おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
薬学博士渡辺武著『漢方が救う人体危機』
現代医療の誤りを正す
第1章 漢方薬はなぜ効くか
漢方薬は〝クスリ〟として害はないか?
p87漢方薬は人間を正常化する薬剤として理にかなったものである!
ジャコウ、ゴオウ、クマノイ、センソ、シンジュや天然の無機水銀が微量に入っている薬は、昔は「六神丸・ろくしんがん」とか「奇応丸・きおうがん」といわれた強心剤です。
この丸薬の効力は、〝逆も真なり〟ではありませんが、徹夜で原稿を書かなければならないときに飲めば興奮剤になり、反対に、寝たい時飲むと鎮静剤としてぐっすり眠れる、という正反対の効用をもっています。
また、毒物を飲んだりしたときは、四、五分で吐き出させてくれます。
集団中毒で下痢したり、熱を出したときは、腸にある毒物を三、四分で大便にして出してしまうという、不思議な作用をもっているのです。
この「六神丸」は、江戸時代、各藩の大切な薬剤として珍重されていました。
中国や台湾では、現在も貴重な薬物としてだいじにされています。
奈良の東大寺といえば、聖武(しょうむ)天皇の遺品といっしょに大仏殿に薬物が奉献された、薬物と関係の深い寺です。
明治時代までは天皇家から特別に薬物が下賜(かし)されていました。
ちょうど、東大寺のお水取りのころ、上司海雲(かいうん)元管長が熱を出したという呼び出しで、東大寺に出かけました。
お水取りの行中は俗人には手をふれられないので、医者に聴診器を当てられたり、注射をしてもらうことができないしきたりなのです。
そのとき、お水取り行法十四日間の不時のときに飲む薬袋、前七日薬、前(後?)七日滓と書いた薬袋が二つ吊(つ)ってあるのが目にとまりました。
その薬の古記録を探しましたところ、中国から持ち帰った薬、施薬院(せやくいん)から出された薬方、天皇家から下された処方などの記録がありました。
前半が終わると裏返して、後七日滓と書かれたほうが表に出ますが、薬は入っていません。
そのなかに唐時代の処方、「六神丸」の原型の「麝香牛黄圓・じゃこうごうえん」などの記録が残っていました。
これは大発見というわけで、以来それを復元して、お水取りの行法中の練行僧(れんぎょうそう)の救急薬として寄進しました。
「六神丸」は心臓の薬であり、解毒剤でもあります。「六神丸」を飲んで酒を飲むと、五勺しか飲めない人でも十倍の五合飲めるといわれています。
たぶん「六神丸」でアルコール分が解毒されるからです。
興奮剤であり、逆に鎮静剤にもなる万能薬です。
朝鮮人参にも興奮作用と鎮静作用の両方の効力があります。
これは天然の薬物である漢方薬にしかない効用です。
唐時代にすでに「六神丸」の原型があったということからも、漢方薬が人間を正常化する薬剤としていかに理にかなったものであったかがわかると思います。
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