正月2日~3日は恒例の箱根駅伝を観戦しています。
サラリーマン生活最後の会社に「金行さん」という先輩がいました。
金行さんは中央大学出身で、1年から3年まで3年連続5区箱根の山登りをして総合優勝も果しています。
また、4年生のときは盲腸炎にかかり出場を断念したんだそうです。
、仕事のあとによく新橋で呑んで当時の話を聞いたもので、箱根のゴールのテープを切る写真も見せてもらいました。
現役生活のあとは、駅伝運営のスタッフとして毎年箱根に行っていて、選手の面倒を見ていたようです。
その頃から、この駅伝に興味がわき応援観戦に行くようになりました。
駅伝にはいろいろな見どころがありますが、私が特に注目しているのは各大学の1年生選手です。
抜擢してくれた監督の期待以上に爆走する人、押しつぶされてしまう人それぞれですが、その選手たちが2年生になったとき、どのように成長しているか、リベンジ走をするのか、そこがまた楽しみなんです。
ラジオやテレビで展開を見ながら、頃合を見計らって海岸通り134号線へ行きます。 すでに大勢の観客でいっぱいです。
やがてヘリコプターがパトカーがTV中継車のあとに選手がきますが、選手の後ろに監督を乗せた車が続きます。
この監督が飛ばす「檄」がスゴイ。 「ヨシ、いいぞいいぞいい記録がでるぞ」とか「おまえはここで終わる選手じゃないッ、日本代表になるヤツだ、学生生活最後の走りを見せろッ」などなど、選手たちをガンガン煽っています。
ヘェ~ッ、駅伝監督ってのはこういうことを言うんだ、と関心したり笑ったり(失礼)。
さて、
金行さんの名言、呑んでスポーツ談義のあと彼の栄光を褒めたとき、いわく、「過去の栄光じゃあメシは喰えねぇんだよ」と。
その後、某大学の駅伝コーチに就任した、という話を聞きましたが、どうしているのか気になっています。