竹島問題で韓国側の論拠崩す公文書発見 2010.2.23 06:52 産経
http://sankei.jp.msn.com/life/education/100223/edc1002230654001-n1.htm
日本と韓国が互いに領有権を主張する竹島問題で、韓国側が論拠としている「竹島はわが国と関係ない」とする明治政府の文書「太政官指令」の内容は、現在の竹島(韓国名・独島)を示すのではなく、朝鮮半島沖にある「鬱陵島(うつりようとう)」と判断できる島根県の行政文書が見つかったことが22日、竹島問題研究会への取材で分かった。研究者は「韓国側の主張が崩れる貴重な資料」と注目している。
太政官指令は明治10年に作成され、「竹島ともう一つの島はわが国と関係がない」と記述しているため、韓国側は「日本が領有権を放棄した」と主張。しかし、明治政府発行の当時の地図では現在の竹島の位置に何もなく、朝鮮半島沖にある鬱陵島が「竹島」「松島」の2つの名前で書かれていることから、太政官指令での竹島はこれまでも鬱陵島を指すとみられていた。
今回見つかった行政文書は島根県が所蔵し、太政官指令の5年後に作成された明治15年1月31日付の「県治要領」。杉原隆・県竹島研究顧問(71)が当時の外務省関連文書などを調べる過程で見つけた。
この県治要領では、地元の士族が島根県に出した鬱陵島とみられる「松島」の開拓願いについて、内務省が「松島は朝鮮領」として不許可にした経緯を記述。そのなかに「前に指示した通りわが国に関係ない」という趣旨の記述があった。
太政官指令と重なり合う内容であることから、太政官指令で表記された竹島は、県治要領で示す松島、つまり現在の鬱陵島とみられる可能性が一層強まったという。
この問題では現在の竹島が日本領であることを示す19世紀のドイツ製の地図も複数見つかっている。
同研究会座長を務める下條正男・拓殖大教授は「韓国側が太政官指令を頼りにしてきた論拠が崩れた」と評価している。
http://sankei.jp.msn.com/life/education/100223/edc1002230654001-n1.htm
日本と韓国が互いに領有権を主張する竹島問題で、韓国側が論拠としている「竹島はわが国と関係ない」とする明治政府の文書「太政官指令」の内容は、現在の竹島(韓国名・独島)を示すのではなく、朝鮮半島沖にある「鬱陵島(うつりようとう)」と判断できる島根県の行政文書が見つかったことが22日、竹島問題研究会への取材で分かった。研究者は「韓国側の主張が崩れる貴重な資料」と注目している。
太政官指令は明治10年に作成され、「竹島ともう一つの島はわが国と関係がない」と記述しているため、韓国側は「日本が領有権を放棄した」と主張。しかし、明治政府発行の当時の地図では現在の竹島の位置に何もなく、朝鮮半島沖にある鬱陵島が「竹島」「松島」の2つの名前で書かれていることから、太政官指令での竹島はこれまでも鬱陵島を指すとみられていた。
今回見つかった行政文書は島根県が所蔵し、太政官指令の5年後に作成された明治15年1月31日付の「県治要領」。杉原隆・県竹島研究顧問(71)が当時の外務省関連文書などを調べる過程で見つけた。
この県治要領では、地元の士族が島根県に出した鬱陵島とみられる「松島」の開拓願いについて、内務省が「松島は朝鮮領」として不許可にした経緯を記述。そのなかに「前に指示した通りわが国に関係ない」という趣旨の記述があった。
太政官指令と重なり合う内容であることから、太政官指令で表記された竹島は、県治要領で示す松島、つまり現在の鬱陵島とみられる可能性が一層強まったという。
この問題では現在の竹島が日本領であることを示す19世紀のドイツ製の地図も複数見つかっている。
同研究会座長を務める下條正男・拓殖大教授は「韓国側が太政官指令を頼りにしてきた論拠が崩れた」と評価している。
「竹島の日」記念式典とシンポ 領土権確立訴え 2010年02月23日 日本海新聞
http://www.nnn.co.jp/news/100223/20100223055.html
島根県が条例で定めた「竹島の日」の22日、松江市殿町の県民会館で記念式典と領土問題シンポジウムが開かれた。出席者は5周年を迎えた条例制定の成果を挙げ、領土権確立へ世論喚起の取り組み強化を求めた。
