kankoのひとりごと

外出できず、ネットと電話・ラジオで日々が過ぎています

街中で多かった空家

2019年02月22日 | 岡山の市街
町内パトロール隊の一員として、「地域安全マップ作り講習会」に参加してきました、先週の土曜日に。
「岡山県 県民生活部 くらし安全安心課」の主催です。
福山大学人間文化学部で「安全マップ」の研究をしている先生が、ゼミ生を連れて来ました。
彼らと一緒に、講義・まち歩き・マップつくり・発表会を一日がかりでやるという、参加体験型のお勉強会でした。


(ベネッセのパンフレットから画像お借りしました)

会場は南方の「きらめきプラザ」で、まち歩きはその周辺です。
歩いてみたら、空き家が目立ち、駐車場が多かったですね。
駐車場は三方や四方から見通しよく作られているので、周辺道路を歩く者にとっては、防犯の観点からは安全です、とのお説でした。

この辺りには銀行重役さんのお屋敷も並んでいる。古いお屋敷なので、広くて塀が高くて人通りは全くなく、子どもにとっては危険な場所、とも指摘されました。

私たちは8人のグループで、腕章を巻き、地図にメモにカメラにおしゃべりをしながら移動していたので、家から出てきて、色々教えてくれた住人もいます。
NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」みたいなもんですかね(*^^*)。

住人Aさん
空家が古くなり、瓦が落下してくることもある。
通行人が多い道だし、小学生の通学路なのに、危険だ。市役所や警察に相談しても改善されない(`ヘ´#)。

住人Bさん
若いものは外へ出ていくので、空家が増えた。アパートが建っているが、そこに住んでいるのは外国人ばっかりだ。
 私が「お宅は地主さんでしょ。マンションでも建てれば?」というと、
「掘れば遺跡で、そんなこと出来ん」のお答えでした。

そういえば、大きな建築であるベネッセ本社も、済生会病院も、遺跡が出てきてなかなか着工出来なかったし。

別のグループは、県道を超えて東の方へ行きましたが、発表によると「空家が多かった」とのことでした。
岡山市の中心部では、4つの小学校が統合されて1つになった位ですし。


空家は、ウチのような古い新興住宅地なら、その区画内で何とかなる感じもしますが、旧市街地の空襲で焼けなかった地域では、道路に軒先がすれすれの住宅もあり、危険なことも多いようです。
(わが団地でも、ブロック塀の老朽化は問題になっています…)

そのまち歩きの後、講習会場に戻ってマップつくりをやりました。
役割分担の際、率先して「メモ係」を希望した私は、自分の整理をやっていたら、テーブルの上では、大きな模造紙にきれいな地図が出来上がっていました。
みなさん、ようやる! お仕事上手!

というわけで、何かとお勉強になりました。
講習会で歩いた場所、今度はマイペースで歩き直してみたい気もしますが、果たして?

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