観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

2022年1月22日 ジュニア世代の野鳥観察

2022-01-22 23:55:00 | 冬の藤前干潟

2022年1月22日(土) 干潮時間 14時32分 82cm

 

今日も寒い日でしたが、少し寒さが緩んできたでしょうか。

野鳥観察館には、比較的たくさんのバードウォッチャーが来館されました。

また、今日は、NPO法人藤前干潟を考える会のガタレンジャーJr.(ジュニア)のプログラムが行われており、参加している子どもたちがカモなどの野鳥観察しに訪れ、にぎやかでした。

野鳥観察館スタッフからは、藤前干潟の野鳥の紹介だけでなく、干潟の保全にとって、野鳥を観察し、調査することが重要であることなどもお話しました。

参加者のみなさんは耳をしっかり傾けてくれていました。

 

現在、NPO法人藤前干潟を守る会では、来年度のガタレンジャーJr.の参加者の募集を行っています。→詳細はこちら(NPO法人藤前干潟を守る会のHP

新小学4年生~中学生が対象で、年6回のプログラムが用意されているそうです。

興味のある方は藤前干潟を守る会へお問合せください。

 

なお、今日もヘラサギ、クロツラヘラサギ、ツクシガモが観察されています。

 

1月20日(木)に観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ4、カンムリカイツブリ1,447、カワウ194、コガモ5、アオサギ15、ツクシガモ2、マガモ37、カルガモ364、コガモ57、ヒドリガモ7、オナガガモ389、ハシビロガモ1、ホシハジロ1、キンクロハジロ802、スズガモ762、ホオジロガモ3、ミサゴ4、トビ1、チョウゲンボウ1、シロチドリ2、ダイシャクシギ3、ユリカモメ28、セグロカモメ30、オオセグロカモメ2、ズグロカモメ23、ウミネコ1、カモメ9

 

1月21日(金)に観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ1、カンムリカイツブリ869、カワウ272、ダイサギ1、コサギ1、アオサギ5、ツクシガモ2、マガモ41、カルガモ116、オナガガモ241、ホシハジロ1、スズガモ12、ホオジロガモ4、ミサゴ6、トビ1、チュウヒ1(♂)、シロチドリ3、ヒドリガモ4、アオアシシギ3、ダイシャクシギ1、ユリカモメ22、セグロカモメ8、オオセグロカモメ2、ズグロカモメ12、ウミネコ1、カモメ3

 

1月22日(土)に観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ4、カンムリカイツブリ605、カワウ1,355、ダイサギ1、コサギ2、アオサギ21、ヘラサギ2、クロツラヘラサギ1、ツクシガモ2、マガモ3、カルガモ21、コガモ7、オカヨシガモ3、ヒドリガモ8、オナガガモ577、ホシハジロ1、キンクロハジロ36、スズガモ161、ホオジロガモ3、ミサゴ8、ノスリ1、シロチドリ18、ハマシギ264、アオアシシギ3、ダイシャクシギ2、ユリカモメ138、セグロカモメ7、オオセグロカモメ3、ズグロカモメ24

キジバト2、ハシブトガラス1

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2022年1月16日 定例調査を実施しました。

2022-01-16 23:55:00 | 冬の藤前干潟

2022年1月16日(日) 干潮時間 11時17分 113cm

 

今日は1月の尾張野鳥の会および名古屋鳥類調査会の定例調査を行いました。

庄内川河口の干潟には、今日もヘラサギ2羽とクロツラヘラサギ1羽が並んで休んでいました。

 

ハマシギの群れが干潟に飛来してくるのを見ていると、くちばしがやたら長いシギの姿を発見。

オオハシシギです。

黄色の足も目を引きます。

2羽が懸命に餌を探していました。

 

この他、アオアシシギ、コアオアシシギの姿もありました。

 

ズグロカモメは干潟の上を飛びながらカニを探していました。

 

ダイシャクシギは、庄内川河口の中ほどの干潟で観察できました。

 

1月16日(日)の尾張野鳥の会・名古屋鳥類調査会合同の定例調査で観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ4、カンムリカイツブリ1,467、カワウ298、ダイサギ4、コサギ9、アオサギ33、ヘラサギ2、クロツラヘラサギ1、ツクシガモ2、マガモ126、カルガモ228、コガモ391、トモエガモ1、オカヨシガモ232、ヒドリガモ234、オナガガモ1,110、ハシビロガモ3、ホシハジロ117、キンクロハジロ367、スズガモ656、ホオジロガモ1、ミサゴ12、トビ3、オオタカ1、チュウヒ2、ハイタカ1、オオバン38、ハジロコチドリ1、コチドリ1、シロチドリ17、ハマシギ666、ツルシギ2、コアオアシシギ5、アオアシシギ14、イソシギ5、ダイシャクシギ3、タシギ16、オオハシシギ5、ユリカモメ51、セグロカモメ12、オオセグロカモメ3、カモメ4、ズグロカモメ52

