落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

維新分裂→橋下新党

2015年09月05日 | 政治・外交
自民、民主、維新は党内に右派左派を抱え、我々選挙民から見るとすっきりしない。
松井、橋下両氏は、8月27日維新の党を離党した。
引き続き、10月に新党立ち上げを表明している。
橋下氏は「『維新スピリッツ』を持つ議員による政党になる」と述べ、“純化路線”を強調。
5月に橋下氏の大阪都構想住民投票が反対多数、今秋の任期満了で政治家引退を表明しているものの、やはり国政への意欲もうかがえる。
維新分裂 松野代表が不信任案提出意向 大阪系反発 橋下氏、新党代表「松井氏しかいない」 代表選は延期へ 09月03日 23:08産経新聞
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1509030034.html

 維新の党の松野頼久代表は3日の記者会見で、安倍晋三内閣への不信任決議案を提出する意向を示した。提出した場合の党議拘束は「当たり前だ」とも述べ、造反者を処分する考えを示唆。一方、大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長が10月に結成する新党に参加する維新議員らは激しく反発、提出阻止を狙っている。

 松野氏は「法案の強行採決が行われ、そのまま通過するようなことがあれば不信任に値する」と述べた。民主党を含む4日の野党党首会談で不信任案提出を視野に結束を確認するとの見通しも示した。

 すでに5本の対案を出している維新は3日、新たに周辺事態法改正案など2法案を参院に提出し、自民、公明両党と修正協議を行った。与党は協議を継続するものの、維新の党内情勢などを理由に修正に応じない方針だ。

 松野氏の方針について、新党を結成する松井一郎大阪府知事は3日、記者団に「民主党に入りたい人は賛成しなさいとの踏み絵だ。わざわざ踏む必要はない。不信任案を出す理屈がない」と非難した。
 松井氏は同日上京し、新党に参加する馬場伸幸国対委員長と国会内で対応を協議。馬場氏は記者団に「納得できる理由がなければ駄目だ」と語り、党として不信任案提出を決定しないよう松野氏らに働き掛けていく構えだ。

 一方、橋下氏は同日、新党の代表について「松井氏しかいない」と述べた。党首討論に参加するため、国会議員との共同代表制とする意向も示した。市役所で記者団に語った。
 橋下氏は「『維新スピリッツ』を持つ議員による政党になる」と述べ、“純化路線”を強調。新党参加か残留かの対応が未定の維新議員には「いらない。そんな人は」と突き放した。分裂騒動については「騒ぎになったのは申し訳ない。安保法制の途中で党を分けることはしない」と述べた。

 こうした中、松野氏と片山虎之助総務会長は同日、分裂騒動を受け10月1日告示の代表選の延期を確認した。維新は一般党員に国会議員らと同じ「1人1票」を配分する代表選に向け積極的に党員を勧誘。関係者によると、6月に約8千人だった党員は、8月末までに約7万人に増えた。

安倍氏も応援
安倍首相、国会開会中の平日に異例の大阪市訪問 橋下氏との友好アピール 09月04日 23:48産経新聞
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1509040051.html

 安倍晋三首相は4日、大阪市を日帰りで訪問した。国会開会中の平日に首相が大阪入りするのは異例だが、首相には新党結成を目指す大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長との友好関係を強調する狙いがあった。自民党総裁選後の中長期の政権運営を見据えれば、政治思想が近い橋下氏の存在は欠かせないからだ。
 「維新の党は対案を出した。私は評価する」

 大阪市を訪れた首相は地元の読売テレビのワイドショーに生出演し、安全保障関連法案の対案を出した維新をこう持ち上げた。司会の宮根誠司氏が維新の分裂騒動を念頭に「何やってんねん、橋下徹みたいな感じだが」と指摘したが、首相は苦笑いしながら「議論を深めるには対案を出すことがとても大切だ」と橋下氏をかばった。

 首相の大阪滞在中、橋下氏ら大阪維新幹部との接触はなかった。だが、わざわざ大阪まで足を運べば、橋下氏との親密ぶりを強く印象づけられる。首相としては、会期末の内閣不信任案をめぐる対応で、新党参加の意向を示している維新の党議員を取り込み、野党の一致結束を崩したいところ。新党結成後も来夏の参院選やその後の憲法改正などの際に“親安倍”勢力として協力を得たい考えだ。

 大阪では、公明党への気遣いも忘れなかった。首相がテレビ出演後に訪ねたのは、同党の故冬柴鉄三元幹事長の親族が経営する海鮮料理店。約1時間、互いの家族の話をさかなにカキ料理に舌鼓を打った。

