観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

オオソリハシシギ飛来

2022-07-30 23:46:39 | 夏の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の満潮時間 6時22分 潮位240cm

今日の干潮時間13時06分 潮位 40cm

 

今日も大潮で、お昼頃に広大な干潟が現れました。

干潟には、ヤマトオサガニがいっぱい。晴れて気温も上がったので、ハサミを上下させたり、泥を口に運んだりと、みんな活発に動いていました。

庄内川の中ほどにできた干潟には、カワウの群れが休んでいました。この後、順に飛び始め、狩りに向かったようです。

そして、今日は、オオソリハシシギ1羽が確認されました。

まだ赤い夏羽がきれいな雄の個体でした。

熱心に羽繕いをしたり、餌を探して干潟を歩き回ったりしていました。

 

【ラムサール条約登録20周年記念「藤前干潟写真コンテスト」作品募集中】

現在、藤前干潟では、写真コンテストの応募作品を募集しています(主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会・名古屋市野鳥観察館、協力:名古屋臨海高速鉄道(株)))。

テーマは「藤前干潟の四季~風景・生きもの~」で、どなたでも応募できます(締切は8月31日(水))。

ぜひ、ご応募ください。→詳細はこちらをご覧ください。

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ983、ササゴイ1、ダイサギ14、コサギ7、アオサギ33、マガモ10、カルガモ1,209、オナガガモ2、ホシハジロ3、スズガモ3、ミサゴ6、トビ1、アオアシシギ2、キアシシギ2、オオソリハシシギ1(♂)、ソリハシシギ1、ウミネコ227

ツバメ、ハシボソガラス、スズメ、ヒヨドリ

 

明日の満潮時間 6時56分 潮位240cm

明日の干潮時間13時37分 潮位 43cm

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ウミネコたち

2022-07-28 20:32:14 | 夏の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の干潮時間11時58分 潮位 45cm

今日の満潮時間18時35分 潮位246cm

 

今日も暑い日でしたね。

潮が良く、ちょうどお昼頃に干潟が広がりました。

カモメの仲間は多くが冬鳥ですが、カモメの仲間のウミネコは藤前干潟では冬はあまり観察できず、夏に飛来します。

野鳥観察館前に広がった干潟には、ウミネコの群れが。

時折、ふわーっと群れ全体が舞い上がり、来館者の方が喜んで観察していました。

ウミネコの群れの中には、きれいな成鳥だけでなく、昨年生まれや今年生まれの、まだ褐色の羽が混じった色合いの個体も観察できました。

 

さて、今年も夏休みに入ってから、野鳥観察館には、多くの小学生連れの家族が訪れています。

理由のひとつに、名古屋市の小学校の夏休みの宿題「夏の生活」に「SDGsフィールドへ行こう」という課題が掲載されていることがあるようです。

 

SDGsフィールドは、「なごや環境大学」実行委員会SDGs未来創造クラブが行っている事業のひとつで、

名古屋市野鳥観察館もSDGsの取組みについて学べる施設としてSDGsフィールドに認定され、SDGsを紹介したパネルを展示しています。

 

また、8月1日(月)~8月31日(水)は、SDGsフィールドをスタンプラリーで楽しみながら回って、SDGsを学べる「なごやSDGsスタンプラリー」が開催されます。

名古屋市野鳥観察館にもスタンプが設置される予定です。(※名古屋市野鳥観察館は月曜休館なので、8月1日はお休みです。)

詳細はこちらをご覧ください(名古屋市のウェブサイト)

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ297、ダイサギ26、コサギ2、アオサギ23、マガモ3、カルガモ103、オナガガモ3、ホシハジロ2、ミサゴ5、トビ1、ダイゼン1、オバシギ3、アオアシシギ1、キアシシギ3、ソリハシシギ1、ウミネコ207

 

明日の干潮時間12時33分 潮位 40cm

明日の満潮時間19時04分 潮位249cm

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干潟を音であそぼ!を開催しました。

2022-07-27 23:49:58 | 夏の藤前干潟

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藤前干潟

今日の干潮時間11時21分 潮位 52cm

今日の満潮時間18時04分 潮位241cm

 

今日は午前中は風があり、雲が多めでしたが、湿度が高く、蒸し暑い日でした。

野鳥観察館の前に現れた干潟には、オバシギ3羽が飛来。

まだ夏羽が残っていました。

この他、シギの仲間では、ソリハシシギ、キアシシギ、アオアシシギが観察できています。

 

さて、昨日は、藤前干潟ふれあい事業の夏休みイベント第1弾として「干潟を音であそぼ!」が藤前活動センターで開催されました。

講師は、パーカッショニストのtaco-bowさん。

今年の「干潟を音であそぼ」は、干潟の音を聞いて感じるとともに、taco-bowさんが作った「藤前干潟ウキウキソング」にあわせて踊ってみることで、

干潟や干潟の生きものことを知ることができるプログラムでした。

最初は、藤前干潟を実際に見に行き、そこで聞こえる”音”に耳を澄ましました。

どんな音が聞こえたかな?(セミの鳴き声、車の走る音、風、工場の機械の音などが聞こえたそうです。)

その後は、干潟でタイココミュニケーション!

