FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX  今週の言い訳

2020-10-17 08:59:52 | 日記

おはようございます。10月17日土曜日です。広島は雨です。愛犬君たちとの早朝散歩を見送りとなっています。小雨ですから、雨合羽を着て散歩に出かけようかとも考えましたが、愛犬君たちに「雨、ダメ」とゼスチャ―を伴い伝えると、理解したようで、散歩をあきらめてくれました。雨が止んだところで、散歩に出かけるつもりです。そして、菜園の手入れも考えていましたが、こちらは明日へ延期しました。大根の間引き調整と白菜の痛んだ葉などの除去を計画中。

さて、今週の言い訳です。

昨夜のNY市場では、良好な小売売上高を受けて、ダウ平均は上昇したようですが、ナスダックは、オプション取引の材料となっていますから、その期限到来で、ハイテク株が売られて、少し下げて引けています。SP500は少し上昇。

3市場とも、株価は週間で見れば全部上昇して引けたようです。

小売売上高の好影響がどれだけ継続するか、新型コロナのワクチンがいつできるか、追加の支援策の合意楽観が継続するか、などが相場を動かす要因になっているようです。

この不況と言われる中で、小売売上高が増加したことは、消費者の生活への踏ん張りが出てきていると判断され、好印象になっているようです。

政権側と議会民主党の間では、交渉協議を継続してしているようです。いつ、どのような声明が出てくるのか、注目していますが、選挙前の可能性は低いようです。

今週のドル円相場の動きは、まだ10月14日安値105.035円からの底放たれを継続中と考えています。今週は、総じて値動きは少なく、短期の投機筋も比較的おとなしくしていた週と思われます。仕掛ける材料も機会も少なかったのかもしれません。しかし、それよりも、45日ルールとやらで、11月末決算や、今年の支払い税金対策等のための調整に短期筋は忙しかったのかもしれません。そして、NY市場での先物などのSQが昨日でしたから、この影響もあったと思われます。

しかし、この動きで、小規模ながら「ガラガラポン」が行なわれたと思われ、来週からの動きでは、11月末や12月末をにらんだ取引が今週よりは活況を帯びてくると考えますが、今年は大統領選挙がありますので、この影響を受けて、ポジション取りも困難なものになるのかもしれません。

しかし、それでも相場は動きます。現下の取引では、NY市場では、大統領選ではバイデン有利とみているようで、これを織り込みに来ているようです。最近の株価上昇はその証左と考えられています。すなわち、経済政策では、トランプさんが優勢なのですが、選挙ではバイデンさんが勝利すると考えても、相場は上昇するとみている市場関係者が多く存在するようです。

大統領選挙ではどちらが勝利しても、相場は上昇するという考え方になりますね。今は、長期資金もサイズ小さめにして、短期の投機筋にばれないように注意しながら、市場へ参入してきている可能性もあります。これは、相場が崩れなくなっていることからの判断になりますけど。個人が買っているだけではこうもうまく105.0円付近で下押しが終わるのは無理と見ています。短期の投機筋もこの付近での長期資金の動きを感じ取っているのかもしれません。

短期の投機筋の動きは、とにかく下振れさせるタイミング伺いですから、「悪い材料」に着目したトレードを考えてきます。市場にある不透明感や不確実性を材料とした取引を行ってきます。

市場の様相が変化し、この先は、景気は回復し、好景気になってきそうだと感じると、ポジションドテンを素早く行い、ロングポジを維持しようとします。そのような中でも、素早く稼げる『売り仕掛け』を行ってくることは自明の理。市場は、その動きを歓迎して、参加者は押し目ができたと歓喜し、ロングポジ構築に入ります。これで相場は反発しさらに上昇していくようになってきます。

短期筋がこれから狙っているタイミングは、やはり、大統領選挙の投票日があげられます。コアな支持者が存在するトランプさんと、浮動票狙いのバイデンさんで、どちらが有利とは、まだ言えない状況のようです。選挙はふたを開けてみないと分らない、とは言いますが、これほど混迷する選挙は過去にはなかったようです。

投票日のタイミングでは、どのような結果になろうとも、一部開票が進んだだけで、その状況を受けて短期筋が動いてきそうです。1円程度動くのは当たり前のタイミングかもしれません。短期筋は自作自演で相場を作ってくると思われます。しかし、短期筋も、下押しすると、長期資金が参入し、ロングポジを構築してくると想定していると思われ、下手すると短期筋のショートポジは「踏まされる」かもしれない、などと危惧していると思われます。これは最近の下押しが深くならないことと同様の理由。そうなるとここで形成されるローソク足は下ヒゲの長い陽線になる可能性も出てきます。

