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菜の花の季節、と言っても花を愛でるのではなく食べる話ですけど。先日、M編集長、ヨセフ、ダイゴロー選手と新橋で呑んだが、そのときにいただいた「菜の花のおひたし」がことのほか美味しかった。醤油ではなく「煎り酒」というものががかけてあり、この歳にして初めての味であった。あまり美味しかったので自分で再現してみようかと思い、忘れないうちに試してみた。ネット調べてみるとあるある、歴史からレシピまでいろいろでている。室町時代からあり、江戸時代には様々な料理に調味料として使われていたという。白身の刺身に黒い醤油はつけず、煎り酒で。YouTubeで見ると食魔で有名な農大の小泉教授が寿司に煎り酒をつけて食べている。 まだハシリの菜の花は一束300円、これを二束買って帰りさっそくチャレンジしてみた。 先ず、純米酒にダシ昆布を投入し一晩置く。翌日、塩だけで漬けた梅干を入れて火にかけ煮詰める。それに焼き塩と鰹節を加え更に煮詰める。これを冷ましたうえ濾してできあがり。 早速、菜の花を茹でてこれをかけてビールでいただいた。 う~む、旨い、けれど何か足りない。考えるに、塩分過多を恐れて焼き塩が少なかったか、まろやかではあるがパンチがない、という結論に達した。 思ったほど梅の味はないし結構美味しいものであることはまちがいない。でき映えとしては70点というところか。
調味料なのだからもっと塩を、もう一度チャレンジしてみようと思う。蔵元でも販売しているようなのでそれも試してみる価値あり、とも思った。 つづく。
菜の花の季節、と言っても花を愛でるのではなく食べる話ですけど。先日、M編集長、ヨセフ、ダイゴロー選手と新橋で呑んだが、そのときにいただいた「菜の花のおひたし」がことのほか美味しかった。醤油ではなく「煎り酒」というものががかけてあり、この歳にして初めての味であった。あまり美味しかったので自分で再現してみようかと思い、忘れないうちに試してみた。ネット調べてみるとあるある、歴史からレシピまでいろいろでている。室町時代からあり、江戸時代には様々な料理に調味料として使われていたという。白身の刺身に黒い醤油はつけず、煎り酒で。YouTubeで見ると食魔で有名な農大の小泉教授が寿司に煎り酒をつけて食べている。 まだハシリの菜の花は一束300円、これを二束買って帰りさっそくチャレンジしてみた。 先ず、純米酒にダシ昆布を投入し一晩置く。翌日、塩だけで漬けた梅干を入れて火にかけ煮詰める。それに焼き塩と鰹節を加え更に煮詰める。これを冷ましたうえ濾してできあがり。 早速、菜の花を茹でてこれをかけてビールでいただいた。 う~む、旨い、けれど何か足りない。考えるに、塩分過多を恐れて焼き塩が少なかったか、まろやかではあるがパンチがない、という結論に達した。 思ったほど梅の味はないし結構美味しいものであることはまちがいない。でき映えとしては70点というところか。
調味料なのだからもっと塩を、もう一度チャレンジしてみようと思う。蔵元でも販売しているようなのでそれも試してみる価値あり、とも思った。 つづく。