オールドヨットマンの残日録・ZANJITSUROKU

相模湾に育てられて60余年、ヨットレースや仲間との思い出を大切に、これからの日々を健康で明るく楽しく、絵日記に綴ろう。

12月23日、艇の進水お披露目&忘年会

2023-12-24 21:39:23 | 日記
 今年も間もなく終わりという23日(土)、我らの新しい船のお披露目にこぎつけることができました。
 というのも、前の船の納まり先がなかなか見つからなかったのですが、やっと新しいオーナーに巡り合うことができ、気分スッキリお披露目となったのです。

 当日は、先ず船内でチームの総会、船の入替も含めた会計報告、これからの活動方針などなど話し合い、全員で確認しました。 近年にない充実した希望の持てる総会になりました。
 


 12時頃から船を上架、船底の清掃ですが、10月に塗装したので軽く汚れを落とす程度、水面下のキール・ラダーの形状を全員で確認しました。 エンジンがシャフトドライブからセールドライブに変わったのでこちらもしっかり確認です。
 船底塗料は、亡くなった盟友「サトちゃん」が勧めてくれた塗料を継承しました。

 

 この頃から兄弟船・親しい仲間たちが集まってきてくれました。 「おめでとう、いい船だね」とお祝いの言葉をいただきました。   著名なヨット界のお歴々もきてくれました。
 艇種は「First 36.7」、ブルース・ファー設計でベネトウ社製、同型艇が国内各地のレースで好成績を上げています。
 レース艇クルーの現役、元レース艇クルーばかりの我チーム、気合が入らないハズがありません。


 
 1時間ほどで終了、江の島対岸のハワイアンレストランで「お祝い会を含めて拡大忘年会」です。
 還暦を迎えた仲間もいて笑い声の絶えない忘年会になりました。 



 これで一区切りです。
 来年はどんな年になるのでしょうか、楽しみたのしみ・・・、 
 皆さま、良いお年をお迎えください。

ぽかぽか陽気、船上で乾杯 !!!

2023-12-10 21:28:02 | 日記

 12月9日(土)、いいお天気です。
 私は昼頃江の島着、朝から出港していた艇がちょうど戻ってきました。 いいタイミングです。
 兄弟船のMプティ、清水のPATIのSK井さんたちと船上で宴会がはじまりました。
 Mプティの姐さんの手料理にシャンパン・ワインが次々に出てきます、並びの係留艇「赤城」「プリンセスベイ」の方々が船を見にきてくれました。 完璧な船上パーティになりました。



ナマコ酢

「ケンノスケカップレース」の忘年会

2023-12-08 22:57:01 | 日記
 忘年会シーズンの始まりです。  12月6日(水)林賢之輔さんを囲む「ケンノスケカップ」の忘年会、今年も大勢の方々で賑やかに行われました。
 例年、5月のヨットレースと年末の忘年会とがセットになっていて皆さん楽しみにしているようです。

 先ずは林さんのあいさつから。



 乾杯のご発声は「酒呑童子」の斎藤さんです。



 盛り上がったところで各艇の紹介・一言あいさつ。 海洋写真家のこの方も登場です。



 ヨットレースは今年で打ち止めになりましたが「忘年会は続けよう」の声が多く寄せられました。
 これも林さんのご人徳ですね。



 ひとつ驚いたこと、パーティの最中、「コテルテルに乗っていたTKGさんですよね」と声をかけてきた方がいました。
 このパーティでコテルテルが飛び出すなんて想像もしていませんでした。 「ブンブン」に乗っていたMさん。
 1970年代前半から、相模湾のレースが熱く燃えていた時代でした。 クォータートン・ハーフトン・スリークォータートン・ワントン、とレベルレーティングのレースが盛んに行われていました。
 1978年にクォータートンの世界選手権が日本で開催されることが決まり、みんな国内選考レースに燃えていましたね。
 世界選手権の本戦、吹いた吹いた、10~11月の北東の強風の中のレース、今思い出しただけでもゾッとしますね。
 最終のロングレースは、三崎・小網代沖スタート~三宅島時計回り(夜)~神子元島時計回り~大島千波沖電電ブイ時計回り~神子元へ戻ってから三崎フィニッシュ。 私の乗った「エスメラルダ」は最後の大島風早沖でディスマスト、伊東港へ。
 沈没してクルー全員貨物船に助けられて神戸港入港したチームがあり、そこから佐島Mの表彰式会場に駆けつけた時はパーティの興奮が頂点に達し、酒でビチャビチャの床の上でのたうち回り、国際乱痴気パーティになったのを覚えています。 そんな思い出が蘇ってきました。  思えば遠くへ来たもんだ。
 