このような状況もありますから、短期筋は、ショートの深堀ができない状況になっていると思われます。相場のトレンドは、そのポジションを長く保有する長期資金の投資家が形成します。このポジションの長期保有があるからこそ、相場は崩れず、短期の投機筋も、長期の資金が形成するポジションには「かなわない」という事実があります。これが相場の現実です。これを踏まえて相場を観ていかないと相場そのものが理解できないことになります。

少し話が脱線するかもしれませんが、昨夜出た小売売上高が好調だったことも株高やドル高への布石になりそうです。NY市場の投資家は、クリスマスのプレゼントを買う経費を株売却で賄いたいと考えているようですから、消費が進んできていることは、クリスマスプレゼントへの好影響も期待され、その分、投資家もロングポジを作りやすくなってきていると思われます。こうなると、ますます、短期筋は、ショートポジションでは、「踏まされる」危機を感じますから、ショートを打ちにくくなっていると思われます。ショートを打ってもポジションドテンが早くなります。

この傾向が年末から来春へ向けての傾向になってくると想定しているところです。いつも言いますが、相場には絶対という事はありません。何かがあるとこの期待はいとも簡単に裏切られ、想定とは異なる動きとなってきます。

短期筋は今、何を考えているか、一般大衆投資家は何を考えているか常に考えます。一般大衆投資家の考えの逆にいけば稼げると考えているのが短期の投機筋です。一般大衆投資家がロングで考えていると、短期の投機筋は、そのロングを狙って、ショートを打ってきます。すると、一般大衆投資家は、保有ロングの決済売りに動きますから、相場はさらに下がっていき、この動きは短期の投機筋が期待している通りになってきます。時に期待以上の押しができて短期の投機筋はホクホク顔になります。この動きが出てくるという事が読めない一般大衆投資家は早晩相場から撤退を余儀なくされる確率が高くなります。相場に入門してから半年くらいの方では、理解できない動きとなります。損切りの連続となります。

スキャルトレード、デイトレード、スイングトレードとポジション保有時間の長さでトレード形態は異なりますが、短期の投機筋がどのレベルでどう動いてくるか、ある程度理解できるようになることも重要なポイントと思われます。この対策としては、チャートへ、節目と思われるレベルへ水平線を引くこと。節目を確認できない人は、MT4であれば、「ZigZag」というインジケータがありますから、これを活用して「山」や「谷」を決めるという事もできます。時間軸を変えれば、この「山」「谷」も変化します。このような場合、強い影響は時間軸の長いものにあるという事を心得ていてください。

話しを戻します。株式市場も為替市場も、選挙の年は年末へ向けて上昇していく傾向を作ると言います。今年もすでにその傾向の中に入っていると考えられています。株価上昇を目論めばドル高円安傾向の援護射撃も必要になってくると想定しています。どこかで株と為替はバイオリズムを合せてくると思っているところです。資金がNY市場へ向かうようになれば、ドル買いが進んできます。

ドル円相場の大きな流れ自体は、ドル安円高傾向にあると考えています。今の動きは、相場本流の中の戻し局面と考えています。これがどこまで続くかを考えているところです。相場の本流の流れでは、もう一度は100円チャレンジの動きが出てくるという想定もしています。この時は、景気後退期が到来した以降にやってくるかもしれません。

若林栄四さんや江守哲さんは、1ドル65円説を以前から唱えられています。ドル円の大きな流れでは、そのような動きになるという考えです。小生はここまで行くのかどうかは考えつきません。今は参考程度にしているところです。

これまでの経験で考えるならば、山は年末で形成し、その後はもみ合いながら下降傾向を形成してくるのではないかと現在は想定中。新大統領による政権も、経済対策を打ってくると思われますから、もう少し長くロング傾向は維持されるかもしれません。年が明けると、企業決算も出てきます。2021年を考え、これを材料にして相場は動くと思われます。相場は相場参加者の総意で形成されています。

相場の大きな流れを考えるとき、2020年3月9日の安値101.174円が一番底で、半年後の、2020年7月31日安値104.186円が二番底と考えれば、この後の動きは、上下しながら反発してきて、戻り高値は2023年ころ160円付近まで行くだろうというものもあります。このような動きになってくるためには、日足の200SMAなどを上抜いてくる必要もありますから、そのような環境ができた場合に改めてこの件は考えてみたいと思っています。9月21日の安値104.001円で三番底もできたか、などと考えているところです。

これを考えるとき、これから行く上値は、110円付近もあるか、などと言う考えも出てくるわけです。どこかでドル円相場はレンジを作って来るとも考えているところです。今は日柄を考えるのが難しい時期ですね。値幅と日柄を考えながら、相場をチェックしている日々になっています。建玉の溜り具合も重要な要素と考えています。どちらかに偏った状態になれば、短期の投機筋はこれを狙って逆張りして相場を動かしてきます。建玉の溜り具合は、通貨先物取引のものが参考になります。

