4月18日(日)11時から15時まで日本青年会館では「生き方の祭典」~きっと見つかる「新しい生き方」というタイトルで映画「降りてゆく生き方」と武田鉄矢さんと大桃美代子さん司会でスペシャルトークを楽しんできました。まだ興奮が覚めていないようで、これはなんだろうと感じています。
映画のストーリーは簡単に言うと新潟のある村に高速道路を作ることに賛成と反対する住民に武田鉄矢さんが扮する高速道路推進側の仕掛け人がいつの間にか反対していた酒酒造の息子の情熱に、また命に、触れて、反対に変わっていく様子を描いています。
今回の祭典ということで、この映画の前にスペシャルトークがあったわけで、それがこの映画に深みを演出してしました。このトークでは重要なキーワードをいくつもあげており、それが映画の中でも使われており、非常にわかりやすくなっていることがよかったです。そのキーワードで気に入ったものをあげてみます。
「良くなるためには悪くなる」
これはいろんな例えで紹介されていたように思います。子どもが教科書通りに成長するようり、不良から立ち直った子どもの方がよくなったと言われるようにとか言っておりましたが、この悪くなってしまったことを受け入れることの重要性を感じました。
「始めは何でも一人から」
どんな素晴らしい社会や仕組みが出来たとしても、それを最初にはじめたのは一人からだということです。そしてそれを成長させるのは一対一の関係で成長していくんだということ。カトー折りとしては、とても励まされました。
「変革は遠いところ、弱いところから始まる」
これはすごい気づきだと思いました。強くて、近いところの方が影響力がありそうなのに現実は違うということです。これはそこに数や力の論理の時代は終わったかのような格言です。
「これからは、女性、主婦パワーが社会をつくる」
これはその通りだと思っています。毒入り餃子や企業の隠蔽体質が不祥事となった事件がありました。これが主婦や女性にこういった社会の体質に厳しく見る目を育てたというのです。そのとおりだと思いました。
「勝ち組と負け組」
人生を勝ち組や負け組と分けて考えてしまう現代に対して、いざ路上生活に人々とともに暮らしてみると、そこにパンを食べる感謝、味わう感謝という、すべて生かされている感謝に満たされたという話がありました。私たちは生きる喜びを得るために、幸せを感じるために勝ち組に入るのでしょうか。そこに「登ってゆく生き方」と「降りてゆく生き方」が表現されていました。
「争うより仲間づくり」
選挙で相手と争ったり、批判するのではなく、仲間作りで選挙に勝とうというのです。そこには住民との話し合いの中からスローガンを見出すというやり方。合意形成のヒントがありそうです。
「腐敗と発酵」
生物的な変化としては同じ現象だそうで、ただそれが人間にとって都合の悪い状態を腐敗といい、都合のいい状態を発酵というのだそうです。
「口噛み酒」
米を口に含み、噛んだ出したもので発酵させてつくる酒のこと。昔、巫女がそれをしていたという話です。男女に差があるのかということで、実験をしたら、男の場合は腐敗し、女の場合は発酵したということです。そこで男女に違いがあり、役割があると気づいたということです。
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映画のストーリーも非常によかったです。すすり泣きもあり、私も涙を浮かべていました。何に、感動したのでしょうか。それはやはりお金の魅力に負けてしまう人とただ今のそのお金の魅力に惑わされてないで、子どもたちに繋ぐ命のためにそのお金に負けないよう、命を繋ぐ方向を選択した勇気の人々に感動したのだろうと思います。それは仲間であり、またその土地の歴史であり、自然であり、本物を追い求める姿であります。森が与える恵みを受けて生活をしていく人々にはその幸せとは命を繋いでいく仲間たちであると感じました。どんなにお金があってもそれはできないことでしょう。それに気づいた人々はお金と地位で登ってゆく先には「幸せがないな」と感じ、じゃぁ降りようかと気づくと、そこには温かい人情に、生かされている自分、仕事が待っている。そこに幸せを発見するというストーリーです。とてもよかったですよ。
映画のストーリーは簡単に言うと新潟のある村に高速道路を作ることに賛成と反対する住民に武田鉄矢さんが扮する高速道路推進側の仕掛け人がいつの間にか反対していた酒酒造の息子の情熱に、また命に、触れて、反対に変わっていく様子を描いています。
今回の祭典ということで、この映画の前にスペシャルトークがあったわけで、それがこの映画に深みを演出してしました。このトークでは重要なキーワードをいくつもあげており、それが映画の中でも使われており、非常にわかりやすくなっていることがよかったです。そのキーワードで気に入ったものをあげてみます。
「良くなるためには悪くなる」
これはいろんな例えで紹介されていたように思います。子どもが教科書通りに成長するようり、不良から立ち直った子どもの方がよくなったと言われるようにとか言っておりましたが、この悪くなってしまったことを受け入れることの重要性を感じました。
「始めは何でも一人から」
どんな素晴らしい社会や仕組みが出来たとしても、それを最初にはじめたのは一人からだということです。そしてそれを成長させるのは一対一の関係で成長していくんだということ。カトー折りとしては、とても励まされました。
「変革は遠いところ、弱いところから始まる」
これはすごい気づきだと思いました。強くて、近いところの方が影響力がありそうなのに現実は違うということです。これはそこに数や力の論理の時代は終わったかのような格言です。
「これからは、女性、主婦パワーが社会をつくる」
これはその通りだと思っています。毒入り餃子や企業の隠蔽体質が不祥事となった事件がありました。これが主婦や女性にこういった社会の体質に厳しく見る目を育てたというのです。そのとおりだと思いました。
「勝ち組と負け組」
人生を勝ち組や負け組と分けて考えてしまう現代に対して、いざ路上生活に人々とともに暮らしてみると、そこにパンを食べる感謝、味わう感謝という、すべて生かされている感謝に満たされたという話がありました。私たちは生きる喜びを得るために、幸せを感じるために勝ち組に入るのでしょうか。そこに「登ってゆく生き方」と「降りてゆく生き方」が表現されていました。
「争うより仲間づくり」
選挙で相手と争ったり、批判するのではなく、仲間作りで選挙に勝とうというのです。そこには住民との話し合いの中からスローガンを見出すというやり方。合意形成のヒントがありそうです。
「腐敗と発酵」
生物的な変化としては同じ現象だそうで、ただそれが人間にとって都合の悪い状態を腐敗といい、都合のいい状態を発酵というのだそうです。
「口噛み酒」
米を口に含み、噛んだ出したもので発酵させてつくる酒のこと。昔、巫女がそれをしていたという話です。男女に差があるのかということで、実験をしたら、男の場合は腐敗し、女の場合は発酵したということです。そこで男女に違いがあり、役割があると気づいたということです。
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映画のストーリーも非常によかったです。すすり泣きもあり、私も涙を浮かべていました。何に、感動したのでしょうか。それはやはりお金の魅力に負けてしまう人とただ今のそのお金の魅力に惑わされてないで、子どもたちに繋ぐ命のためにそのお金に負けないよう、命を繋ぐ方向を選択した勇気の人々に感動したのだろうと思います。それは仲間であり、またその土地の歴史であり、自然であり、本物を追い求める姿であります。森が与える恵みを受けて生活をしていく人々にはその幸せとは命を繋いでいく仲間たちであると感じました。どんなにお金があってもそれはできないことでしょう。それに気づいた人々はお金と地位で登ってゆく先には「幸せがないな」と感じ、じゃぁ降りようかと気づくと、そこには温かい人情に、生かされている自分、仕事が待っている。そこに幸せを発見するというストーリーです。とてもよかったですよ。