安倍首相はNYの国連総会で「脅威はかつてなく重大で、眼前に差し迫ったものだ」「(金正恩を)確信的な破壊者」と厳しく非難した。
南北で分断された朝鮮半島、民族自決で統一も可能と思うが、国民性か、隣接する中露の影響か、へたをすれば休戦中の朝鮮戦争再開のおそれがある。
慰安婦問題で反日を極めた朴槿恵前大統領から受け継いだ文在寅大統領は、フラフラとまた日本に擦り寄り始めたという。
先日18日、安倍首相は衆院解散を示唆した。
北朝鮮の核やミサイル実験の連発に対応すべく遅々として進まない憲法改正が頭にあるのではないだろうか。
副産物として不倫議員や暴言議員の大掃除も行われるだろう。
半島「異次元の危機」に米国人、韓国撤退準備 首相は国連で正恩氏罵倒、識者「先制攻撃前提で検討か」 2017.9.23
http://www.iza.ne.jp/kiji/world/print/170923/wor17092308000001-c.html
安倍晋三首相は20日午後(日本時間21日未明)、米ニューヨークで国連総会の一般討論演説を行った。国際社会の警告を無視して「核・ミサイル開発」を強行する北朝鮮について、「脅威はかつてなく重大で、眼前に差し迫ったものだ」「(過去の対話の試みは)無に帰した」「必要なのは圧力だ」などと訴え、安全保障理事会の制裁決議を完全履行するよう求めた。演説の大半を北朝鮮問題に費やす異例の内容で、10月衆院選(10月10日公示-22日投開票予定)でも同問題は最大の焦点となりそうだ。こうしたなか、在韓米国人の退避準備ともいえる動きが発覚した。
安倍首相は演説冒頭、法の支配や安保理改革など多岐にわたるテーマを挙げたうえで、「論点をただ1点、北朝鮮に関して集中せざるを得ない」と切り出し、「今そこにある危機」に言及した。
まず、北朝鮮の脅威について「核兵器は水爆になったか、なろうとしている。運搬手段は早晩、ICBM(大陸間弾道ミサイル)になる」と指摘。国際社会が構築してきた核不拡散体制が「史上最も『確信的な破壊者』によって、深刻な打撃を受けようとしている」と断じ、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長を罵倒した。
同時に、核開発凍結や放棄を定めた1994年の「米朝枠組み合意」や、2005年の「6カ国協議による合意」後も、卑劣な北朝鮮は裏で核開発を続けていたと説明し、「対話とは、北朝鮮にとって、われわれを欺き、時間を稼ぐための手段だった」と指摘。
北朝鮮との対話は、完全に検証可能で不可逆的な「核・弾道ミサイル計画の放棄」が条件としたうえ、「そのため必要なのは対話ではない。圧力だ」と述べた。
また、ドナルド・トランプ米政権の「すべての選択肢はテーブルの上にある」とする対北朝鮮政策を「一貫して支持する」と強調。北朝鮮の脅威に「日米同盟、日米韓3カ国の結束で立ち向かう」と明言した。
トランプ大統領は前日の一般討論演説で、北朝鮮を「世界全体の脅威」「(軍事攻撃となれば)完全に破壊する」と断言したが、安倍首相が歩調を合わせたかたちだ。
トランプ発言に対し、北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相は20日、「犬が鳴き声で驚かそうとしたとすれば、バカげた夢だ」と非難した。
安倍首相は5年連続の国連演説で、8割超を北朝鮮問題に割いた。
10月衆院選もにらみ、北朝鮮の脅威に対抗する国際包囲網づくりを主導する姿勢をアピールした。
年末以降、朝鮮半島で「異次元の危機」が懸念されるなか、朝鮮日報(日本語版)は19日、以下のような衝撃的なタイトルの記事を掲載した。
《「米国人避難作戦」の米実務者が来韓、対北軍事行動の前兆?》
北朝鮮が「6回目の核実験」(3日)を強行した直後、エリザベス・コードレイ米国防次官補代理(計画担当)が訪韓し、韓国在住の米国人の避難作戦(NEO)を点検していたとして、「米国が北朝鮮に対する軍事行動を準備しているのではないか」との観測を紹介した。
