おはようございます。10月20日火曜日です。広島は久しぶりの晴れ、陽射しがあります。しかし、空気は冷たくなってきています。愛犬君たちとの散歩に出かけると、「そろそろ手袋も必要か、用意しておこう。」などと思うほどです。県北地方では、そろそろ稲刈りも終え、ひと段落している頃でしょうか。稲刈りを終えた田舎の風景は晩秋の風情、そして活動の一区切りを思い起こさせます。
さて、相場です。昨夜のNY市場では、下院のペロシ議長が追加支援策の協議期限を20日と区切ったことから、合意困難との見方が優勢になっていましたが、そこへ、ある報道記者が、関係者の声として、「まだ隔たりが大きく、合意は期限までに成立するのは無理」というものを流しました。これを受けて、NY市場では、3市場とも、株価は少し大きめに下落したようです。
ここで思い起こすのは、師匠の指導の一つ。「新聞など報道は視るな、聴くな、読むな、信じるな。事実は4本値にある」というものです。
何年か前に、ロイター東京の記者が、何日も前の情報をある日突然報道して、相場が急落したことがあります。いまさら何を報道するのか、と思いましたが、このロイターの記者は、ウォール街向けに情報を発したものと思われ、これを掴んだ短期の投機筋が一斉に押し込んできた、という事がありました。このような動きでは、下落は続くものではありません。翌日には回復したと思います。
このことと同じような状況が今、NY市場で起きているのではないかと思われます。記者に悪意はなくても、その影響はあるかも知れないという事を認識せずに、「何かに駆られて」その記事を報道する、これは余計なこと、雑音でしかありません。そういえば、昨日の記者の動きは、自身でツィートしたもののようです。新聞やTVで報道されたものではありません。こうなると余計に、インサイダー取引まがいの、偽情報を流したとも勘繰られても仕方ありません。虚偽内容ではなくても、相場操作とみられても仕方ありません。
政権側と議会民主党の間では、まだ鋭意交渉は継続中です。残りわずかですが、まだ時間はあります。大統領選挙が絡んでいるとはいっても、合意できれば双方にとって、プラスとなると思われますので、どこかで妥協は成立するという事の期待はあります。
少ない取引材料の中で、動意付きそうな材料を記者が市場へ提供すると、市場はこれを材料として動くようになります。特に投機筋はこのような材料に飛びつきます。
このようなときは、「動かざるごと、山のごとし」で行くのがベストと思われます。短期の投機筋の動きではトレンドはできません。目先の動きを作るだけです。投機筋の動きも観測気球のようなもので、どれだけ追随者が出てくるかをチェックしていることもあると思われ、本気で売り込みに来たとは思えません。長期の資金がロングを引き上げた、ともなれば別ですが、このようなことは生じていないようです。であれば、まだ相場は崩れていませんから、ロングポジは継続という事になります。
株価は多少上下したようですが、ドル円相場は、東京タイム同様にNYタイムでもさほど動いていないようです。ここまでは影響していない昨日の情報のようです。最近は、新聞やTVだけではなくツィッターやFBなどSNSで情報が発信され流れています。嘘か真かを見分けることも相場参加者には求められるようになっていると思われます。
ドル円は、昨夜21時30分過ぎにつけた、105.301円を安値として、その後は反発してきているようです。今朝6時寄付き後、105.333円までの下押しがありましたが、これはすぐ買い方が動き、というよりも、投機筋の自作自演の動きかもしれませんが、反発傾向を作りに来ていると思われます。というよりも現状からあまり動かしたくないようで、その状況まで値を戻したというのが正解かもしれません。現在値は、105.446円。
