観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

明日から愛鳥週間です。

2013-05-09 14:49:37 | 春の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間  5時39分 潮位230cm

今日の干潮時間 11時34分 潮位 29cm

 昨日から大潮に入り今週末の土曜日曜には潮位の低い日になります。
朝から見る見るうちに干潟が引き始めて写真撮影をしている人もシギチドリの移動に合わせて上流から移動してきます。

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今日は天気もよく写真撮影や観察をする人が多く、大きなレンズやプロミナーをもった人たちで賑わいました。

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キアシシギとハマシギ・トウネン・ササゴイ5枚の写真は、お客さんからいただきましたm(_)m有難うございます。また観察館の代わりをお願いします。

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今日のトウネンは昨日よりさらに増え1149羽になり、ハマシギの飛来数を越えました。

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干潮時間にササゴイの姿をよく見るようになりました。近くの集団繁殖地には多く来ているので子育てが始まるともっと多くやってくるとおもいます。

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昨日も書いたように、シギ・チドリの数が多くなったぶんだけ、近くからでも観察できるようになりました。稲永公園側なら木陰もあるし、暑くなったら逃げ込めます。
ただ干潮時間は多くのシギチ達は対岸の藤前地区に移動してしまうため多くの群れが見たい人は藤前地区で観察したほうが良いでしょう。(注、但し南側を見ることになるので逆光になります。)

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今日は風も無く暑い日でした。水場にやってくる鳥たちも盛んに水浴びをしていました。子育て中のムクドリも集団で水浴びにやってきました。
この時期うるさく鳴いているムクドリも、浴びたての姿は可愛く見えますね。

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ムクドリがいなくなると今度はキジバトのつがいが水浴びに、大きな体なので深いところで豪快に!

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その後は日の当る松葉のベットの上で羽を乾かしていました。キジバトは近くで見ると凛々しい顔をしています。

5月のイベントのお知らせです。
5月10日から16日は愛鳥週間です。それに合わせて今週末の5月11日(土)、12日(日)に愛鳥週間行事を実施します。詳しくはこちらをご覧下さい。 (雨天の場合は館内で行います) 巣箱作りは定員となりました。

5月12日午後からは藤前干潟の鳥たちを数える企画、「藤前干潟の鳥をみんなで調べよう」を行います。現在調査隊員募集中です。小学生から初心者、ベテランを問わず幅広く募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。 (雨天の場合は館内で行います。)

今日観察できた主な野鳥 カワウ109、ササゴイ1、ダイサギ9、コサギ7、アオサギ10、マガモ12、カルガモ15、コガモ12、ヒドリガモ8、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ465、ミサゴ2、コチドリ3、シロチドリ2、メダイチドリ6、ダイゼン54、ケリ、キョウジョシギ8、トウネン1149、ハマシギ1055、オバシギ、アオアシシギ11、キアシシギ31、イソシギ2、ソリハシシギ6、オオソリハシシギ15、ホウロクシギ3、チュウシャクシギ36、ユリカモメ45、セグロカモメ1、コアジサシ357
※ 館内からのカウントのため実際の数はもっと多くいるはずです。

明日の満潮時間  5時39分 潮位230cm

明日の干潮時間 12時07分 潮位 24cm

コメント
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