落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

サイバー戦争

2015年09月11日 | 世相
軍事による戦争ではなく、目に見えない情報戦が行われている。
以前にも関係記事をスクラップした記憶がある。(バックドア
今後益々熾烈になり、終息することはないだろう。
なにしろ国境なき戦争、取り締まる方法がない。
レノボ、ファーウェイなど中国企業の通信機器 悪意あるソフト、あらかじめ搭載 大紀元 2015/09/10 18:44
http://www.epochtimes.jp/2015/09/24481.html

 レノボ、ファーウェイ(華為)、シャオミ(小米)など中国企業の通信機器に、悪意あるソフトがあらかじめ搭載されている。ドイツのITセキュリティ会社が調査結果として明かした。 利用者の個人情報、位置情報を盗み、メールや電話を傍受するスパイウェアが仕組まれており、取り除くことも出来ないという。

 ドイツのITセキュリティ企業「Gデータ」は最新の調査で、中国企業のスマートフォンからスパイウェアが確認されたと公表した。「数多くの電話に(スパイウェアは)存在する」と同社セキュリティ担当アンディ・ヘイター氏は、大紀元の電話インタビューに答えた。

 スマートフォン市場で急躍進するシャオミの機器「Xiaomi Mi 4 LTE」にも、3月に類似のマルウェアが搭載されていることをセキュリティ研究者が発見した。同社「Xiaomi Redmi Note」にも、スパイウェアがインストールされていることを、2014年7月31日の香港フォーラムIMAモバイルで研究者が指摘した。

 ヘイター氏によると、一連のスパイウェアは中国にデータを送信しており、決して取り除くことが出来ない。セキュリティのため、利用者の唯一の選択は「新しい別な会社の機器を買うことだ」と述べた。

 セキュリティ企業「Gデータ」が発見したスパイウェアを搭載した中国企業の通信機器は、ファーウェイ、レノボ、シャオミのほか、Alps、ConCorde、DJC、 SESONN、Xidoなど26の携帯モデルで確認できたという。

 スマートフォンに搭載されたスパイウェアは「諜報目的ならば、完璧な道具だ」と、米カリフォルニア州サンフランシスコに拠点を置く「ラクーン・モバイルセキュリティ」のCEOマイケル・シャウロフ氏は大紀元の電話インタビューで答えた。

 同社は2014年9月30日、香港で民主化を求める抗議デモ参加者を狙った、サイバースパイ活動があることを指摘した。メールや音声記録、位置情報、パスワードなどの個人データが悪意あるソフトにより収集されるという。大規模な組織的活動であることが推測されるため、シャウロフ氏は中国政府の関与を指摘した。
(翻訳編集・佐渡 道世)

世界で進行しているサイバー攻撃の凄まじさには目を奪われるが、このマップは全体像のほんの一部に過ぎない ニューズウィーク 2015年7月14日(火)19時47分 ローレン・ウォーカー
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/07/post-3769_1.php

マップ自体も驚くべきなら、データの収集方法にも驚かされる NORSE
http://map.norsecorp.com/

 世界各地で起きているサイバー攻撃をリアルタイムで視覚化する「インタラクティブマップ」(双方向地図)がここ最近、ソーシャルメディアで注目を浴びている。このマップでは、サイバー攻撃が着々と、時には怒涛のごとく行われている様子が、カラフルなレーザービーム風の線で描き出され、見る者の目をくぎ付けにしているのだ。
「ノース社のサイバー攻撃マップを見ていると、催眠術にかけられたみたいになる」と、あるユーザーはツイートしている。

「たった今、中国がアメリカにサイバー攻撃を仕掛けているぞ!」と別のユーザーが叫ぶ。
 しかし、このマップで我々が見ているものとは一体何なのだろうか?
「ここに表示されているのは、実際には当社のインフラ設備に対するサイバー攻撃です」。ノース社のジェフ・ハーレル製品担当部長は、本誌の電話取材に対してそう説明した。そう、ユーザーが見ている間断ない攻撃の嵐は、たった1つの企業に対するものなのだ。

 しかもこのマップに表示されているのは、ノースが受信するデータの1%未満だという。ユーザーが目にしているのは、攻撃のごく一部を抽出した「見本」にすぎないということだ。出所や目標に関する何らかのパターンにユーザーが気づいても、全体像と比較すれば、ほとんど意味を持たないほど次元が違うのだ。

 ノース社は、サイバー脅威に対抗する企業だ。カリフォルニア州フォスターシティに拠点を置き、同社のインフラ設備に対するサイバー攻撃について情報を集め、攻撃の発生源を記録。その悪質なIPアドレスをブロックするよう顧客に知らせている。「顧客が脅威にさらされなくても済むように、我々が最初の攻撃を受けている」とハーレル氏は語る。

 彼は同社のクライアントについて具体的に明かそうとはしなかったが、金融サービスやハイテク産業の企業、そして、米エネルギー省などの政府機関のようだ(エネルギー省は、ノース社と190万ドルの契約を結んでいる)。
これは人間がやっている戦争ではない

 ノース社は、世界50カ国のあちこちに設置した800万台にのぼる特殊なセンサーを介して、ネットワークに対するサイバー攻撃を誘導している。サイバー攻撃が、ミズーリ州セントルイスといった、一見すると意外な場所を絶え間なく襲っているように見えるのはこのためだ(そこには同社の管理事務所があり、センサーも数台設置されている)。これらのセンサーは、一般的なパソコンやX線装置、ATMなど、通常標的とされるシステムに見えるよう設計されている。

「犯人」は、マルウェア(悪意のあるソフトウェア)に感染した高齢者のパソコンかもしれない。サイバー攻撃の大半は自動化されており、不正メールをクリックすることで感染するボット(コンピューターウイルスの一種)によって実行されているのだ。

 ノース社のサイバー攻撃マップは、誕生してから数年が経ち、今年4月にも最新アップデートが行われている。米政府職員2100万人の個人情報が流出した先日の事件のように、大きなハッカー攻撃があるたびこのマップに注目が集まるのは言うまでもない。

例:ASCII誌のレビュー記事
スゴイなぁ、ええなぁと書いてあるが、マルウエアについては特に書いていない。
■アップル、サムスン、ソニモバも恐れるシャオミの最新スマホ『Mi3』レビュー
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/186/186851/

当方はスマホを持っていないが、なかなかいいデザイン。
マルウエアはファームウエアとして組み込まれているので、除去はできないという。
これでビジネスや振込やとやっていると、情報が筒抜け。
エライ時代になったもの。