オールドヨットマンの残日録・ZANJITSUROKU

相模湾に育てられて60余年、ヨットレースや仲間との思い出を大切に、これからの日々を健康で明るく楽しく、絵日記に綴ろう。

ボートショー2014

2014-03-09 11:43:39 | 日記
 3月、今年もボートショーの季節がやってきた。 私にとってボートショーは以前に勤めていた会社のD信D話記念日と同じで、最新の情報に触れると同時に一緒に活動した仲間たちに出会うことができる場で、こちらは毎回必ず行くようにしている。

 今年は、今の船の総務・経理を担当しているヨセフが呼びかけに応えて同行してくれた。(ちょっと嬉しい)


 会場入口にM編集長がチケットを届けてくれた。(感謝) 中に入るとすぐ、A社のA社長と目が会う。 しばらくスキーの話とゴルフの話をして、伊豆で「海彦・山彦ゴルフコンペ」をまたぜひやろう、ということで意見が一致した。 いつもお世話になっている伊豆のペンション「サウスフィールズ」がまもなく閉まるらしい。 オーナーのゲゲはKCCのOBで、彼が慶応の学生の頃から一緒の船に乗っていた。 ペンションを閉めたらまたヨットに乗りたいと・・・。

 続いて場内を反時計回りで歩く。 最新のGPSを見て説明を聞く、ヤンマーの実艇を見る、今の仕事の社長に出会う、同じく仕事仲間のKNさんとも出会ったり・・・。 MS児島で船用の木栓を買って休憩、ランチビールとなった。
 ビールを飲みつつ、ヨセフと今後の予定などの話をする。

 J-SAFのブースにいるはずのM編集長を訪ねるが不在、そこで元事務局長のTK村さんに出会う。氏の著書「古い旅券」を買う。サブタイトルには「ヨットに親しんで60余年、あるオールドソルティーの追憶」とある。 TK村さんを最初に見たのは、40数年前、小網代湾スタート~葉山沖ブイ~小網代フィニッシュの相模湾ポイントレースだった。 当時の最大艇の「ミスサンバード」の舵を持っていた。 先日亡くなった月光の並木さんの2年先輩にあたり、並木さんと組んで国体優勝も果たしている。 「タクちゃん」も早く亡くなったね~、としばし昔話。 著書「古い旅券」にサインをしてもらう。 別れ際にキツ~イ一発をかまされる、「黄色い爺さんは目立つねぇ~」 
 そうそう、元ドリームピックチームのH爪選手にも会ったっけ、家族全員で来たとのこと。

 その後、早めにM編集長を誘い出し、野毛の居酒屋に納まったが、途中、桜木町駅前コレットマーレの地下に逗子のパン屋さん「ブレドール」を発見、みんなで同じ「エシレ角食パン」をゲットした、このトーストが美味しいんですよ。

 「一ノ蔵」のぬる燗をゆっくりと、楽しかった一日とともに味わった。

 カメラを忘れてしまったので、写真は全部ヨセフから送ってもらったもの、いつもありがとうございます。

帆船「海王丸」の遠洋体験航海の日程が決まった、が・・・。

2014-03-09 10:59:37 | 日記

2014年の海王丸の遠洋航海の日程が決まった。 4月4日~5月2日まで、東京~サンフランシスコへ海洋大学の卒業航海に私たちのような社会人を一緒に乗船させて、学生さんの研修航海のお手伝いをする、というもので募集人員は18名。

 国内体験航海経験者で70歳未満で健康であること、審査をパスした者、というのが条件で、私はこの条件をクリアしていた。
 しかしながら、いろいろ考えた結果、見送ることにした。

 理由はいろいろあるが、最大の理由は、今の仕事を今後も大切にしていきたい、と考えたからた。 もう若い頃とは違う、この歳になって、望んでいた船の運転の仕事に就いているのは嬉しいし、毎日が楽しい。 300馬力超の船を操縦し、錨を打ったり舫ロープをいじったりしているだけで気分が落ち着く。 雨の日も風の日も雪の日も、仲間と一緒に働けることが幸せと思う。

 海の現場の様子もよく見えるようになったし、ここで働く人たちの気持ちも理解できるようになった。 この現実を手放したくないと思う。

 太平洋横断というのは一つのテーマではあるが、天秤にかけるとどちらが重いのか、持ち時間の少ないこともあり、こちらを選んだ。

 苫小牧~小樽の研修航海を供にした油壷AO●●グループのKW島さんOK田さんは、もちろん参加する、と。
 元気で行ってらっしゃい、みやげ話を聞かせてくださいね。
 行く桜、残る桜も散る桜