心待ちにしていた the farewell観てきました。
中国国家を、全世界に散らばる華僑が支えるように、家族も離れ離れに暮らしても結束はかたく、目上を敬うのが中国人の美徳である。
長春に住む、一族最年長の祖母が余命3ヶ月と知った時、家族が集まり、病名を本人に伝えないために右往左往する。中国人は、助からない人には本当の病名を教えないのも、美徳と考えている
アメリカに住む孫娘は人一倍祖母思いで、湧き上がる感情を抑え込むのに苦渋するのだ。
出演者全員が華人系のハリウッド映画。オークワフィナーの声が、伊藤沙莉の声質にカブり、面白い。
懐かしのカーペンターズが劇伴に使われているなど、否が応でもしんみりさせてしまう仕掛けがたくさん。
制作会社のA24の作品にハズレなし。最後まで観て、観客はルル・ワン監督の掌にに乗っていた自分に気づく。
きょうの日記タイトルは、オークワフィナーの名前の由来=awkward
fine。