日足や週足の動きは、まだ、売り場の戻りの部分と思われます。これらのチャートでは、上から降りてくる複数のMAが上値抵抗となりそうで、まだまだ上値の重い展開になるのかもしれません。
一目均衡表を見ると、日足では、雲のねじれ部分の時期になってきています。週足では来週から雲の薄いところになってきます。4時間足では、今夜22時以降にねじれの位置になるようです。この付近で何かが起きるかもしれない、と思いながら、各時間軸のチャートを観ているところです。
4時間足では、もう少し相場が上昇してくると、MACDもプラス圏に入ってくるというような位置関係にあるようです。
目先ではなく、2,3日先程度を見て考えることは、4時間足が崩れず、6時寄付き値以上のレベルを維持していると、相場は上へ行き始めるのではないかというところ。
目先の動きでは、今朝の動きもそうですが、何かあれば、ポジションドテンでショートを打ってきやすいところと認識しています。この危惧を払しょくするためには、 動意付いて、相場が反発し、昨日高値105.502円を上抜いてくることが必要と思われます。
為替情報によると、105.50円や105.60円にはストップロス買いが出てきているようです。また、下では、105.10円や105.0円にストップロス売りも出てきています。これは上値抵抗や下値支持とは異なる動きで、上値や下値をブレイクアウトすると、その方向へ動きが加速することになります。相場を動かすことを目的とした短期の投機筋の仕掛けの一環と思われます。意識されるレベルになりそうです。
ドル円相場は、昨夜のNY市場でも動きが少なかったことから、本日の東京市場でも同様の動きは少ないと想定されます。動き出すのはNYタイムになってからを想定。
相場が動いていないと、BBが狭くなってきます。今はその状態。他にもその状況を示すものがあります。この状況は、近く動き出すことを暗示していると考えています。
目先の上下はある程度無視し、足の長いものを中心に見て、相場の行き先を考えていきます。そして、為替相場の慣性という事も考えながら、方向を視ていくことにしています。
これによると、ドル円相場は上へ行きたがっているような感がします。しかし、上値は重く下値は堅い、という事から、まだ狭い範囲で上下する可能性はありそうです。
本日のシグナルは、「コスモス」は「買い」、「桜」は「売り」、「ひまわり」も「売り」となっています。
健太君の判定は、「買い」は、105.457円超、「売り」は105.457円以下、「買い」は、105.357円以下の場合となっています。
FPVは、105.410円、R1は、105.518円、S1は、105.317円となっています。
小生は最近同様に、保有ロングの監視管理が業務となっています。今のところ新たな玉を保有することは考えていません。
間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌
追伸 9時36分です。本日は20日ゴトー日です。実需のドル需要が出てきたのかもしれません。そうであれば、東京仲値公示タイム付近までは上昇するが、その後利益確定売りも出て、軟調に推移することも想定できそうです。今朝早いうちにロングを持った場合、そろそろ決済時期。決済タイミングを見失わないように。強欲は慎み、実利を狙うことがベターと思われます。ウン? 105.6円を上抜いて行きました、105.6円のストップロス買いを巻き込んだか?106.60~65円付近では、厚めの売り物が出てくるかもしれません。そろそろ要注意。13日の105.627円チャレンジか?