式典では、溝口善兵衛知事が「竹島問題は国家間の外交努力で平和的に解決すべきもの。国民理解と世論の盛り上がりが必要」とあいさつ。竹島・北方領土返還要求運動島根県民会議の田原正居会長(県議会議長)は国に対し「外交交渉や啓発組織の設置などの動きがいまだない。積極的な対応を望む」と注文した。
シンポでは、竹島問題研究会座長の下條正男氏(拓殖大教授)が「条例制定は歴史に残る出来事。島根県が動いたから国が動いた」とし、韓国が建設を進める竹島海洋科学基地を念頭に「客観的事実を突きつけて迫る、大事な時機にきている」と訴えた。
県の副教材を活用して竹島学習を実践する常角敏氏(隠岐の島町立布施中学校教頭)は「多くの生徒が感情論に流されずしっかり見ている。解決のためにも事実をぶつけ、考えさせる授業をしたい」と話していた。
式典には、衆院外務委員会の鈴木宗男委員長、自民党組織運動本部長の石原伸晃衆院議員、県選出国会議員など政界関係者や一般市民約500人が出席した。
http://www.nnn.co.jp/news/100223/20100223055.html
島根県が条例で定めた「竹島の日」の22日、松江市殿町の県民会館で記念式典と領土問題シンポジウムが開かれた。出席者は5周年を迎えた条例制定の成果を挙げ、領土権確立へ世論喚起の取り組み強化を求めた。
式典では、溝口善兵衛知事が「竹島問題は国家間の外交努力で平和的に解決すべきもの。国民理解と世論の盛り上がりが必要」とあいさつ。竹島・北方領土返還要求運動島根県民会議の田原正居会長(県議会議長)は国に対し「外交交渉や啓発組織の設置などの動きがいまだない。積極的な対応を望む」と注文した。
シンポでは、竹島問題研究会座長の下條正男氏(拓殖大教授)が「条例制定は歴史に残る出来事。島根県が動いたから国が動いた」とし、韓国が建設を進める竹島海洋科学基地を念頭に「客観的事実を突きつけて迫る、大事な時機にきている」と訴えた。
県の副教材を活用して竹島学習を実践する常角敏氏(隠岐の島町立布施中学校教頭)は「多くの生徒が感情論に流されずしっかり見ている。解決のためにも事実をぶつけ、考えさせる授業をしたい」と話していた。
式典には、衆院外務委員会の鈴木宗男委員長、自民党組織運動本部長の石原伸晃衆院議員、県選出国会議員など政界関係者や一般市民約500人が出席した。
わざわざ抗議にやってくるソウル市議よ、しっかり勉強して帰ってくれ
竹島の日:元ソウル市議ら抗議 県警、250人態勢で周辺警備--県民会館 /島根 毎日新聞 2010年2月23日 地方版
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20100223ddlk32040630000c.html
県警は22日、250人態勢で周辺警備を行った。「竹島の日」式典の会場となった松江市殿町の県民会館では、金属探知機で身体検査を行うなど不審物などを持ち込まないかを厳重にチェックした。
毎年、「竹島の日」に合わせ抗議活動を行っている韓国の元ソウル市議、崔在翼(チェジェイク)・独島守護全国連帯代表ら6人が今年も来日。日本政府に対して「竹島の日を直ちに廃棄せよ」「歴史のわい曲を直ちに是正せよ」などと訴え、抗議文を県総務部の藤原孝行次長に手渡した。
また県庁周辺では日本の政治団体十数団体が街宣活動を行ったが、大きな混乱はなかった。【岡崎英遠】
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20100223ddlk32040630000c.html
県警は22日、250人態勢で周辺警備を行った。「竹島の日」式典の会場となった松江市殿町の県民会館では、金属探知機で身体検査を行うなど不審物などを持ち込まないかを厳重にチェックした。
毎年、「竹島の日」に合わせ抗議活動を行っている韓国の元ソウル市議、崔在翼(チェジェイク)・独島守護全国連帯代表ら6人が今年も来日。日本政府に対して「竹島の日を直ちに廃棄せよ」「歴史のわい曲を直ちに是正せよ」などと訴え、抗議文を県総務部の藤原孝行次長に手渡した。
また県庁周辺では日本の政治団体十数団体が街宣活動を行ったが、大きな混乱はなかった。【岡崎英遠】