藤前干潟
今日の干潮時間 9時29分
今日の満潮時間 16時34分
今日は名古屋市野鳥観察館の休館日です。
干潮時間を迎える頃、少しだけ出勤してきました。
何時もなら庄内川左岸の干潟に多くのアオアシシギやソリハシシギが群れているのに、今日は余り姿が見えません。ダイゼンの群れも導流堤先端の干潟に集まっています。もしかしたらと思ってプロミナーを覗くと上流部の導流堤にハヤブサの姿がありました。それも2羽!
先週からよく姿を見ましたが、困ったことに、ちゃんとシギチドリたちがやってくると一緒に姿を現します。
観察館前の「新ミサゴの木」を見ると今日は4羽が仲良くとまっています。今日に限っては、導流堤先端の「本家ミサゴの木」に勝っています。藤前干潟全体でミサゴは14羽確認しました。
(手前の4羽の他にも後ろの導流堤にも2羽とまっています。
「この流木は来館されるお客さんから人工的に立てた物ですか?」と良く聞かれますが、1年前の(参照・平成20年8月28日)に観察館前に流れ着いた流木です。20年の8月27日から28日朝方までの集中豪雨で東海地方へ多くの災害をもたらした時に観察館前の干潟に流れ着きました。
369日前は↑こんな姿でした。まだ葉が生い茂り、川の流れがあるとゴロゴロと動き向きを変えていました。次の日にはアオサギがとまり、7日後にはミサゴがとまり始めました。
観察するには、結構絶妙な場所約250mといった距離で、望遠鏡を使えば魚を食べているミサゴの様子が良く分かり、館外からなら「チッ、チッ」と鳴く声もよく聞こえます。写真を撮られる方からは「まだ遠い!」と声が聞こえてきますが、もう50m近ければ人の姿が気になって木に降りてこなかったと思います。
4羽の他に、まだ右の枝に2羽くらいなら、とまれそうなので、今度は6羽同時に見てみたいです。
今週は日中の干潮時間になって、秋のシギ・チドリの観察には一番適した週になると思います。
明日の干潮時間 10時15分
明日の満潮時間 17時02分