 ケンノスケカップ忘年会に話を戻します。
お開きのあと、久々の「二次会」になだれ込みました。
 海の仲間との話は尽きることがなく、昭和の時代にもどり大騒ぎ、午前様になってしまいました。
 楽しいたのしい一日になりました。

会社のヨット部・創立50+3周年記念パーティ

2023-11-19 17:28:43 | 日記
 1970年(昭和45年)、会社のヨット部が発足しました。
 高度経済成長がはじまっていた時期、全国からたくさんの若者が東京に採用されてきました。
 当時、学生運動・社会運動が盛んで、地方から採用された純真な若者たちの成長を助けようと、東京近郊の独身寮にスポーツサークルが置かれましたが、そんな背景の中、大船南寮に「ヨット部」が誕生しました。

 最初は「シーホース」2隻、「Y-15」でのスタートでしたが、レースや大型艇の経験を積んで、大学ヨット部経験者の入部をきっかけに、短期間で実業団選手権、国体、全日本選手権で好成績を収めるまでに成長しました。
 東京に続き、関西、信越(新潟)、東海にもヨット部が立ち上がり、お互いに切磋琢磨し年月を経て、東京・関西から「オリンピック選手」を輩出するまでになったのです。
 長いようで短い、短いようで長い50年、一晩や二晩では語りつくせない思い出がギッシリと詰まっています。

 そんな仲間が全国から集まってパーティーを、ということになり、11月18日(土)江の島に集まりました。
 134号線沿いの会場には懐かしい顔・顔・顔が・・・・。
関西からは兵庫県連のM崎さん、バルセロナオリンピック470級日本代表のO津さんH部さん。 秋田からはKM田選手など。 ヨット界の重鎮・M編集長、T叶社長、O蔭大兄貴、KT山さんなどなど、古き良き仲間も駆けつけてくれました。
 忘れちゃいけない、KCCのE藤ゲゲもきてくれました。 ゲゲとは20代の頃ワントン旭Ⅱ(S&S36)に一緒に乗っていて
神子元島レースで優勝した仲間です。 KCCとは親しくさせてもらいました。 (注:KCC=慶応クルージングクラブ、当時の油壷界隈のレース艇には何人も乗っていて、強い影響を受けました。学生なのにセールバック一つ持ってどこのレース艇にも乗りに行く)
 ハワイ・Kenwood Cup遠征の仲間たち、もうあれから30年経ったのについ先日のような気がします。
 思えば遠くへ来たもんだ・・・・。

 立派な冊子もできあがり、鹿児島のSG松さんからは美味しい焼酎も届きました。

 以下、コメントはキリがないので写真のみでお許しいただきたいと思います。



 これより「二次会」です。



 おまけの一枚


 とてもいい一日になりました、めでたしメデタシ・・・。  失礼いたしました。
 

江の島の艇が変わりました。

2023-11-12 12:52:39 | 日記
 長い間ごぶさたしてしまいました。 小欄をご覧いただいているみなさまには申し訳ありませんでした。
 言い訳はいろいろありますが、ここで言うのはやめておきます。

 さて、江の島の「私たちの艇」が変わりました。



 First 36.7、ベネトウ社製・デザイナーは「ブルース・ファー」で、もちろん新艇ではありません。
 10月の末に江の島へ回航し、いろいろ片付けやら整備をしていましたが、さっそく兄弟船のMプティの仲間がやってきて船上でお祝いをしてくれました。
 これからレースやらクルージング、呑み会が以前よりも多くなるものと思われます。

 楽しいレポートをたくさんお届けするつもりです、よろしくお願いいたします。

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10月7日(土) 江の島花火

2023-10-08 21:39:01 | 日記

 10月7日(土)、江の島へ。 船で会長・副会長を交えてちょっと打合せがありました。
 今日は江の島の花火、ということなので打合せ終了後、兄弟船・Mプティに合流し花火を楽しみました。
 大きな大会ではなく20分間だけの花火でしたが、それなりに楽しいものですね。

