おはようございます。10月15日木曜日です。広島は晴れ、今朝も金木犀の芳香が漂っています。良い天気です。今朝はカラスが早くから飛び交っています。時に民家の屋根にとまり、何かを狙っている様子、、、、。カラスは賢い。どこへ行けば何があるかを覚えているようです。今年もイチジクは相当カラスの食料になったようで、イチジク栽培をしている方は、カラスとの共存を考えているとのこと。カラスの取り分と悟っているのかもしれません。
さて、相場です。昨夜のNY市場では、3市場ともに株価は下げています。米国では、追加支援策に期待していたものの、これはいつになるかわからず、さらに、政権側と議会与党共和党の不協和音まで聞こえてくるようになっています。期待は裏切られ、投機筋はこの時押し込もうとしていますが、その手も今一つ決め手を欠いているような、、、。
株価が下がると、トランプさんは追加支援策の合意を求めて、規模拡大を宣言していますが、なかなか合意は程遠いようです。株価が下がると現職大統領の再選は弱いというアノマリーが米国にはありますので、これを嫌って、何とかして株価を上昇させようと必死なんでしょうが、今年は新型コロナの感染拡大があり、この対策で判断ミスをし、後手を取り、米国内での感染拡大を阻止できませんでした。これが再選への致命傷になるのかもしれません。バイデンさんには、トランプさんほどコアな支持者はいないようで、浮動票が勝敗を分ける可能性がありそうです。これが結果を予想しづらくしている要因かもしれません。
本日予定されていた2回目の大統領候補者によるTV討論会は中止になっています。
相場の現状は、ジャンプするために身をかがめて力を蓄えている時期と理解しています。その蓄積したエネルギーがいつ爆発的に出てくるのか、を探っている時期と思われます。
特にこの時期の動きに驚きはありません。昨日書いている通り、ファンド側の都合もあり、不確実性が蔽い被さっていますが、それでも投機筋はポジション取りをし売買参加をしてきます。その場合でも、将来への布石を打つことも忘れていないようです。
短期の投機筋が一番恐れているのは、中央銀行の動向と長期資金の投資家のポジション取りです。「中央銀行には逆らうな」の格言、そして、長期資金の投資家がどのレベルでどれだけ資金を投入してくるか、常にチェックしているようです。下手すると「踏まされ」ますから。
昨夜から今朝の動きを観ると、105.0円付近からはロングポジがセットされてきているようです。これからの相場では、再度一時期あるいは瞬間的に、104円台に入ることも想定の一つにあります。
しかし、このレベルになると、短期の投機筋のみならず、長期資金の投資家も確実に動いてくると想定。どこまで上昇させようとしているのかは不明ですが、107円台まで値を戻していくのではないかと、もう少し強気で考えれば110円台回復を伺っているのかもしれないなどと勝手に想定中。これは先の長いことですから、当座は考えなくてよいと思いますが、スイングトレードを行う場合は、決済時期と為替レベルには当然のように、考えたうえでポジション取りを行います。あとは実情と合わせながら、柔軟に判断して決済していくわけです。
今は下がったところでは、ロングポジの買い仕込み時期と考えながら、相場を観ているところです。
スキャルトレードのように短い期間での取引とは確実に相違する考え方ですが、大きく考えれば、「安値で買って高値で売る」(逆も真)パターンを考えれば基本は同じと言えます。違いはポジション保有時間でしょう。
ここからは資金との相談によって、新たな玉を追加保有するか、現状維持するかを判断するようになると思います。新規資金投入の可能性もありますが、104円台での逗留時間が長くなってくれば、その決定をするかも知れません。
投機筋は、長期資金は、中央銀行は、何を考えてどう動いてくるか、これには引き続き注意していこうともいます。
本日のシグナルは、「コスモス」は「買い」、「桜」も「買い」、「ひまわり」も「買い」となっています。
健太君の判定は、「買い」は、105.339円超、「売り」は、105.339円以下、「買い」は、105.160円以下の場合となっています。
FPVは、105.238円、R1は、105.440円、S1は、104.960円となっています。
間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌。
追伸 9時48分です。米国では、政権側と議会民主党指導部との協議では、追加支援策は暗礁に乗り上げ、選挙前の妥協はなくなったようです。双方の非難合戦が始まっているようです。民主党は「政争の具」として活用するのが明白になってきたようです。建前は、内容の乖離が大きいと言っているようですが、選挙予想で、議会は上下両院とも民主党が優勢となっていることから、選挙前に妥協するのは得策ならずという判断になったようです。政権側も、朝令暮改したことが失敗でしたね。民主党側を増長させました。
欧州では、英國ブレグジットを巡る交渉期限が迫ってきています。合意なき離脱となるのか、それとも、合意が成立して離脱できるのか、こちらもなかなか決着できそうにありません。
本日は15日ゴトー日です。ドル需要がどれだけ出てくるか、東京仲値公示タイムへ向けた動きをチェック中
日経平均は少し下げてきているようですが、このような環境の中でも、今年1月以来、高値更新をしてきている個別銘柄があります。少し、業態に偏っているのかもしれませんが、本邦市場へ海外勢の資金が入ってきている可能性もありそうです。
追伸 13時58分です。日経平均は少し下げてきているようですが出来高は少ない様子。取引参加者が少ないのかもしれません。何を様子見しているのでしょうか、、、。ドル円も105.28円付近に少し長く滞留しているようです。何を待っているのか、、、。時間か、それとも、何かの発表か、、、。14時になりました。動き始めるか、それとも動き出すのは15時になってからか、、、。4時間足で底離れの様相を出してきつつあるような、、、感じ、、、。
日本株では、ソフトバンクなどの下げが相場に大きく影響している様子。米国では、今週16日金曜日が先物取引のSQになります。10月物から11月物などへ乗り換えが進んできていると思われます。これもNY市場で相場が上下する要因の一つ、、。乗り替えは昨日が山かもしれません。本日は残り少ない乗り換え件数になるかもしれません。先物限月で出来高を観ると確認できます。動かない相場の時は、短期の投機筋の誰かが焦れて相場を動かしてくる恐れもあります。
追伸 20時14分です。ようやくドルインデックスが反発してきたような、、、。この時間になっても欧州勢は押し込んできません。限定的、、、。今夜21時30分から出てくる米国経済指標を待っているのか、、、。改善傾向はありそうですが、事前予想では、ぐいぐいと上昇していくようなデータではなさそうです。今週も今日明日の二日ですから、無理に上げていく相場でもなさそう、、、。SQを通過したのち、来週から新たな展開にしようという発想も出てきそう、、、。上値は重く、下値は堅い、というのが現状か。