追伸 9時52分です。東京タイムでの上値には到達した感があります。ここからすぐ調整に入るとは思われませんが、ここからは上下動は少なくなり、時間調整に入る可能性がありそうです。リスクが取れれば、ロング保有継続となり、105.70円から106.0円の厚めの売り物をこなせるかチェックすることになります。
追伸 11時16分です。ドル円は再度の上値チャレンジになってきているようですが、105.60円からの厚めの売り物をどうやってこなすつもりか、、、。ここから上へのチャレンジは欧州勢に任せるのかもしれません。そうなると時間調整の動きとなって方向感のないままうろうろするようになると推察。ダウ平均先物は100㌦以上上昇して取引中。
今朝の上伸で、相場には4時間足でも買い傾向が明確になってきたように思われます。日足が買い傾向になるためには、もう少し上昇していく必要がありそうです。
本日を期限としている政権側とペロシ下院議長などとの追加支援策の協議で、合意ができたとなると一気にそのまま上へ行きそうな感じ。合意はなくても、株式相場は昨日の下げで、織り込み済みとなるのかもしれません。選挙後には協議は妥結すると思われますので、後は時間の問題か、、、。時間の問題といっても、合意が前提だから、売り込めませんけどね~~~。短期の投機筋も小さくコツコツと稼ぐより方法はない時期かもしれません。
このような状況下では保有ロングは、スキャルやデイトレ用の玉は、「吹いたら売り」で臨むところとなります。さらに上昇するとしても、まだ時間がかかりそうですから、一旦決済し、押し目を再度買うという取り組みでもよいと思われます。リスクが取れれば、ロング保有継続となりますけど。105.60円を超えて維持するのは、時間がかかると想定中。
追伸 15時13分です。日経平均は104円程度下げて引けたようです。個別銘柄では上昇しているものあります。ドル円は、現在105.528円付近で取引中。ここから反発できるか、というようなところのようですが、欧州タイムでも本日の日通し高値を更新できない場合は、一旦下振れしてくる可能性がありそうです。要注意。ただ、長い足では、まだ上昇傾向を維持していますから、よほどのことがない限り急落開始という事はないと推察中。105.45円付近で下押しが止まれば、押し目となって買い方が動いてきそうです。さらに下がって、本日6時寄付き値付近まで下押ししてくると、本日安値突きチャレンジが出てくる可能性もあります。
急転直下、米国議会で追加支援策が合意したというようなことになれば、急反発はありそうですけど、これは期待は無理か、、、と思っていれば、成立するかも、というサプライズになってきます。短期の投機筋も少しイライラしながらこの情報の有無を確認していると思います。
現レートの上で、厚めの売り注文があるのは、105.75円から上になったようです。さて、欧州勢が順張りで相場参加をしてくれば、ドル円は反発上昇してくるようになると思われます。しかし、最近動いても値幅が少ない状況ですから、上下させるだけで取引を終えるのかもしれません。本日のR3は、105.719円です。ここを上抜いてくるようになると、上昇に勢いがついてくるのかもしれません。上ばかり見ていると、相場は下へ走りだすかもしれません。火曜日はそのような傾向もあります。
現在のチャネルラインは、上辺が、19日高値と本日日通しの高値を結ぶ右肩上がりのラインとなり、下辺は、本日安値を通過する、上辺に平行なラインとなっていると思われます。この下辺が下押しを支えることができるかどうか、、、。チェックです。
追伸 18時43分です。
愛犬君たちとの夕刻の散歩や戯れを過ごし、夕食を食べて、まったりとした時間を過ごしています。チャートをチェックすると、上?か、というところ。本日高値更新できるか??? ユーロドルやポンドドルでは、ユーロやポンドの買戻しが始まっているようです。ユーロドルは今、1ユーロ1.1800ドルのようですが、1.181ドルを超えてくるようになると、また上値は重くなって来そうな気がしています。ドルが売られ、円も売られという状況の中で、ドルインデックスも下がってきています。このような中で、ドル円は、105.564円付近まで値を戻してきています。ドル円では、相対的なものとしてドルの買戻しの中にあるようです。ドル円が上昇するためには、上値を押さえていると思われる4時間足でのBB2σが拡大していく必要があると考えています。この後もドル円が買われて上昇していくようになってBBが拡大してきますから、この傾向が継続するかどうかが、今夜のポイントになってきそうです。ダウ平均先物CMEは0.18%上昇して取引中です。昨日の下げ分を取り戻せるかどうかです。どちらも今夜の経済指標次第、、。追加支援策での合意が整うか。
追伸 21時34分です。先ほど出た経済指標結果を受けて、ドル円は上へ行き、105.746円まで到達しています。ここから上では、105.80円付近から厚めの売り注文が増えてくるようですから、抵抗も増えて、上伸は難しくなるのかもしれません。