 あとは写真のみ、ご想像にお任せします。



 周りの船からも歓声があがっていました。
 呑んで食べて花火、楽しくいただきました。

夏も終わり、穏やかないつものY.H

2023-09-17 10:00:37 | 日記
 9月16日(土)、夏も終わりいつものハーバーが戻ってきました。
 久しぶりに船でお昼寝、風が通ってきもちがいいですよ。
 今日の目的はもうひとつ、兄弟船のMプティに3人の女性がいますが、(3人官女といいます) 三女のM中さんが友人と江の島の駅裏で一日かぎりの「熟女バー」を開店するという、これは「イカネバの娘」ということでMプティのメンバーと一緒に行ってきました。

 先ずは江の島ヨットクラブに集合。



 18時開店を目指して江の島の橋を渡り、「熟女バー」へ向かいます。 ジャスト18時到着。
 熟女二人の歓迎をうけました。 ここからは写真でご想像ください。



 お二人とも仕事はワインの輸入、おいしいワインと豊富なワインの知識、ワインに合うおつまみを堪能しました。
 料金システムは「キャッシュ・オン・デリバリ」明朗会計、ついつい呑みすぎてしまいました。

 長く生きているとこんな楽しいこともあるんだぁ。
一日かぎりのこのお店、明日はありません。 「これでおしまい 店じまい~♬」 ちあきなおみ「紅とんぼ」より。

8月25日(金) 夏ももう終わりに

2023-08-28 21:46:52 | 日記
 8月25日(金)、もう誰も言わなくなってしまった「プレミアムフライデイ」、過行く夏を惜しんでいつもの仲間と浜松町に集合しました。
 今回のテーマは、M編集長の喜寿、それとダイゴロー選手の古希をお祝いする、というかダシにして呑もうと・・・・。

 ほとんどのメンバーが高齢者です。
 私も人生の第四コーナーに差しかかり、あとは直線・ホームストレッチに入りますがこれを楽しみにしています。

 最近思うに、こうして昔の仲間と、何と言うこともないいつもの話題をダラダラと話をすることは、実は大切なことなのだ、ということがわかってきました。。
 歳をとって人と話をする機会が減る、というのがいちばん認知症になりやすいらしいんです。
 人の感情には「喜怒哀楽」がありますが、一人でいると「喜び」と「楽しみ」が減って「怒」と「哀」が多くなる、これが老化を早めるらしいのです。
 昔の思い出を何度も話をする、これは幸せホルモンが分泌されて認知症防止に効果がある、ということをその道の研究をしている先生が語っていました。

 何だ、俺たちはいつもやってるじゃん、間違ってないじゃん、 てなことでこれからも続けることになりそうです。


「旅終わる 雲白し」加藤さんのお墓参り

2023-08-19 22:05:57 | 日記
 私たちの会社のヨット部の設立50周年にあたり、部設立の創始者「加藤 透さん」のお墓参りに行ってきました。
 高度成長時代を迎えていた1970年、新入社員を健全な方向へと考えた加藤透さんが社内にスポーツのチームを数多く立ち上げ、その中の一つとして「ヨット部」が江の島をベースに誕生しました。

 以来50年の月日が流れ、社外・社内からの多くのご支援をいただき、470級・スナイプ級で国体・実業団・全日本選手権で活躍しオリンピック日本代表に選ばれるまでに、大型艇では相模湾で活動、会社を代表して国際レースに参加するまでに活動の幅を広げることができました。
 私たちの活動にご理解をいただき、ご支援・ご協力をいただいた方々に厚くお礼申しあげます。

 そして、その創始者の加藤 透さんの墓前に50年の節目の報告です。 
 「ありがとうございました」 「加藤さんのご遺志は次の世代に繋いでいきます」

 場所は桜の名所「富士霊園」です。



 只今、「50年史」を編纂中で、記念パーティも計画しています。

 「旅終る 雲白し」は加藤さんご自身が刻んだ墓標の言葉です。

暑気払い

2023-07-29 11:58:25 | 日記

 7月28日(金)、いつもの仲間たちと暑気払いをしました。
 浜松町の中華屋さんは大賑わいです。

 今回は女性の参加はなし、男の高齢者ばかりです。 
 「暑いねえ!」から始まって「完封のあとはホームランの連発、すごいねぇ」と続きます。



 話の中味はいつもと大して変わらずですが、各自の思い込みもあって記憶に少しづつズレか生じてきます。
 「違うよ、あの時は・・・・」 「あぁそう、初めて聞いた」 みんな年をとってきたのでしょうがないのかな。

 「古きよき仲間」 「海やレースにまつわる山のような思い出」 それに「酒」があればこれからも楽しくやって行けそうです。
 集まれるときに話をしておかないと、ね。