神なる冬

カミナルフユはマヤの遺跡
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[コンサ] 2013 J2 第13節 北九州 vs 札幌

2013-05-11 19:59:14 | コンサ

2013 J2 第13節 ギラヴァンツ北九州 1-2 コンサドーレ札幌 @スカパー


北九州の本城陸上競技場も風が強い。記憶に蘇る厚別のクソ試合。そして、キーパーはその杉山。

前節、初先発した曳地は全く問題なかったので、曳地のままで良かったのに、なぜ曳地ではなかったのか。一説によると腰痛らしいのだけれど、本当に怪我人多くて大変だ。

この試合では、なんと横野が今季初の先発。普段、空回りが魅力とか言っていますが、実は好きな選手なので頑張ってほしい。正直言って、今季活躍が無いとクビが見えている選手だと思うので、常に危機感を持っていって欲しい。

さらに、宮澤、荒野、神田とメンバーを大幅に変えてきた。これは若手の台頭というより、怪我や体調不良の結果というのが痛い。しかし、先発メンバーに道産子7人、生え抜き9人というメンバー構成をなんとか売りにできないか。これはマーケティング面では大きな強みになるはずなのだけれど。


試合は北九州が縦に入れてくるボールを札幌が跳ね返す展開で開始。しかし、北九州のプレスが甘くてパスが通りやすく、札幌がペースを握る。いつも序盤の入りは良いので、この時間帯に得点が欲しい。

その期待に応えたのは、なんと横野。宮澤からのロビングパスを岡本がヘッドで流し、裏に走り込んだ横野が倒れ込みながらGKのタイミングを外してのシュート。横野らしい泥臭いゴール。

驚きました。ごめんなさい。ホスンもtwitterで「ナイス なきむし!」と祝福。

しかし、すぐに北九州が同点に。DFラインとボランチの間でプレスが甘くなったところからミドルを撃たれた。GKの杉山だけでなく、DF全員がシュートを意識していなかった。しかし、あの杉山のポジションはおかしいだろ、やっぱり。

これでいつものように失速かと思いいや、今日は絶好調の宮澤-岡本コンビが炸裂。右サイドで宮澤が相手の縦パスをパスカット。ここで弾いたボールが岡本への絶妙なパスになり、フリーの岡本がドリブルでゴール前へ。綺麗なシュートをサイドネットへ突き刺した。これは久々のファインゴール。


後半は開始早々に横野が負傷して退場。足首を痛めて立ち上がれず、悔しさで芝生を殴りつける。せっかくゴールを決めてこれからなのに、悔しさが強く伝わってくる。この感情をむき出しにする様子がサポーターの心をつかみ、実績以上の人気を得ているのだけれど、本当に残念な退場。怪我は軽い捻挫のようで一安心。

この後は両チームとも、プレスが甘くなり、攻撃でもパスミスが多い。技術的にはJ2的な見るべきものの無い試合。急に暑くなったこともあり、両チームともスタミナ切れしてしまった。

交代で入った砂川、前田、上里は特に運動量が目立たない。前田や上里は最初から運動量がある方ではないので仕方がないが、前半飛ばしていくスタイルを続けるならば、選手交代にも再考が必要。

一方で最後まで走り切ったのが荒野。超ロングシュートを出したり、終了間際にフリーで抜け出したり、おおいに見せ場を作った。やはり、サイドよりも中央で生きる選手だと思う。だんだん調子を上げてきていて、この試合が今季で一番良かったと思うが、そろそろゴールを決めて欲しいものだ。

なんとかしのぎ切ったものの、北九州も得点のチャンスは多かった。特に、後半に出てきた大島は去年札幌にいた選手。味方にいても頼りないが、敵に回すと怖いというどこかで聞いたフレーズを思い出す。

北九州のシュートは杉山が防いだのが1点、クロスバーが1点、わずかに枠の外が1点。札幌も宮澤のヘディングがゴール横のドリンクに当たって跳ね返ってゴールのように見えたり、荒野の1対1で外したシーンもあり。両チームのサポとも、もっと点が取れたと思っているのではないか。

とはいえ、なんとか連敗脱出。結果が重要だったので、結果が残せたのは良かった。チームとしても、横野としても。

今度は内容が試される。

 



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