手で書いたら「牛」。
 脳の回路か、手への神経伝達が、切れちゃった?

「書いてある頭文字から始まる言葉を書きなさい」のプリントは
「か」から始まる言葉で、1字ずつ増えるのを考えるもの。
「か」
「かき」
「からす」
 ?
 ?
 ?
 8文字になったら
「からすなぜなくの」

計算プリントでは花マルももらってますが
(間違っていても、花マル)
赤ペン直しも、マル印もないままの、ことわざプリントでした。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする