落葉松亭日記

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中共・抗日戦勝70周年

2015年09月03日 | 政治・外交
これも歴史戦。 経済的にはガタガタになりつつあるのに、莫大な費用を使って宣伝工作をしなければならない。
現在の中共の建国は1949年(昭和24年)で第二次大戦後である。
日本が相手にしていたのは蒋介石の中華民国国民党政府であった。
毛沢東はコミンテルンの指令を受けて蒋介石に協力はしていたようだが。
戦後、その中国は全面的な内戦に突入。中華民国国民党は毛沢東の共産党(人民解放軍)に敗れ、台湾へ逃げ込んだ。
1949年10月1日に毛沢東が中華人民共和国の成立を宣言した。
指令を出したコミンテルンは1943年店じまい、ソ連とも国交断絶。ソ連は1991年崩壊しロシア連邦となった。
1976年、毛沢東死去。小平が後継となる。
中共は文革の誤りを認め、市場経済を導入現在に至る。
戦後世代に「正しい歴史観を」 習主席、安倍首相談話に反論 中国、歴史戦の継続を宣言 【抗日70年行事】2015.9.3 16:34更新
http://www.sankei.com/world/news/150903/wor1509030053-n1.html

写真:「抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利70周年」の記念行事で、演説する習近平国家主席=3日、北京の天安門(新華社=共同)

 中国の習近平国家主席は3日午後、「抗日戦争勝利70周年」記念の軍事パレード後のレセプションで「侵略戦争以後に生まれた人であっても正しい歴史観を持ち、歴史の教訓を心に刻まなければならない」と述べ、戦後生まれの日本人に対して「正しい歴史観」を持つよう求めた。

 安倍晋三首相が戦後70年談話で「戦争に関わりのない世代に、謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」として謝罪に区切りを付けたい意向を示したことを暗に批判し、歴史認識をめぐる対日攻勢の継続を宣言した形だ。

 習氏は「侵略戦争を否定したり、歪曲したり、さらには美化したりする全ての言動は自らも他人もだますことだ」と指摘。「侵略戦争の否定は歴史をもてあそぶものであり、人類の良識に対する侮辱だ。世界中の人の信頼を失うのは必然だ」と述べ、レセプションに参加したロシアのプーチン大統領らに共闘を呼び掛けた。(共同)

中共は、何処と戦争するのかまだ230万人の兵力を持つ。(日本は約25万人)
戦勝70周年式典 習主席「軍の兵力を30万人削減」 2015/09/03 16:37
http://www.epochtimes.jp/2015/09/24464.html

 中国の習近平国家主席は3日午前、北京の天安門広場で行われた中国の抗日戦勝70周年を記念する式典と軍事パレードでの演説で、約230万人の中国軍の兵力を30万人削減すると宣言した。
 習主席は記念演説で、中国軍に対し「祖国の安全と人民の平和な生活を守るため、神聖な職務をしっかりと心に刻むように」と強調。そして「中国は終始平和発展の道を堅持する」としたうえで、「私は宣言します。中国軍の兵力30万人削減を行う」と述べた。
 1949年の政権樹立後、中国軍はこれまでに10回の大規模な兵力削減を行った。総兵力は朝鮮戦争時の627万人から現在の230万人に減ってきた。今回の削減でさらに200万に縮小すると見込まれる。
 天安門の望楼で当日、習主席夫妻をはじめ、中国共産党の指導部メンバー、ロシアのプーチン大統領や韓国の朴槿恵大統領ら31カ国の首脳級が記念式典に出席した。また、胡錦濤前国家主席や江沢民元国家主席ら長老も登場した。
(翻訳編集・王君宜)

歴史認識で中共の指令?を受ける面々。
この方々は、中共のウイグル侵攻、チベット侵攻には何も云わない。
「抗日戦勝」行事に村山・山口氏ら出席 都内の中国大使館2015.9.1 10:14更新
http://www.sankei.com/politics/news/150901/plt1509010015-n1.html

