8月21日に3回目のカトー折りの講演をさせていただきました。
ほとんどぶっつけ本番でした。
会場のみなさんにどういうワークショップができるのか、
それはみなさんの表情や反応をみながら進路をきめていこうという
スタイルでした。
今回は、避難生活でいったい何が起きているのかという
話から始まりました。
阪神大震災の体験をされた方から当時の話を聞いて私もびっくりました。
なにしろ、火事は出すな、そしてトイレが大事だ。
食料はなんとかなるが、トイレが問題だということでした。
次に足は大事にしろよ。怪我したらもうおしまいだ。
人を助けることもできないが、自分が満足に歩けないのは
すごく体調を崩すことになる。半分、命取りだということ。
トイレは、てんこ盛りもてんこ盛り、立ってやらないとダメ。
富士山のように巨大なてんこ盛りになっている。
ヘリで自衛隊の方が降りてきた。そこにはスコップを持ってきた。
何をすると思いますか、土を掘って、トイレをつくるんです。
水も40リットルのタンクで来るんです。女性たちは重くて
持てないので、男が運ぶ。どこへ持っていくかわかりますか?
ほとんどは、トイレの便器に流してしまい、きれいにしようと
するんです。あの水が人を救う大切が水が。。。
便所に入ると、一面の壁が茶色になっている。
トイレットペーパーがないから、手で拭く。
手についたものは、壁になりすり付けている。
だから、茶色になっている。
あの頃は、ノロウィルスも流行っていた。
とにかく衛生状態は最悪だった。
夜になると、灯りがないから真っ黒、
そとにマンホールトイレがあると、
そこへ女性がいくと、暗いから懐中電灯をもっていく。
全部にテントに映し出されるわけです。
とにかくトイレが恐怖になってくるんです。
私はこういう話を聞きまして、
本当にトイレのてんこ盛りがこんな地獄のような
展開になっていくんだと思いました。
トイレの個室をきれいにすれば、
そこで安心して、トイレができる。
鍵もかかる、そのためには、どうすればよいか、
自治会が自然と生まれる。ルールが生まれる。
プールからバケツ一杯の水を持ってトイレに入るという
習慣ができたそうです。
それと、トイレに行けないから水を控えることで
口の中の細菌が増えてしまい、唾液にはそういった細菌を含み、
誤って、肺のなかに入れてしまう。
誤嚥性肺炎になるということもある。
いかにトイレの個室を守ることが大切か、
そう力説させていただきました。
そのあとに、みなさんに携帯トイレの話をしました。
一袋に一回分しかないこと。これが終わったら、
あなたはどうしますかということです。
このあとに新聞紙を使って、トイレ袋の作り方、
それと紙と対話をしながら、折っていくことを
体験してもらいました。
カトー折りのもつ、可能性について、
いろいろと体験しながら、具体的に
どんな備えをすべきかということを
考えるきっかけになればと思いました。
長瀬様には本当にこういう機会を与えてくださり、
ありがとうございました。
私自身もとても楽しく講演させていただきました。
ありがとうございました。
ほとんどぶっつけ本番でした。
会場のみなさんにどういうワークショップができるのか、
それはみなさんの表情や反応をみながら進路をきめていこうという
スタイルでした。
今回は、避難生活でいったい何が起きているのかという
話から始まりました。
阪神大震災の体験をされた方から当時の話を聞いて私もびっくりました。
なにしろ、火事は出すな、そしてトイレが大事だ。
食料はなんとかなるが、トイレが問題だということでした。
次に足は大事にしろよ。怪我したらもうおしまいだ。
人を助けることもできないが、自分が満足に歩けないのは
すごく体調を崩すことになる。半分、命取りだということ。
トイレは、てんこ盛りもてんこ盛り、立ってやらないとダメ。
富士山のように巨大なてんこ盛りになっている。
ヘリで自衛隊の方が降りてきた。そこにはスコップを持ってきた。
何をすると思いますか、土を掘って、トイレをつくるんです。
水も40リットルのタンクで来るんです。女性たちは重くて
持てないので、男が運ぶ。どこへ持っていくかわかりますか?
ほとんどは、トイレの便器に流してしまい、きれいにしようと
するんです。あの水が人を救う大切が水が。。。
便所に入ると、一面の壁が茶色になっている。
トイレットペーパーがないから、手で拭く。
手についたものは、壁になりすり付けている。
だから、茶色になっている。
あの頃は、ノロウィルスも流行っていた。
とにかく衛生状態は最悪だった。
夜になると、灯りがないから真っ黒、
そとにマンホールトイレがあると、
そこへ女性がいくと、暗いから懐中電灯をもっていく。
全部にテントに映し出されるわけです。
とにかくトイレが恐怖になってくるんです。
私はこういう話を聞きまして、
本当にトイレのてんこ盛りがこんな地獄のような
展開になっていくんだと思いました。
トイレの個室をきれいにすれば、
そこで安心して、トイレができる。
鍵もかかる、そのためには、どうすればよいか、
自治会が自然と生まれる。ルールが生まれる。
プールからバケツ一杯の水を持ってトイレに入るという
習慣ができたそうです。
それと、トイレに行けないから水を控えることで
口の中の細菌が増えてしまい、唾液にはそういった細菌を含み、
誤って、肺のなかに入れてしまう。
誤嚥性肺炎になるということもある。
いかにトイレの個室を守ることが大切か、
そう力説させていただきました。
そのあとに、みなさんに携帯トイレの話をしました。
一袋に一回分しかないこと。これが終わったら、
あなたはどうしますかということです。
このあとに新聞紙を使って、トイレ袋の作り方、
それと紙と対話をしながら、折っていくことを
体験してもらいました。
カトー折りのもつ、可能性について、
いろいろと体験しながら、具体的に
どんな備えをすべきかということを
考えるきっかけになればと思いました。
長瀬様には本当にこういう機会を与えてくださり、
ありがとうございました。
私自身もとても楽しく講演させていただきました。
ありがとうございました。
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