 だが、この時期の大阪訪問には、参院平和安全法制特別委員会の鴻池祥肇委員長(自民党)も理事懇談会で「一国の首相としてどういったものか」と不快感を示した。
 一方の維新は4日、国会内で両院議員懇談会を開催した。「党を割らないよう努力してほしい」との声が相次いだが、党内の亀裂は深まるばかり。松野頼久代表は内閣不信任案を提出する意向で、記者団には造反者に「当然処罰はある」と強調。新党参加を表明している馬場伸幸国対委員長は「不信任の理由に納得いかなければ反対となる」と徹底抗戦する考えを示した。

ブログ「白髪頭でズバリと斬る -じじ放談-」
■国政政党・大阪維新の会は、日本共産党が主導する反体制左翼連合と対抗できる体制内保守連合の核に成長できるか?
http://blog.livedoor.jp/gold_7777/archives/52024965.html


中共・抗日戦勝70周年

2015年09月03日 | 政治・外交
これも歴史戦。 経済的にはガタガタになりつつあるのに、莫大な費用を使って宣伝工作をしなければならない。
現在の中共の建国は1949年(昭和24年)で第二次大戦後である。
日本が相手にしていたのは蒋介石の中華民国国民党政府であった。
毛沢東はコミンテルンの指令を受けて蒋介石に協力はしていたようだが。
戦後、その中国は全面的な内戦に突入。中華民国国民党は毛沢東の共産党(人民解放軍)に敗れ、台湾へ逃げ込んだ。
1949年10月1日に毛沢東が中華人民共和国の成立を宣言した。
指令を出したコミンテルンは1943年店じまい、ソ連とも国交断絶。ソ連は1991年崩壊しロシア連邦となった。
1976年、毛沢東死去。小平が後継となる。
中共は文革の誤りを認め、市場経済を導入現在に至る。
戦後世代に「正しい歴史観を」 習主席、安倍首相談話に反論 中国、歴史戦の継続を宣言 【抗日70年行事】2015.9.3 16:34更新
http://www.sankei.com/world/news/150903/wor1509030053-n1.html

写真:「抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利70周年」の記念行事で、演説する習近平国家主席=3日、北京の天安門(新華社=共同)

 中国の習近平国家主席は3日午後、「抗日戦争勝利70周年」記念の軍事パレード後のレセプションで「侵略戦争以後に生まれた人であっても正しい歴史観を持ち、歴史の教訓を心に刻まなければならない」と述べ、戦後生まれの日本人に対して「正しい歴史観」を持つよう求めた。

 安倍晋三首相が戦後70年談話で「戦争に関わりのない世代に、謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」として謝罪に区切りを付けたい意向を示したことを暗に批判し、歴史認識をめぐる対日攻勢の継続を宣言した形だ。

 習氏は「侵略戦争を否定したり、歪曲したり、さらには美化したりする全ての言動は自らも他人もだますことだ」と指摘。「侵略戦争の否定は歴史をもてあそぶものであり、人類の良識に対する侮辱だ。世界中の人の信頼を失うのは必然だ」と述べ、レセプションに参加したロシアのプーチン大統領らに共闘を呼び掛けた。(共同)

中共は、何処と戦争するのかまだ230万人の兵力を持つ。(日本は約25万人)
戦勝70周年式典 習主席「軍の兵力を30万人削減」 2015/09/03 16:37
http://www.epochtimes.jp/2015/09/24464.html

 中国の習近平国家主席は3日午前、北京の天安門広場で行われた中国の抗日戦勝70周年を記念する式典と軍事パレードでの演説で、約230万人の中国軍の兵力を30万人削減すると宣言した。
 習主席は記念演説で、中国軍に対し「祖国の安全と人民の平和な生活を守るため、神聖な職務をしっかりと心に刻むように」と強調。そして「中国は終始平和発展の道を堅持する」としたうえで、「私は宣言します。中国軍の兵力30万人削減を行う」と述べた。
 1949年の政権樹立後、中国軍はこれまでに10回の大規模な兵力削減を行った。総兵力は朝鮮戦争時の627万人から現在の230万人に減ってきた。今回の削減でさらに200万に縮小すると見込まれる。
 天安門の望楼で当日、習主席夫妻をはじめ、中国共産党の指導部メンバー、ロシアのプーチン大統領や韓国の朴槿恵大統領ら31カ国の首脳級が記念式典に出席した。また、胡錦濤前国家主席や江沢民元国家主席ら長老も登場した。
(翻訳編集・王君宜)

