少し古い話で、今月1日に北朝鮮でデノミが行われたという。
上を見ても下を見てもきりはないが、なんだかんだと云っても日本はいい国である。これまで先人が血と汗で築き上げてきたおかげで今日ある。
今夏、前政権の不甲斐なさもあって、「政権交代!」とマスコミに煽られ、バラマキというアメに目がくらんだかやらせてみることになった。
25日過去最大の92.3兆円予算政府案が閣議決定したが、子供手当を含む社会保障費が前年比9.8%増の27.3兆円と一般歳出53.4兆円の半分を占め、代わりに公共事業費関係は18.3%減の5.8兆円の過去最大の減少幅といわれる。国債発行額も前政権より多い44.3兆円となった。
児童手当でなんとかやってきたのに、マニフェストありき所得制限なし子供手当が本当に必要なのだろうか。不景気で貯蓄にまわってしまわないか、はたして少子化対策に寄与するのだろうかといろいろ懸念される。
一方外交面では安全保障問題で米と距離を置き、隣国に明け渡そうとするかのような動きがあり国際社会から不審の目で見られてもいる。
ここにきて現政権の支持率もじわりじわりと低下してきた。少数政党の「連立解消」という脅しに鼻面を引き回されるのは前政権と同じ様だ。あんだけ政権交代を煽ったマスコミも退きはじめた。モラルなき金持ちお坊っちゃまと守銭奴のお遊びを止めさせなければと思い始めたのではないか。
2009年11月30日、北朝鮮は同国通貨ウォンの100分の1のデノミを行った。北朝鮮では1992年にも「貨幣改革」と称して新旧通貨の交換が行われたことがあるが、当時の比率は1対1だった。今回のデノミには一世帯あたり10万ウォン(非公式レートで約3000円)の上限額が設けられ、それを超える現金は事実上北朝鮮政府に没収される。市民の間では不満と混乱が生じており、政府は対策として銀行預金者に10分の1の「優遇」レートを、また1世帯あたりの交換額が旧10万ウォンに満たない世帯には「配慮金」として一人当たり新500ウォンを支給する。(Wikipedia)
北朝鮮が17年ぶりデノミ 2009.12.1 22:48 産経
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/091201/kor0912011229003-n2.htm
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【ソウル=水沼啓子】北朝鮮が17年ぶりに通貨ウォンのデノミネーション(通貨呼称単位の変更)を実施した。韓国の聯合ニュースが1日までに報じた。また、中国国営新華社通信によると、北朝鮮外務省当局者は1日、デノミ実施を平壌の外国大使館に通知したという。今回のデノミはインフレ対策のほかに、富裕層らが自宅に保管している“タンス預金”を市場に出回らせることが狙いとみられ、それだけ北朝鮮の経済が逼迫(ひっぱく)していることがうかがえる。
聯合ニュースによると、旧通貨と新通貨の交換比率は100対1。11月30日午後から交換が行われ、平壌市民は突然のデノミに驚き、自宅の現金を両替しようと闇市に殺到。ドルや人民元が暴騰するなど混乱したという。
北朝鮮のデノミについて、韓国統一省は「現在確認中」としているが、確認されれば今回で5回目の実施となる。統一省によると、北朝鮮の新通貨発行は1992年以来。ただ当時は交換比率が1対1で、新しい貨幣に換えられる上限が決まっていたため超過した分は事実上、国に没収された。
90年代後半に数百万人が餓死したとの情報がある北朝鮮は2002年7月、「経済管理改善措置」を発令。滞りがちになっていた配給制を取りやめ、公定価格や給料を引き上げるなど、経済の活性化を図った。そのため急激なインフレも起きた。現在、北朝鮮の一般の労働者の給料は月額3000ウォン前後とされるがこれはトウモロコシ2キロの値段にすぎず、それほどインフレが深刻ということだ。
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02年の措置以降、住民の間で個人商売が急増し、個人が所有する現金も一部で増えたが、北朝鮮内で実際に流通する通貨量は不足したという。また拝金主義やわいろも蔓延(まんえん)し、一部の特権階級が私財をため込んできたとされる。
一方、海外で働く貿易商や駐在員らの外貨持ち込みについては、北朝鮮当局が定めた「忠誠資金」さえ納めれば私有財産を認めるとして、外貨の持ち込みを上限なしに黙認してきた。その結果、当局の統制範囲を超える資金が流通するようになったという。
こうした資金が不動産市場に集まり、平壌市内の最高級アパートの価格が1、2年の間に2倍以上に暴騰するなどの現象を招いた-と聯合ニュースは伝えている。
脱北者によると、富裕層らの住民は利率も低く預金保証もない国内の金融機関には預けず、自宅に現金を保管するという。こうした“タンス預金”が国家経済の運営に深刻な影響を及ぼすまで膨らんだとみられる。