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2022年1月15日 1月の渡り鳥調査隊を実施しました。

2022-01-15 23:55:00 | 冬の藤前干潟

2022年1月15日(土) 干潮時間 10時38分 121cm

 

昨日の願いが通じたのでしょうか。

ありがたいことに、今日の午前中は風がほぼなく、穏やかな天候の中で「藤前干潟の渡り鳥調査隊~1月~&カモの足の形を見てみよう(主催:NPO法人藤前干潟を守る会、名古屋市野鳥観察館)」を無事行うことができました。

寒い中にも関わらず、今回も多くの方に参加いただきました。

最初に干潟について足跡の形を石こうでとる方法を説明↓。

その後、野鳥観察へ(この後、干潟へ入るので長靴で出発)。ツクシガモ、ヘラサギ、クロツラヘラサギも見ることができました。

みなさん、熱心に野鳥観察をされていましたが、途中で切り上げて、干潟へ入り、鳥の足跡を探しました。

こちらはハシボソガラスのものと思われる足跡↓。

干潟の水際には、カモの足跡がたくさん↓。

みなさん、みつけた鳥の足跡に型をはめ、石こうの粉を水に溶かして、かき混ぜ、タイミングを逃さないように(石こうが固まる前に)型に流し込みました。

今日は風がなく、屋外でも石こうの粉が飛び散らず、みなさん、ほぼ失敗することなく、足型をとることができました。

野鳥観察館に帰ってきてからは、とれた足型をみんなで見せ合い、どんな種類の鳥の足跡がとれたかを考えました。

こちらはカモの足型↓。水かきがあるのが特徴です。左側は小さいので、恐らくコガモだと思われます。

この他、カラスやイソシギと思われる足型をとった参加者の方もいらっしゃいました。

もちろん見られた鳥も振り返りました。今日は21種の野鳥を見ることができました。

 

参加されたみなさん、寒い中、ありがとうございました。

スタッフは、とにかく、無事、足跡をとって無事終えることができて、ほっとしています。

 

次回(2月19日)の渡り鳥調査隊は通常に戻ります(野鳥観察館単独の主催)。

まだ寒い日もあると思いますが、春分も過ぎ、鳥たちの中にはが移動を始めるものもいます。

冬羽から夏羽へ換羽が始まる鳥もいるはずです。

春目前の藤前干潟へぜひお越しください。

★2月19日(土)「藤前干潟の渡り鳥調査隊~2月~」@名古屋市野鳥観察館

【日 時】 2月19日(土)10:00~12:00
【場 所】名古屋市野鳥観察館
【定 員】 15名程度
【対 象】 概ね小学生~大人
【参加費】 無料
【持ち物】 マスク、防寒着、お持ちであれば双眼鏡
【申込み・問合せ先】名古屋市野鳥観察館 TEL:052-381-0160

 

1月15日(土)に観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ7、カンムリカイツブリ913、カワウ3,632、ダイサギ3、アオサギ8、マガモ21、カルガモ142、コガモ32、オカヨシガモ1、ヒドリガモ11、オナガガモ157、キンクロハジロ22、スズガモ243、ホオジロガモ1、ミサゴ11、トビ2、チュウヒ1、シロチドリ9、ダイゼン11、ハマシギ381、アオアシシギ3、イソシギ1、ダイシャクシギ2、ユリカモメ28、セグロカモメ33、オオセグロカモメ3、カモメ5、ウミネコ1、ズグロカモメ35

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2022年1月14日 明日の準備

2022-01-14 23:55:00 | 冬の藤前干潟

2022年1月14日(金) 干潮時間 9時47分 127cm

 

今朝、起きて外を見ると雪が降っていて驚きました。

しかも、かなりの積雪も・・・。今年は本当によく雪が降りますね。

稲永公園の野球グラウンドの様子↓。

 

開館直後、雪が積もった堤防の前の干潟には白い鳥が3羽並んで休んでいました。

ヘラサギ2羽とクロツラヘラサギ1羽です。

 

