定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

再起動

2017年02月23日 21時07分35秒 | 日記

代休日は皇太子誕生日だった。近いうちに天皇誕生日になるのであろう。

夕方、新宿武蔵野館へ。新進気鋭のカナダ人 グザヴィエ・ドラン監督の写真右の作品を観るつもりだったが結果、写真左の日活映画のチケットを買っていた。

ロマンポルノ リブート プロジェクトと銘打ち、東京では武蔵野館単館で、一連の新作を上映している。この作品のテーマは、女性同士の純愛であるが、R18であるからプラトニックではない。
愛情表現のクライマックスの場面では、実物の白百合の花が、クローズアップになる、昭和レトロな映像手法であった。

ロマンポルノは、僕が青年時代 全盛であった。元よりエグ味のないポルノ動画である。還暦を越えて鑑賞してみると、
『なにもそこまで、脱がなくていいのよ』てな気持ちが、沸き起こって来る。
昭和の観客席と決定的に異なるのは、3分の1が女性客であった。

プレミアム フライデー

2017年02月22日 19時11分43秒 | 日記

どの業態の人々を念頭に置いた施策なのか、賃金も保障されている一部大企業の従業員に向けたアイデアなんだろうね。
僕は子ども2名に比べれば、楽チンな仕事しているのだが、世の中大多数の人たちは、定時上がりや、好きなタイミングで休みが取れない中で働いているわけです。
フライデーは、早上がりでショッピングを推奨しているが、サービス業態の人々の、労働の負荷は増すだろうね。

僕が施策を打ち出すなら、all the people
笑顔を、第一義とするけどね。
(きょうは大きく出てるな)

明日は代休。年輩者は達観すべきだが、それなりに、職場ストレスもあります。
まだ夕食前だけど、プレミアム ウェンズディ。

パンケーキレンズ

2017年02月21日 19時32分03秒 | 日記

一眼レフカメラを、肩や首、または肩斜めがけして歩く、これ見よがしな年頃は過ぎました。一眼レフが必要な場合は、
単焦点レンズを付けて、バッグの中に入れて運びます。

ズームレンズは筒が長いので、鞄の中で場所を取る。ズームが必要な場面用には、コンパクトカメラを併用しています。

きょうの写真は、単焦点レンズの中でも、とりわけ筒が短いパンケーキレンズ。
1980年代の、中古フィルムカメラを購入した折、セットで付いていた物。(セットで7千円だった)

単焦点は、内部構造が複雑ではないので、レンズを明るくできます。これはf1.8(fは明るさ)、数字は小さいほど明るさが増す。室内や薄暗い場所でも、このレンズでフラッシュは必要ありません。
憧れはf1.4、値段がグーンと上がります。
現在の僕には身分不相応。つまりレンズの明るさが増すと、家計が暗くなるわけです。

first encounter in 2017

2017年02月20日 21時22分37秒 | 日記
本年初の美缶との遭遇です。

ビジュアル系 猫カタログです。
中身はファッジ、英国キャラメルです。入れ歯だから食べられない。

私の辞書に整理整頓というワードは、ない。積み上げてある缶の内容物は、カメラのレンズ、バッテリー、キャップなどアクセサリー。いまや、どれがどれだか?
ひとつずつ開けて探す、逆ロシアンルーレット。

神のゆらぎ(2014年 カナダ)

2017年02月19日 22時03分50秒 | 日記

シネマカリテで見逃してしまったが、ユジク阿佐ヶ谷で上映中と知った。正月に会員になったシネマで、会員料金800円で鑑賞。
主人公はエホバの証人の信仰を歩んでいる若いカップル。この2人の時間軸のみ正方向に進行する。女性は看護師である。
墜落することなるカナダ発キューバ行の旅客機に乗り合わせるた人々のエピソードが時間軸を前後させながら、描かれていく。
航空機事故の唯1人の生還者が、女性が勤務する病院に運び込まれる。輸血をしなければ死を待つだけだが、看護師女性の型のみが、輸血可能である。
輸血は信仰の教義に反すること。つまり、遠藤周作『沈黙』と同質の葛藤が、生まれていくわけだ。そして、看護師の恋人も輸血が必要な重い病に罹っている。

『神が全知全能ならば、飛行機は堕ちない』ストーリーの肝となる台詞である。
仮に全知全能の神が在るとすれば、神が揺らぐことはない。むしろ、自分たちが作った規範の中で揺らいでいるのは、人間の方であろう。