歴史認識で中共の指令?を受ける面々。
この方々は、中共のウイグル侵攻、チベット侵攻には何も云わない。
「抗日戦勝」行事に村山・山口氏ら出席 都内の中国大使館2015.9.1 10:14更新
http://www.sankei.com/politics/news/150901/plt1509010015-n1.html

中国大使館で開かれた「抗日戦勝70年」を記念するレセプションに出席した(左から)共産党の穀田恵二国対委員長、公明党の山口那津男代表、民主党の赤松広隆前衆院副議長、村山富市元首相 =31日午後、東京都港区


 中国の「抗日戦勝70年」を記念するレセプションが31日、東京・元麻布の在日中国大使館で開かれ、村山富市元首相、公明党の山口那津男代表ら約200人が出席した。
 冒頭のあいさつで、程永華駐日大使は、「日本軍国主義が起こした侵略戦争は、中国とアジアの被害国国民に甚大な災害をもたらした」と発言。アジアの近隣諸国と関係を改善する上で、「過去のあの歴史を正しく認識して取り扱うこと」を日本に求めた。

傲慢なるメディアの「良心」と「戦勝国」気取りの中韓
『月刊正論』 2015年7月号より一部分引用
http://ironna.jp/article/1940

戦勝国気どるPRCにレッドカード

 「中華人民共和国」にも同じ思いがあります。
彼らもまた第二次世界大戦中は存在していませんでした。
私は「戦勝国」を自称したがる彼らに大きな違和感を覚えています。

 日本が相手にしていたのは最初から最後まで蒋介石の「中華民国」、つまり国民党政府とその軍でした。
日本人は「中国」と何気なく言いますが、現政府は中華人民共和国の英語の正式名称の頭文字を取った「PRC」と呼ぶなりして区別すべきです。
 毛沢東率いる中国共産党の八路軍が日本軍と戦った事実は確かにあります。
が、それは断じて「戦争」ではありません。あくまで彼らは非合法ゲリラ組織に過ぎなかったのです。

 ボクシングに喩えましょう。彼らは「日本軍対国民党軍」という公式戦の最中、リングの外から日本軍に空き缶を投げつけるライセンスのない輩のような存在です。
公式戦は常に日本軍の圧倒的優勢でしたが、結果は国民党軍の判定勝ちでした。
しかし試合でボロボロになった勝者(戦勝国)を今度は先程の輩がボコボコにして追い出してしまう。

 彼らは後にライセンスを取得し、ジムの会長になる。
そして国際舞台で一定の地位を得て代替わりを重ねるうちに急に「昔、私達が公式試合で日本に勝ったのだ」「自分がチャンピオン(戦勝国)だ」と言い出します。
このあたりの感覚は韓国とほとんど同じだと思いますが、PRCの振る舞いはざっとこんな感じです。

 先の戦争で日本に勝ったのは米国だけです。
「連合国が勝った」と言う人がいますが、オランダ軍やイギリス軍、フランス軍もアジアの植民地から日本軍によってあっさり追い出されました。
米軍もフィリピンから一度は追い出されましたが、戻ってきて日本と徹底的に戦って、最終的に勝ったのです。
ちなみに米国は対日戦で明らかな戦時国際法違反を数多く犯しました。
日本はそれほど強かった。米国はなり振り構わず、死に物狂いで勝利をつかんだのです。

 そういうわけで私は韓国やPRCの戦勝国を気どった振る舞いをみるたびに「ふざけるな」と一喝したくなります。
ただ、彼らに反論できずにいる日本人にも「もっとしっかりしろよ」と言いたい。
70歳にもなるプロパガンダに縛られる必要はありません。
世界中で日本ほど他国に昔の戦争で謝罪を繰り返す国はありません。
今年は戦争終結70周年の節目の年です。自国を取り巻く外交の現状や史実が正しく理解され、周辺国の執拗な言い掛かりに屈せず、主張すべきことを堂々と主張する。
日本の主張がより世界へ広まるよう心から願っています。

ケント・ギルバート氏 米カリフォルニア州弁護士、タレント。1952年、米アイダホ州生まれ。71年に初来日。80年、国際法律事務所に就職して東京に赴任。83年、TBS系列「世界まるごとHOWマッチ」に出演し、一躍人気タレントへ。最新刊は「不死鳥の国・ニッポン」(日新報道)。公式ブログ「ケント・ギルバートの知ってるつもり?」では辛口の意見を発信中。