昼間も風が強くて、とても寒く、時折雪が吹きつけていました。

外に出るのが嫌になるくらいでしたが、明日の「藤前干潟の渡り鳥調査隊~1月~&カモの足の形を見てみよう」の下見へ出かけました。

干潟には、くっきりと風紋(砂紋)が。強い風によって立った波で、干潟にきれいな模様ができていました。

さらに、明日、予定している干潟についたカモなどの足跡を石こうでとる練習を、野鳥観察館前で行いました。

風が強くて、石こうの粉が飛ばされるので、慎重に石こうの粉を紙コップに入れ、その後、水と混ぜました。

石こうが少しかたくなってきたと思ったタイミングで、ハトの足跡の上に石こうを流し込み、固まるのを待つこと10分ほど、、、。

写真ではわかりにくいのですが、ハトの足型(2つ)がとれました。無事成功して安心。

その後、明日は今日のような強風が吹かないよう祈りながら、参加者のみなさんの材料の準備をしました。

明日の「藤前干潟の渡り鳥調査隊~1月~&カモの足の形を見てみよう」に参加されるみなさん、くれぐれも暖かい恰好でお越しください。

 

1月13日(木)に観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ2、カンムリカイツブリ870、カワウ416、アオサギ9、ヘラサギ2、クロツラヘラサギ1、マガモ12、カルガモ75、コガモ50、ヒドリガモ25、オナガガモ296、キンクロハジロ53、スズガモ441、ホオジロガモ2、ミサゴ10、トビ3、チュウヒ2(♂J、♀J)、コチョウゲンボウ1、シロチドリ10、ダイゼン46、ハマシギ605、アオアシシギ2、ダイシャクシギ2、ユリカモメ51、セグロカモメ26、オオセグロカモメ2、カモメ5、ウミネコ2、ズグロカモメ32

 

1月14日(金)に観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ233、カワウ369、ダイサギ1、アオサギ11、ヘラサギ2、クロツラヘラサギ1、ツクシガモ2、マガモ36、カルガモ43、コガモ13、ヒドリガモ7、オナガガモ194、キンクロハジロ12、スズガモ56、ミサゴ8、トビ1、ケリ1、シロチドリ16、ダイゼン48、ハマシギ726、ダイシャクシギ2、ユリカモメ82、セグロカモメ9、オオセグロカモメ1、カモメ2、ズグロカモメ17

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吹き付ける雪の中

2022-01-12 19:27:48 | 冬の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の干潮時間 7時00分 潮位125cm

今日の満潮時間13時18分 潮位181cm

 

今日は、北西の強風があり、一時は雪が吹き付けるとてもとても寒い日でした。

干潟では、1月10日(月・祝)からヘラサギ2羽とクロツラヘラサギ1羽がまた観察されています。

 

1月10日は今日より穏やかなお天気でした。干潟で餌をとるヘラサギとクロツラヘラサギ↓。

左の個体がヘラサギ、右の個体がクロツラヘラサギ↓。

 

今日はとても寒く、干潟が小さい時間帯はヨシ原の脇でアオサギと並んで3羽とも休んでいました↓。白色の丸い物体にしか見えませんが・・・(スマスコ撮影です)。

さらにツクシガモも、干潟が沈んだ後は、風を避けるためか、導流堤の下の方で休んでおり、体全体がよく見えませんでした。

こんなに寒い日はまだまだ続くのでしょうか。

 

【今後の藤前干潟に関するイベント】

★展示中~1月16日(日)レンジャー写真展2021「中部地方の生きもの、風景」@農業文化園・戸田川緑地 農業科学館1階(主催:中部地方環境事務所)

 

【後日追記:中止決定】1月23日(日)第10回ごみと水を考える集い@藤前会館(呼びかけ団体:藤前干潟クリーン大作戦実行委員会など5団体)→詳細はこちら(藤前干潟クリーン大作戦実行委員会のHP)

 

★2月26日(土)藤前干潟サイエンスカフェ「動物目線で探る海の環境」@名古屋市環境学習センター(主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会)

日時:2022年2月26日(土)13:30~15:00

場所:名古屋市環境学習センター(エコパルなごや)

講師:楢崎友子氏(名城大学農学部生物環境科学科 助教)

参加費:無料

対象:どなたでも

定員:50名(先着)

申込・問合せ先

 藤前干潟ふれあい事業実行委員会事務局 TEL:052-223-1067、FAX:052-223-4199、Eメール:ecopal@n-kd.jp

 ※電話、メール、FAXにて①参加者氏名、②日中連絡の取れる電話番号、(③メールアドレス)を記載して申込みください。

 

 

明日の干潮時間 8時35分 潮位130cm

明日の満潮時間14時29分 潮位182cm

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