ジャンベというタイコをタコさんと一緒に叩きました。みんな、楽しくたたいていましたよ。

 

 

さらにその後は、タコさんの演奏と藤前干潟の映像で、藤前干潟の風景や生きものの姿を楽しみました。→昨年、作成した映像と音楽はこちら(YouTube)

 

最後は、「藤前干潟ウキウキソング」にあわせてダンス!

藤前干潟ウキウキソングには、干潟のいろんな生きものが登場するのですが、2番はトビハゼ、3番はヤマトオサガニ、4番はチュウシャクシギの歌詞になっています。

それぞれの生きものに特徴的な動きをまねした振付を、参加者のみんなで踊りました。

打合せで振付を作っているときは、参加者のみなさんに踊ってもらえるか心配な部分もありましたが、

いざ振付を披露してみると、みんな1回見ただけで、すんなり踊ってくれて、びっくりしました。

 

参加・協力いただいたみなさん、ありがとうございました。

4月からこのイベントの打合せや準備を重ねてきたのですが、本番はあっという間でした。

でも、「藤前干潟ウキウキソング」をみんながイキイキとした顔で踊ってくれていたのが、とても嬉しかったです。

夏休みの良い思い出の一コマになったでしょうか。

 

 

7月24日(日)に観察できた主な野鳥 カワウ613、ササゴイ4、ダイサギ26、コサギ2、アオサギ36、マガモ5、カルガモ55、オナガガモ2、ホシハジロ1、キンクロハジロ1、ミサゴ4、トビ1、アオアシシギ2、キアシシギ3、ウミネコ100

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ297、ダイサギ26、コサギ2、アオサギ23、マガモ3、カルガモ103、オナガガモ3、ホシハジロ2、ミサゴ5、トビ1、ダイゼン1、オバシギ3、アオアシシギ1、キアシシギ3、ソリハシシギ1、ウミネコ207

 

 

明日の干潮時間11時58分 潮位 45cm

明日の満潮時間18時35分 潮位246cm

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ササゴイと

2022-07-24 23:09:39 | 夏の藤前干潟

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藤前干潟

今日の干潮時間 9時05分 潮位 83cm

今日の満潮時間16時10分 潮位207cm

 

今朝の干潟には、キアシシギの姿がありました。

ケリも飛来していました。

すると、川から干潟へまっすぐ進む影に気付きました。

外来生物であるヌートリアでした。

干潟に上陸すると、捨て石の間に消えていきました。

その後、捨て石の上にはササゴイが飛来。

2羽のササゴイが魚を狙っていました。左側の個体は今年生まれでしょうか。

 

明日の干潮時間 9時56分 潮位 72cm

明日の満潮時間16時55分 潮位221cm

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7月の渡り鳥調査隊を実施しました。

2022-07-23 18:19:27 | 夏の藤前干潟

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藤前干潟

今日の干潮時間 8時05分 潮位 94cm

今日の満潮時間15時02分 潮位193cm

 

今日は7月の渡り鳥調査隊を実施しました。

夏鳥などが少しでも見られると良いなと思っていたのですが、観察や調査にはつらい強風が吹いていましたし、コアジサシやササゴイと言った夏鳥は残念ながらイベント中は見られませんでした。

しかし、観察中にハヤブサが飛来。干潟の上でしばらくキョロキョロしたり、お腹を干潟につけて休んでいたりしたので、みなさん、しっかり観察できました。

 

そして、陽炎が激しい500m先にいるこのハヤブサのファインダー像をスマートフォンでキャプチャーして、設置したばかりの65inモニターに写して、参加者のみなさんで一緒に観察もしました。

ハヤブサの後ろで光っているのはヤマトオサガ二です。
(実写ではファインダーの一番小さなフォーカスポイントより小さな画像です。)

800mm(FX)×1.4(テレコン)=1,120mm×ファインダー像拡大32倍=35,840mm?
35,840mm÷50mm=約716倍相当?

スマスコでも、スマートフォンから65inの大型モニターにリアルタイムで写せるようにしましたので、今後、多人数でも野鳥観察を楽しめるようになります。

 

観察と調査の後は、参加者のみなさんに見られた鳥と数を発表してもらいました。今回は見られた種数が少なかったのですが、その分、しっかりカウントしてくれていました。

参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

次回の渡り鳥調査隊は、秋のシギ・チドリの渡りで前半のピークとなる頃の、8月27日(土)AM10:00~12:00に行います。

夏休みでもあります。多くの方の参加をお待ちしています。

★8月27日(土)藤前干潟の渡り鳥調査隊~8月~@名古屋市野鳥観察館(主催:名古屋市野鳥観察館)

 

 