ある方から、コメントをいただきましたので、自分の考え方を少しまとめて書いたつもりです。答えになったかどうか、、、。これも思い込まず、参考程度のものです。現状相場は、政治に翻弄されています。不透明感や不確実性が除去され始めて、トレンド形成に来ると思っているところです。その前に何か「カナリア」が動いてくる、とも考えています。

相場には買い時、売り時というものがあるようです。例年時期が来ると類似した動きになってきていると思われます。これも参考にしながら相場を観ているところです。相場は「歴史は繰り返す」という代物かもしれません。

小生の師匠曰く、「相場は日和見主義」、「無節操でやらないと勝てない」、「好き嫌いではない」、「優勢なトレンドのある方へ乗る」、「環境認識は大から小へ見る」などなど。これら以外はまた、別の機会に。

今回は少しとりとめのないことを書きました。参考になれば幸いです。時間を長くして考えれば考えるほど不確実性は増し、すぐさまそのためのポジション取りをするのは無理があると考えています。リスクが大きすぎます。

今朝降っていた小雨も止んだようです。これから愛犬君たちとの散歩に出かけようと思います。今週も訪問いただきありがとうございました。

追伸 15時04分です。小生はスイングトレードを行う場合、長いときには2,3か月保有することもあります。現在のロングポジについては、最初に保有したのは、9月8日となっています。この建て玉についてはすでに一月は経過しています。現在保有のロングポジは、106.5円付近ではひとまず決済する予定にしていますが、テクカル指標状況や独自の価格レベル指数状況、相場の強弱などを総合的に考えて、さらにスイングさせるかどうか判断することとしています。

追伸 16時55分です。夕刻の愛犬君との散歩中にいろいろ考えました。その中の一つに、前述している2023年頃160円へというものがありますが、これは、新型コロナ前の状況で考えていたものになります。最近の考えでは、新型コロナの影響が何とか克服されて、経済情勢が新型コロナ発生前の状況に戻るのは、2021年中ごろというものが多くなってきているように考えます。今後の展開で、どの程度後ろへずれ込んでいくかによって、2023年ころの160円というものは、後ずれの影響を受けると思われます。

次に、株式市場の、特にハイテク株の高騰に注意が必要とも思われます。あまりにも買われ過ぎ、という情報もあり、どこかで、いまでもありますが、利益確定売りが出やすい環境と思われます。売り込まれると言っても、最近の下押しは最高値から10%程度で、この程度なら、通常の押し目形成と考えます。この下押しが15%に到達すると、「おや?注意が必要かな?」と思うようになり、20%以上下げてくると、弱気相場入りと考えるようになります。20%も下げていくようになると、ほとんどの銘柄が売られているような状態になっていると考えられます。

現在の相場は、以前、懸念されていたように、バブルが弾けて不況入りしたというものではなく、新型コロナの影響で、経済活動が低下したことによるものです。このコロナの影響がなくなる、あるいは、コロナ対策として医薬品が開発されると、それだけで、一気に市場マインドは改善し、相場はさらに反発していくことも想定できます。これがいつの時期になるか、医薬品開発情報に注目しているわけです。ワクチン開発成功という情報が年内にあると、年末相場の高騰が生じてくると思われます。各国とも開発を急いでいます。この情報を聴き忘れるわけにはいきません。これも短期の投機筋が相場を押し込みたいにもかかわらず押し込めない材料の一つになっていると思われます。

短期の投機筋は、長期資金の動きによって、「踏み上げ」や、「投げ出し」を行うようになることをとにかく嫌います。ですから、長期資金の動きには非常に敏感になっています。一般大衆投資家とすれば、長期資金の投資家の動向を知ることは非常に困難ですから、まずは短期の投機筋の動きを理解して、彼らによって「踏み上げ」や「投げ出し」を生じないように努力する必要はあります。

長期資金は最初は、小さなサイズで、コツコツと入ってくるようです。これは短期の投機筋を欺くための動きと考えられます。相場の動きの中で、相場レベルが特に低い状況になっていれば、長期資金が入ってくる可能性が強くなってきます。そして、長期資金が相場参入してくる可能性の高い時期というものもありますから、ぜひこれは読者各自で探ってみてください。

相場とは、研究すればするほど、面白いものだという事がわかると思います。その相場で稼ぐことができればさらに面白いものとなってきます。これも最初に師事した師匠が、相場の見方を基本から丁寧に教授してくれたおかげと思っています。

 

 

コメント (1)
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