NEOとは、軍人ではない民間人(非戦闘員)を危険な場所から退避させる作戦を指す。韓国には約20万人の米民間人がいる。米軍は今年1月、北朝鮮の韓国侵攻を想定して、在韓米軍の家族を対象に、沖縄に避難する訓練を実施している。
NEOのチェックが事実なら、米国が「米朝開戦」の覚悟を固めた印象も受ける。実は、同様の動きは8月にもあった。
聯合ニュースは9日、CIA(米中央情報局)と国土安全保障省の情報要員数十人が韓国を訪れたと報じた。北朝鮮が、米領グアム周辺への弾道ミサイル発射を「予告」し、米国が軍事的な対応方針を示唆した時期だ。在韓米大使館と在韓米軍の米国人退避計画も点検すると報じた。
トランプ政権首脳の言動も変化しつつある。
トランプ氏は先の国連演説で、北朝鮮への軍事行動に言及したが、これまで慎重な発言を繰り返してきたジェームズ・マティス国防長官も18日、韓国の首都ソウルを北朝鮮の報復で「重大な危険」に陥らせることのない軍事的手段があると記者団に明かしている。
米国は、北朝鮮への軍事行動に向けて、韓国の民間人や軍人家族の撤退準備を始めたのか。
評論家で軍事ジャーナリストの潮匡人氏は「CIA要員の訪韓は、私も事実関係を確認した。『先制的攻撃』や『北朝鮮からの攻撃』の可能性を含めて、今後、米民間人らを避難させる必要性が出てくるという前提で、米国が本腰を入れて対策を始めたと考えていいだろう」と指摘した。
元韓国国防省北韓分析官で拓殖大客員研究員の高永チョル(コ・ヨンチョル)氏も「北朝鮮への『ピンポイント空爆』をいつごろするのか、という意思決定が迫っている証しだろう。ただ、米国は外科手術前の麻酔と同じように、北朝鮮のコンピューターネットワークや無線網、電力を麻痺させて、反撃できないようにしてから空爆する。在韓米国人を避難させなくても空爆に踏み切ることができる。北朝鮮への『だから挑発するな』『挑発したら終わりだ』というシグナルではないか」と分析した。
在韓米民間人は約20万人。避難にはどれぐらいの期間が必要なのか。
潮氏は「1カ月近くはかかるのではないか。とりあえず、米国は『頑丈な施設に避難させる』という検討をしているだろう。ソウルは核攻撃よりも火砲による攻撃の蓋然性が高い。頑丈な建物や地下に避難するだけで相当程度被害が極減できる」と語った。
朝鮮半島に危機が刻々と迫っている。
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■北朝鮮外相、太平洋でかつてない規模の水爆実験示唆=聨合ニュース 2017年09月22日 11時59分
http://www.epochtimes.jp/2017/09/28455.html
[ソウル 22日 ロイター] - 韓国の聨合ニュースによると、北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相は22日、太平洋での水爆実験をかつてない規模で実施する可能性を示唆した。
金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が米国に対し「史上最高の強硬対抗措置」を検討すると警告したことについて、ニューヨークで記者団からの質問に答えた。
同相は、金委員長の考えは正確には分からないとした上で、北朝鮮は水爆実験を検討する可能性があると述べたという。
(後略)
http://www.iza.ne.jp/kiji/world/print/170923/wor17092308000001-c.html
安倍晋三首相は20日午後(日本時間21日未明)、米ニューヨークで国連総会の一般討論演説を行った。国際社会の警告を無視して「核・ミサイル開発」を強行する北朝鮮について、「脅威はかつてなく重大で、眼前に差し迫ったものだ」「(過去の対話の試みは)無に帰した」「必要なのは圧力だ」などと訴え、安全保障理事会の制裁決議を完全履行するよう求めた。演説の大半を北朝鮮問題に費やす異例の内容で、10月衆院選(10月10日公示-22日投開票予定)でも同問題は最大の焦点となりそうだ。こうしたなか、在韓米国人の退避準備ともいえる動きが発覚した。