中国大使館で開かれた「抗日戦勝70年」を記念するレセプションに出席した(左から)共産党の穀田恵二国対委員長、公明党の山口那津男代表、民主党の赤松広隆前衆院副議長、村山富市元首相 =31日午後、東京都港区


 中国の「抗日戦勝70年」を記念するレセプションが31日、東京・元麻布の在日中国大使館で開かれ、村山富市元首相、公明党の山口那津男代表ら約200人が出席した。
 冒頭のあいさつで、程永華駐日大使は、「日本軍国主義が起こした侵略戦争は、中国とアジアの被害国国民に甚大な災害をもたらした」と発言。アジアの近隣諸国と関係を改善する上で、「過去のあの歴史を正しく認識して取り扱うこと」を日本に求めた。

傲慢なるメディアの「良心」と「戦勝国」気取りの中韓
『月刊正論』 2015年7月号より一部分引用
http://ironna.jp/article/1940

戦勝国気どるPRCにレッドカード

 「中華人民共和国」にも同じ思いがあります。
彼らもまた第二次世界大戦中は存在していませんでした。
私は「戦勝国」を自称したがる彼らに大きな違和感を覚えています。

 日本が相手にしていたのは最初から最後まで蒋介石の「中華民国」、つまり国民党政府とその軍でした。
日本人は「中国」と何気なく言いますが、現政府は中華人民共和国の英語の正式名称の頭文字を取った「PRC」と呼ぶなりして区別すべきです。
 毛沢東率いる中国共産党の八路軍が日本軍と戦った事実は確かにあります。
が、それは断じて「戦争」ではありません。あくまで彼らは非合法ゲリラ組織に過ぎなかったのです。

 ボクシングに喩えましょう。彼らは「日本軍対国民党軍」という公式戦の最中、リングの外から日本軍に空き缶を投げつけるライセンスのない輩のような存在です。
公式戦は常に日本軍の圧倒的優勢でしたが、結果は国民党軍の判定勝ちでした。
しかし試合でボロボロになった勝者(戦勝国)を今度は先程の輩がボコボコにして追い出してしまう。

 彼らは後にライセンスを取得し、ジムの会長になる。
そして国際舞台で一定の地位を得て代替わりを重ねるうちに急に「昔、私達が公式試合で日本に勝ったのだ」「自分がチャンピオン(戦勝国)だ」と言い出します。
このあたりの感覚は韓国とほとんど同じだと思いますが、PRCの振る舞いはざっとこんな感じです。

 先の戦争で日本に勝ったのは米国だけです。
「連合国が勝った」と言う人がいますが、オランダ軍やイギリス軍、フランス軍もアジアの植民地から日本軍によってあっさり追い出されました。
米軍もフィリピンから一度は追い出されましたが、戻ってきて日本と徹底的に戦って、最終的に勝ったのです。
ちなみに米国は対日戦で明らかな戦時国際法違反を数多く犯しました。
日本はそれほど強かった。米国はなり振り構わず、死に物狂いで勝利をつかんだのです。

 そういうわけで私は韓国やPRCの戦勝国を気どった振る舞いをみるたびに「ふざけるな」と一喝したくなります。
ただ、彼らに反論できずにいる日本人にも「もっとしっかりしろよ」と言いたい。
70歳にもなるプロパガンダに縛られる必要はありません。
世界中で日本ほど他国に昔の戦争で謝罪を繰り返す国はありません。
今年は戦争終結70周年の節目の年です。自国を取り巻く外交の現状や史実が正しく理解され、周辺国の執拗な言い掛かりに屈せず、主張すべきことを堂々と主張する。
日本の主張がより世界へ広まるよう心から願っています。

ケント・ギルバート氏 米カリフォルニア州弁護士、タレント。1952年、米アイダホ州生まれ。71年に初来日。80年、国際法律事務所に就職して東京に赴任。83年、TBS系列「世界まるごとHOWマッチ」に出演し、一躍人気タレントへ。最新刊は「不死鳥の国・ニッポン」(日新報道)。公式ブログ「ケント・ギルバートの知ってるつもり?」では辛口の意見を発信中。