落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

【山】大山(弥山1709m)・・湯原温泉、神庭の滝 (2/2)

2013年11月23日 | 散歩・山歩き
11月22日(金) 晴れ時々曇

昨晩(21日)は雪の大山登山の後、鏡ヶ成国民休暇村に一泊しました。
熱いお風呂で疲れを癒し、久しぶりに上げ膳据え膳、酒2合と懐石料理はうまかったです。
食事の後はすることもなくバタンキューで寝入りました。

おかげで、今朝は夜明け前に目が覚め、外を見ると降雪はないものの曇のようです。
東側の山には雲がかかっています。どうやら昨日と同じような天気です。
朝風呂のあと朝食をしっかりとってチェックアウト、行動開始しました。


気温は2度、幸い道路の凍結もなさそうです。
まずは景勝ポイントの鍵掛峠に行ってみました。

お馴染みの絵柄だとこの向こうに冠雪の大山が見えるはずですが・・・残念。

大山の周回路ドライブで四方八方から大山を眺めるつもりでしたが諦め、真庭市に向かいました。


南大山大橋から。やはり大山は雲の中。


下蚊屋ダムを望む背戸の谷橋から。少しだけ山裾が見えました。

未練を振り切り伯耆街道(国道482)へ
晴れの国岡山らしく青空がのぞいてきました。

蒜山三山。この山もいつか縦走してみたい山です。


関西屈指の露天風呂、湯原温泉。湯船が3つありました。
もう関係ありませんが、最初「子宝の湯」に入りました。ぬるめですが、岩に頭をのせて峡谷の紅葉をながめるのは至福の一時でした。
四阿の屋根のある「長寿の湯」は熱めでよく温もりました。

橋のたもとの食堂は休業。若い女将さんの話では、年末にかけて障子の張り替え中とか。
紹介して貰った「神庭の滝」に向かいました。


落差120mの堂々の滝でした。滝に向かう沿道にはニホンザルが降りてきていました。
竹箒を持った管理人の方にきいてみると、180匹いるそうです。


川沿いの紅葉。
茶店でぜんざいを賞味。
若い美人の女将さんは「お餅がよく伸びたでしょう」と云う。
「ええ」「新見の米なんですよ」とのこと。大粒の小豆とあいまってうまかった。

さらに南下、旭川沿いに酒蔵などの懐かしい家並みが見えてきました。
「景観保存」の看板が目についたので寄ってみました。




出雲街道(国道181)に出たところで「久世ラジューム温泉」の看板が目につきました。
中国自動車道の時間帯割引(17時以降)にはまだたっぷり時間があるので寄ってみることに。
中川橋を渡り川上方向、山の上に「百楽苑」というこの地域の福祉センターがありました。
湯船からはむかいの山々がほぼ上まで紅葉しているのが眺められます。
山裾に出雲街道が東西に伸び、行き交う自動車が豆粒のように、時折夕日に光って見えます。
他に入ってくるひともおらずゆったりと、おまけに高齢者料金が¥200はうれしい。

よく温もった後、付属の軽食堂で親子丼を注文。
ウイークデーのためか、親父さんがひとり店番、快くこしらえてくれました。

大山周回はならなかったけれど、この日二回も温泉に入り朝風呂も入れれば三回、まことにけっこうなドライブになりました。









【山】大山(弥山1709m)・・湯原温泉、神庭の滝 (1/2)

2013年11月23日 | 散歩・山歩き
11月21日(木) 曇時々晴れ

大山の初冠雪は11月3日にあったそうです。
青空に映える冠雪の大山、山腹の紅葉を見てみたいと出かけました。
鳥取地方の天気予報はなかなか晴れマークが見えませんが、ようやくこの日晴れマークがつきました。

神戸を早朝出発、現場に8時過ぎに到着。
すでに何度か雪が降ったようで、道路脇に雪が残っていました。

桝水原から見る大山、残念ながら山頂に雲がかかっています。

8時45分、下山(しもやま)駐車場から夏山登山コースで登山開始。
登り始めるとあたりは銀世界になりました。

3合目付近の樹氷、見えているのは孝霊山でしょうか。


7合目付近、雪はだいぶん深くなり、雲の中に入ったためか展望はまったくありません。

8合目から木道になりますが、踏み外さないよう目の前の足跡を辿るのみです。
強風もあり冷気が厳しくまさに冬山、夏の大山には来たことがないので、今どの辺りを歩いているのかさっぱりわかりません。
ようやく目の前に山小屋があらわれました。すでに登山者が数名休憩していました。
アイゼンを付けたままでは入れないので、立ったまま一服し、頂上に向かいました。


大山頂上、かじかんだ指先ででシャッターを押しましたが、ただ冷たい強風が吹きつのるだけの面白くない風景です。
ここからは山小屋は見えず、元来た道を足跡を忠実に辿りました。
吹雪であればホワイトアウトであらぬ方向に踏み出すことになるでしょう。もっともそんな悪条件で登ることはないでしょうが。

山小屋に帰り、握り飯を食べ一休みして下山しました。
さすがに人気の山、休んでいる間にも女性を含む若者グループらが到着していました。
14時45分下山駐車場に帰着しました。往復5.6kmですが非常に長く感じました。