安倍首相は演説冒頭、法の支配や安保理改革など多岐にわたるテーマを挙げたうえで、「論点をただ1点、北朝鮮に関して集中せざるを得ない」と切り出し、「今そこにある危機」に言及した。
まず、北朝鮮の脅威について「核兵器は水爆になったか、なろうとしている。運搬手段は早晩、ICBM(大陸間弾道ミサイル)になる」と指摘。国際社会が構築してきた核不拡散体制が「史上最も『確信的な破壊者』によって、深刻な打撃を受けようとしている」と断じ、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長を罵倒した。
同時に、核開発凍結や放棄を定めた1994年の「米朝枠組み合意」や、2005年の「6カ国協議による合意」後も、卑劣な北朝鮮は裏で核開発を続けていたと説明し、「対話とは、北朝鮮にとって、われわれを欺き、時間を稼ぐための手段だった」と指摘。
北朝鮮との対話は、完全に検証可能で不可逆的な「核・弾道ミサイル計画の放棄」が条件としたうえ、「そのため必要なのは対話ではない。圧力だ」と述べた。
また、ドナルド・トランプ米政権の「すべての選択肢はテーブルの上にある」とする対北朝鮮政策を「一貫して支持する」と強調。北朝鮮の脅威に「日米同盟、日米韓3カ国の結束で立ち向かう」と明言した。
トランプ大統領は前日の一般討論演説で、北朝鮮を「世界全体の脅威」「(軍事攻撃となれば)完全に破壊する」と断言したが、安倍首相が歩調を合わせたかたちだ。
トランプ発言に対し、北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相は20日、「犬が鳴き声で驚かそうとしたとすれば、バカげた夢だ」と非難した。
安倍首相は5年連続の国連演説で、8割超を北朝鮮問題に割いた。
10月衆院選もにらみ、北朝鮮の脅威に対抗する国際包囲網づくりを主導する姿勢をアピールした。
年末以降、朝鮮半島で「異次元の危機」が懸念されるなか、朝鮮日報(日本語版)は19日、以下のような衝撃的なタイトルの記事を掲載した。
《「米国人避難作戦」の米実務者が来韓、対北軍事行動の前兆?》
北朝鮮が「6回目の核実験」(3日)を強行した直後、エリザベス・コードレイ米国防次官補代理(計画担当)が訪韓し、韓国在住の米国人の避難作戦(NEO)を点検していたとして、「米国が北朝鮮に対する軍事行動を準備しているのではないか」との観測を紹介した。
NEOとは、軍人ではない民間人(非戦闘員)を危険な場所から退避させる作戦を指す。韓国には約20万人の米民間人がいる。米軍は今年1月、北朝鮮の韓国侵攻を想定して、在韓米軍の家族を対象に、沖縄に避難する訓練を実施している。
NEOのチェックが事実なら、米国が「米朝開戦」の覚悟を固めた印象も受ける。実は、同様の動きは8月にもあった。
聯合ニュースは9日、CIA(米中央情報局)と国土安全保障省の情報要員数十人が韓国を訪れたと報じた。北朝鮮が、米領グアム周辺への弾道ミサイル発射を「予告」し、米国が軍事的な対応方針を示唆した時期だ。在韓米大使館と在韓米軍の米国人退避計画も点検すると報じた。
トランプ政権首脳の言動も変化しつつある。
トランプ氏は先の国連演説で、北朝鮮への軍事行動に言及したが、これまで慎重な発言を繰り返してきたジェームズ・マティス国防長官も18日、韓国の首都ソウルを北朝鮮の報復で「重大な危険」に陥らせることのない軍事的手段があると記者団に明かしている。
米国は、北朝鮮への軍事行動に向けて、韓国の民間人や軍人家族の撤退準備を始めたのか。
評論家で軍事ジャーナリストの潮匡人氏は「CIA要員の訪韓は、私も事実関係を確認した。『先制的攻撃』や『北朝鮮からの攻撃』の可能性を含めて、今後、米民間人らを避難させる必要性が出てくるという前提で、米国が本腰を入れて対策を始めたと考えていいだろう」と指摘した。
