落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

甘かった政教分離

2022年07月14日 | 政治・外交
安倍首相暗殺事件から早くも一週間が経とうとしている。
いろんな識者が事件分析を試み、その説を拝読すると、 政治家と宗教団体との関わりがけっこう深いのに驚かされる。
何人も信教の自由が保証されているとは言え、けっこう多かった。
2019年の安倍内閣には統一教会がらみの大臣が12人もいるというニュースがあった。
ご本人の信仰と票集めが一体になっているのだろうか。
安倍新内閣はまるで“カルト内閣”…統一教会がらみ12人、日本会議系も12人
公開日:2019/09/17 14:50 更新日:2022/07/11 12:26
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/261913

photo:日本会議系12人、統一教会系も12人(C)共同通信社
 11日発足の第4次安倍再改造内閣は、党4役を含めると日本会議国会議員懇談会の幹部が12人もいる極右内閣。ところが実は、霊感商法問題で知られる宗教団体「統一教会」(現・世界平和統一家庭連合)がらみの大臣と党4役も計12人いる。・・・・
 安倍晋三首相自身、官房長官時代に統一教会の大規模イベントに祝電を送り、首相就任後も教団幹部を官邸に招待するなどしてきた。菅義偉官房長官、麻生太郎財務相、高市早苗総務相、加藤勝信厚労相、下村博文選対委員長も、統一教会と関わりが深い。

犯人の動機は、母親が入信し財産を教会に吸い上げられていたという。
新興宗教にはありがちな話。
政治家安倍氏は、政教分離原則があるにも拘わらず、教会の大会にメッセージを寄せていた、また教会も元大物政治家として大いに布教に利用するなどしたので、犯人には安倍氏が教会関係者のように見えたと思われる。
「勝共連合」から続く歴史、自民党は今すぐ旧統一教会(家庭連合)と手を切れ
安倍氏暗殺を奇貨に、終戦から続く政治と宗教の問題を適切に解消すべき時

2022.7.13(水)山本 一郎 (山本一郎:情報法制研究所 事務局次長・上席研究員)
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/70965