定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

さよならTBSの朝ワイド

2022年01月24日 21時43分00秒 | 日記
新宿ピカデリーのエントランスでは、公開作品coming soonのディスプレイに趣向を凝らしている。1月下旬公開の『さよなら銀河鉄道999』、堂々の展示物は宇宙戦艦ヤマト第三次改装型です。

広島・呉の大和ミュージアムを見学したのは2012年、もう10年前のこと。10年はあっという間に。

大学勤めの頃、出勤前はTBSのMC夏目三久のニュースワイドを観ていた。夏目三久が勇退し、現在は安住紳一郎・香川照之のTHE TIMEに。
MC2名に異存はないが、部分的にコント仕立てになったり、今風の言を使えばあざとし。
そして何より気忙しいのは、2時間40分のBGMがかのゴダイゴ♬銀河鉄道999、良い曲だが耳につき過ぎてやるせなし。

というわけで、朝はすっかりTBS離れをしてしまっているこの頃です。


コメディに涙腺がゆるむ

2022年01月23日 18時51分00秒 | 日記
中国のコメディでタイムリープもの。主演の喜劇女優 ジア・リンが監督をしている。
出来が悪い自分は如何ともし難いが、何とか母を喜ばせようとする娘の物語。大学の第二部に合格したが、花形学部の合格証を偽造して祝いの会を大々的に催した帰り。母娘は交通事故に遭い、母は生死の間をさまよっている。

そんな時、娘は1981年にタイムスリップし、結婚前の母に遭遇するのだ。母は化学工場で働きボイラー技士に思いを寄せていた。
工場では有力者の息子が主任の職にあり、娘はどうにかして母と主任を結びつけるべく画策する。

成功すれば未来の自分はいないことは自明のなか、娘の涙ぐましい努力が可笑しく、笑いながら涙腺が。

1980年代初頭の中国、若者たちの素朴で元気な活動が描かれている。
公園でのボート遊び、職場の学芸会、映画館でのデート、百貨店でのテレビの争奪戦。どれもかつて、我が国の若者も経験してきた事象だ。

監督主演ジア・リンは中国では人気役者らしいが、アラフォーでありながら高校生を演じているのも笑える。
そして監督の母の人生がモデルとなっていること、ラストの実写(写真)で分かる。母に捧げたほのぼの作品。



座敷牢的結婚生活

2022年01月21日 22時28分00秒 | 日記
インド料理を扱った作品ではない。
インド社会の中での女性の地位に焦点を当てている。

見合い結婚をしたカップル。夫は高カーストの家に生まれ、社会科の教師をしている。妻はアッパーミドルクラスの家庭に生まれ、中東で教育を受けた高学歴者。
嫁ぎ先が自身のカーストの伝統を重んじる家庭ゆえに、妻は一日中おさんどんに明け暮れ、また夫の気分次第の夜の交わりに耐えている。
夫は勤務校にて、社会の最小単位である家庭の大切さを説いているのだが。

カーストの違いによる超えられない壁は『あなたの名前を呼べたなら』(2019年)で描かれている。
また女性が生理中、家庭内で如何に扱われるかについては『パッドマン 5億人の女性を救った男』(2018年)で詳細に描写された。

本作では、インドの慣わしに敢然と立ち向かう若き妻が描かれた。
妻の友人の家では、料理全般を夫が作っている。フェミニスト退治と称して、複数人の男がその家に夜襲をかけるシーンが印象的だった。


こんな帽子を被っていた

2022年01月20日 17時30分00秒 | 日記
中学・高校時代の制帽です。
中高一貫で帽子の下は丸坊主がルール。

制服のブレザータイプは良かったが、シャツは開襟で白襟を上着の上に出すのがルール。

どの時代も同様、生徒は二極化していて、真面目一本槍にルールを守る派とトコトンくだける派。
後者は早い時期からボタンダウンシャツなんかを着る。そして長髪にならぬ程度に髪をのばす。

風紀の乱れを察知すると、同じ敷地内の大学部の学生が、手にバリカンを持って乗り込んできたりした。
僕はもちろんくだけまくる1人だったけど。

写真のえんじ色帽子は、還暦の時に母校の同窓会から頂戴した。生徒の頃は紺色。
今年から還暦者に帽子を贈らないことになった。そこで、所有者有志から回収し、還暦祝いに貸与し記念撮影をすることに決まったようだ。

持っていても被る機会はない。客間で埃をかぶっている。
返却する前に被ってみた。意外と似合う。
返却どうしようか?迷っている。

仕事先の日陰にて

2022年01月19日 22時46分00秒 | 日記
蝋梅が咲いていた。
「蝋梅」という名前だけは知っていたが、初めてじっくりとその姿を認める。

木の高さ2メートル。日陰にあっても生育するらしい。

母校の同窓会事務局の仕事をしている。原点回帰の一事務員です。
卒業生の訃報に触れるのも仕事の一部。本日は同窓生母堂の訃報が入って来た。107歳の大往生、人生百年の現実が目の前に。

仕事は細かいので、脳の老化は食い止められるはず。健康なら70過ぎまでやれるかな?

仕事場の庭で蝋梅に癒され、縁の下(日陰)で頑張るぞ、と心を決めた。