元韓国国防省北韓分析官で拓殖大客員研究員の高永チョル(コ・ヨンチョル)氏も「北朝鮮への『ピンポイント空爆』をいつごろするのか、という意思決定が迫っている証しだろう。ただ、米国は外科手術前の麻酔と同じように、北朝鮮のコンピューターネットワークや無線網、電力を麻痺させて、反撃できないようにしてから空爆する。在韓米国人を避難させなくても空爆に踏み切ることができる。北朝鮮への『だから挑発するな』『挑発したら終わりだ』というシグナルではないか」と分析した。
在韓米民間人は約20万人。避難にはどれぐらいの期間が必要なのか。
潮氏は「1カ月近くはかかるのではないか。とりあえず、米国は『頑丈な施設に避難させる』という検討をしているだろう。ソウルは核攻撃よりも火砲による攻撃の蓋然性が高い。頑丈な建物や地下に避難するだけで相当程度被害が極減できる」と語った。
朝鮮半島に危機が刻々と迫っている。
copyright © 2017 SANKEI DIGITAL INC. All rights reserved.
■北朝鮮外相、太平洋でかつてない規模の水爆実験示唆=聨合ニュース 2017年09月22日 11時59分
http://www.epochtimes.jp/2017/09/28455.html
[ソウル 22日 ロイター] - 韓国の聨合ニュースによると、北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相は22日、太平洋での水爆実験をかつてない規模で実施する可能性を示唆した。
金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が米国に対し「史上最高の強硬対抗措置」を検討すると警告したことについて、ニューヨークで記者団からの質問に答えた。
同相は、金委員長の考えは正確には分からないとした上で、北朝鮮は水爆実験を検討する可能性があると述べたという。
(後略)
南北で分断された朝鮮半島、民族自決で統一も可能と思うが、国民性か、隣接する中露の影響か、へたをすれば休戦中の朝鮮戦争再開のおそれがある。
慰安婦問題で反日を極めた朴槿恵前大統領から受け継いだ文在寅大統領は、フラフラとまた日本に擦り寄り始めたという。
反日から蜜月? 中国にキムチまで侮辱される文在寅政権「日本に離れてもらっては困る」2017.9.23
http://www.iza.ne.jp/kiji/world/print/170923/wor17092308550002-c.html
【ソウルから 倭人の眼】
就任から4カ月半となる韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の口から、日本を批判する言葉がほとんど出なくなった。5月に大統領に当選するまでは、慰安婦問題などであれほど日本への嫌悪感を露骨に示していたというのに、北朝鮮の核・ミサイル問題に加え、中国との関係悪化などで今や「反日」どころではないようだ。困っている韓国は、慰安婦問題を勝手に棚上げしたまま、また日本にすり寄り始めている。(ソウル 名村隆寛)・・・
(後略)
http://www.iza.ne.jp/kiji/world/print/170923/wor17092308550002-c.html
【ソウルから 倭人の眼】
就任から4カ月半となる韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の口から、日本を批判する言葉がほとんど出なくなった。5月に大統領に当選するまでは、慰安婦問題などであれほど日本への嫌悪感を露骨に示していたというのに、北朝鮮の核・ミサイル問題に加え、中国との関係悪化などで今や「反日」どころではないようだ。困っている韓国は、慰安婦問題を勝手に棚上げしたまま、また日本にすり寄り始めている。(ソウル 名村隆寛)・・・
(後略)
先日18日、安倍首相は衆院解散を示唆した。
北朝鮮の核やミサイル実験の連発に対応すべく遅々として進まない憲法改正が頭にあるのではないだろうか。
副産物として不倫議員や暴言議員の大掃除も行われるだろう。