秋の渡り前半ピークの8月中旬から9月上旬まで後一か月弱。
一昨日、キアシシギの群れが遠くに観察できたので、干潟でシギ・チドリを探してみたいと思い、早朝の涼しい時間帯に久しぶりに干潟に立ちました。

アシ原の陰の岩場にキアシシギを見つけることが出来ました。
今日は2羽しか観察できませんでしたが、キアシシギは他のシギに比べ繁殖地が近いので、藤前干潟には1番に帰ってきます。

アオアオシシギは夏越したと思われる個体が確認できました。

最初はそれぞれ別の場所でエサを捕まえていたのですが、それぞれがきれいな声で鳴き合い集まってきました。

他には、渡り鳥ではありませんが、近隣の田んぼで繁殖を終えたケリ達の姿が。ケリは繁殖を終えて夏になると干潟に飛来してきます。

繁殖期の血走った眼をして、大声で鳴く親鳥に比べると、干潟では大人しいように感じます。

チョコレート色をした幼鳥も増えてきたウミネコも観察できました。今日は200羽近くがカウントされました。

7月も後半、暑い夏はこれからですが、キアシシギやソリハシシギ、トウネンといった繁殖地が近くのシギ達は秋の渡りが始まって、これから飛来数を少しづつ増やしてきます。

 

【稲永ビジターセンターと藤前活動センターの企画展が始まりました!】

環境省の藤前干潟の2施設では、今日より企画展がはじまりました(期間:7月23日(土)~12月11日(日))。

きっと、夏休みの宿題の参考にもなりますよ。ぜひ足をお運びください。

 ○稲永ビジターセンターの企画展「鳥の体のしくみ展」@稲永ビジターセンター

 ○藤前活動センターの企画展「干潟のふしぎ展~干潟ってなんだ!?」@藤前活動センター

 

【藤前干潟の推しカニ投票に参加ください!】

藤前干潟の推しカニ投票が始まりました。期間は8月末まで!

野鳥観察館、稲永ビジターセンター、藤前活動センターで実施中です。

来館した際は、あなたの推しカニに投票してくださいね!

 

【参加者の募集を延長しています。「干潟を音であそぼ!」】

7月26日(火)に藤前活動センターで開催する「干潟を音であそぼ!ータイココミュニケーションー」(主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会)は、

定員に余裕があるため、延長して申込みを受付しています。

珍しいタイコをたたける貴重な機会です。ぜひご参加ください。

日時:7月26日(火)10:00~12:00 
講師:本多“taco-bow”正典氏(パーカッショニスト)、本多洋子氏
参加費:無料
対象:小学生(保護者同伴)20名(応募者多数の場合は抽選)
場所:藤前活動センター(名古屋市港区藤前2丁目202)
三重交通バス(イオンモール名古屋茶屋行き)「南陽町藤前」下車15分。駐車場有。
問合せ・申込み先:環境省名古屋自然保護官事務所(〒455-0845 名古屋市港区野跡4-11-2)
   電話 052-389-2877
        FAX 052-389-2878
   Mail WB-NAGOYA@env.go.jp
※申込みの締め切りは7月19日(火)です。

 

【参加者募集中!!8月6日(土)「プランクトンの世界ー藤前干潟を中心にー」】

プランクトンはどうやって採取するの?そんなことも教えてもらえるかもしれません。

プランクトンは、海水だけでなく、淡水や汽水などいたるところにいる生きものですが、いったいどんな生きものなのでしょうか?
実物を見たり、動画を見たりしながら、じっくりとプランクトンについて学びます。
※午後からは、NPO法人藤前干潟を守る会が実施するプランクトン観察会もあります。まるっと1日藤前干潟でプランクトン三昧と過ごすのはいかがでしょうか。

日時:8月6日(土)10:00~12:00
場所:稲永ビジターセンター(港区野跡4-11-2)
講師:大村卓朗氏((株)水圏科学コンサルタント/東京海洋大学共同研究員)
対象:どなたでも20名(先着)
参加費:無料
問合せ・申込み先:環境省名古屋自然保護官事務所(〒455-0845 名古屋市港区野跡4-11-2)
   電話 052-389-2877
        FAX 052-389-2878
   Mail WB-NAGOYA@env.go.jp

 

 

今日の渡り鳥調査隊で観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ2、カワウ1,232、ササゴイ1、ダイサギ42、コサギ14、アオサギ35、マガモ18、カルガモ254、ヒドリガモ3、オナガガモ3、ハシビロガモ1、ホシハジロ2、キンクロハジロ7、スズガモ4、ミサゴ3、ハヤブサ1、ケリ12、イソシギ2、キアシシギ2、アオアシシギ4、ウミネコ181

オオヨシキリ6、ヒヨドリ5、カワラヒワ8、スズメ13、ハシボソガラス7

※イベント前後にスタッフが確認したものも含んでいます。

 

明日の干潮時間 9時05分 潮位 83cm

明日の満潮時間16時10分 潮位207cm

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