三角コーナー紙袋に弁当箱の洗い水を流し入れている。この洗い水にご飯粒や魚の骨などが混ざり、紙袋に入る。ここで紙袋は水とゴミを分類してくれていた。ろ過の役目を果たし、かつ紙袋は崩壊することなく、ごみを保持していた。この三角コーナー紙袋は新聞紙の4分の1の大きさで作ったものである。
ではこれを片付けるときはどうだろうかと観察してみた。持ち上げるときに紙袋は崩壊することはなかった。持つと濡れて湿っている。若干、水が垂れている。
これを広げた新聞紙の上に乗せて、水が漏れない紙袋で折ってみた。完成すると、中身がおこぼれる心配はない。このまま生ゴミ用のゴミ箱に捨てた。
三角コーナーの網を洗う必要もなく、簡単にゴミを取り出せて、包んで捨てられる状態にできる点では水や時間の節約になっている。
ただ生ゴミには紙を混入してはいけない自治体があり、このやり方が本当によいのかはわからない。
カトー折りで作った紙袋がなぜ、水も漏れない紙袋になるのか考えておりました。その中で壊れる力が壊れない力になるとか、壊そうとうする力を分散させるとか、壊そうとする力の方向を変えてしまい、壊れない力に変えるとか、壊そうとする力を分散させて、小さくするとか、いろいろと探っておりました。
もし壊そうととする力を分散させる折りかただから水が漏れないのなら、それがラップでも同じように水が漏れないだろうと仮説をたてて、実験した結果がこの写真です。
これまで折られた紙のしつけたところを連鎖して、分散していたのだろうと思っていましたが、このラップの実験はさらに興味そそる結果になりました。
しかし濡れたラップでもこうはなりません。乾いたラップがこういう結果を生むですね。これを眺めていたら、何か内臓のような姿。。。ひょっとして、このような方法で縫製を効率的にできる技が発見できるのではないかと思いました。