韓国の民間運営の対北朝鮮ラジオ「開かれた北朝鮮放送」の電子版が1日、消息筋の話として伝えたところによれば、北朝鮮当局は1世帯当たり保有している10万ウォンまで新しい貨幣に換えると指示したという。多くの私財を蓄えている住民らは膨大な損害を被るとしている。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/091201/kor0912011229003-n2.htm
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【ソウル=水沼啓子】北朝鮮が17年ぶりに通貨ウォンのデノミネーション(通貨呼称単位の変更)を実施した。韓国の聯合ニュースが1日までに報じた。また、中国国営新華社通信によると、北朝鮮外務省当局者は1日、デノミ実施を平壌の外国大使館に通知したという。今回のデノミはインフレ対策のほかに、富裕層らが自宅に保管している“タンス預金”を市場に出回らせることが狙いとみられ、それだけ北朝鮮の経済が逼迫(ひっぱく)していることがうかがえる。
聯合ニュースによると、旧通貨と新通貨の交換比率は100対1。11月30日午後から交換が行われ、平壌市民は突然のデノミに驚き、自宅の現金を両替しようと闇市に殺到。ドルや人民元が暴騰するなど混乱したという。
北朝鮮のデノミについて、韓国統一省は「現在確認中」としているが、確認されれば今回で5回目の実施となる。統一省によると、北朝鮮の新通貨発行は1992年以来。ただ当時は交換比率が1対1で、新しい貨幣に換えられる上限が決まっていたため超過した分は事実上、国に没収された。
90年代後半に数百万人が餓死したとの情報がある北朝鮮は2002年7月、「経済管理改善措置」を発令。滞りがちになっていた配給制を取りやめ、公定価格や給料を引き上げるなど、経済の活性化を図った。そのため急激なインフレも起きた。現在、北朝鮮の一般の労働者の給料は月額3000ウォン前後とされるがこれはトウモロコシ2キロの値段にすぎず、それほどインフレが深刻ということだ。
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02年の措置以降、住民の間で個人商売が急増し、個人が所有する現金も一部で増えたが、北朝鮮内で実際に流通する通貨量は不足したという。また拝金主義やわいろも蔓延(まんえん)し、一部の特権階級が私財をため込んできたとされる。
一方、海外で働く貿易商や駐在員らの外貨持ち込みについては、北朝鮮当局が定めた「忠誠資金」さえ納めれば私有財産を認めるとして、外貨の持ち込みを上限なしに黙認してきた。その結果、当局の統制範囲を超える資金が流通するようになったという。
こうした資金が不動産市場に集まり、平壌市内の最高級アパートの価格が1、2年の間に2倍以上に暴騰するなどの現象を招いた-と聯合ニュースは伝えている。
脱北者によると、富裕層らの住民は利率も低く預金保証もない国内の金融機関には預けず、自宅に現金を保管するという。こうした“タンス預金”が国家経済の運営に深刻な影響を及ぼすまで膨らんだとみられる。
韓国の民間運営の対北朝鮮ラジオ「開かれた北朝鮮放送」の電子版が1日、消息筋の話として伝えたところによれば、北朝鮮当局は1世帯当たり保有している10万ウォンまで新しい貨幣に換えると指示したという。多くの私財を蓄えている住民らは膨大な損害を被るとしている。
上を見ても下を見てもきりはないが、なんだかんだと云っても日本はいい国である。これまで先人が血と汗で築き上げてきたおかげで今日ある。
今夏、前政権の不甲斐なさもあって、「政権交代!」とマスコミに煽られ、バラマキというアメに目がくらんだかやらせてみることになった。
25日過去最大の92.3兆円予算政府案が閣議決定したが、子供手当を含む社会保障費が前年比9.8%増の27.3兆円と一般歳出53.4兆円の半分を占め、代わりに公共事業費関係は18.3%減の5.8兆円の過去最大の減少幅といわれる。国債発行額も前政権より多い44.3兆円となった。
児童手当でなんとかやってきたのに、マニフェストありき所得制限なし子供手当が本当に必要なのだろうか。不景気で貯蓄にまわってしまわないか、はたして少子化対策に寄与するのだろうかといろいろ懸念される。
一方外交面では安全保障問題で米と距離を置き、隣国に明け渡そうとするかのような動きがあり国際社会から不審の目で見られてもいる。
ここにきて現政権の支持率もじわりじわりと低下してきた。少数政党の「連立解消」という脅しに鼻面を引き回されるのは前政権と同じ様だ。あんだけ政権交代を煽ったマスコミも退きはじめた。モラルなき金持ちお坊っちゃまと守銭奴のお遊びを止めさせなければと思い始めたのではないか。