落葉松亭日記

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北朝鮮の対日外交転換?

2020年11月13日 | 政治・外交
米次期大統領がバイデン氏に確定したこと受け、北の金正恩委員長の「お言葉」が発表された。
それによると「日本人民との友好親善活動を能動的に展開」するという。
なにがどう作用するのかわからない。理由などなく、返す潮時にしようと考えたのかも知れない。
拉致された人はいまだに十数名帰国していない。
「日朝友好」に転換?金正恩が菅政権に送った秋波の真意
2020/11/11重村智計(東京通信大教授)
https://ironna.jp/article/16250

 世界の指導者の中で、トランプ米大統領再選を誰よりも期待したのは、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長だった。それだけに、バイデン前副大統領の事実上の勝利に対して、人一倍穏やかではいられないだろう。

 米大統領選2日前の11月1日、北朝鮮の労働新聞は1面トップ記事で、「日本人民との友好親善活動を能動的に展開」との金委員長の「お言葉(マルスム)」を掲載した。異例の報道で、明らかに菅義偉(すが・よしひで)政権へのメッセージだった。これに対し、日朝接近を警戒した韓国の朴智元(パク・チウォン)国家情報院長が急遽訪日しており、韓国側が衝撃をもって受け止めたことを表している。

   また、北朝鮮の朝鮮中央通信は、同日午前6時、異例の報道を行った。この日に開かれる在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の「分会代表者(全国)大会」に向けた金委員長の「お言葉」を報じたのだ。

 分会代表者大会は初の全国大会で、同日午後1時から開催予定だった。金委員長の「お言葉」は、最大の機密事項で式典の前に公表されるのは、前代未聞である。そもそも朝鮮総連の記事は、1面トップには載らない。

 この異例の報道にすぐに反応したのは、韓国の聯合ニュースや中央日報だった。「金正恩委員長、朝鮮総連に『日本国民と友好親善活動すべき』」と、大きく報じた。反日の文在寅(ムン・ジェイン)政権にとって衝撃で、北朝鮮が「日朝友好に動き出した」と感じたのだろう。
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