おはようございます。9月25日土曜日です。広島は晴れ、爽やか~~~な朝です。早朝散歩には最適の朝です。汗もかかず、本日は取引がないということも加わって、気持ちもゆったりとしています。知人の畑では、菊の花が植えてあります。この時期はまだ蕾もついていませんが、これからさらに朝夕の気温が下がり、さらに日が短くなってくると、菊が充実して花をつけるようになってきます。花が咲くのを楽しみにしています。
さて、相場です。昨夜は、これまでの辛抱をようやく収穫することができました。若干の売りシグナルが出てきましたので、少し早いかと思いましたが、目標の値幅を確保できましたので、保有ロングを全玉決済しました。
通常なら、もう少しは辛抱するところですが、目標値幅に到達してくると、「強欲と恐怖」は入交り、心中は穏やかならず、という状況になりますので、「頭と尻尾はくれてやれ」とばかり、決済を実施。
決裁後も相場はさらに上昇し、上値は、110.793円まで到達しています。110.800円まで行けばなどと思っていたこともありましたが、ここまでは届いていませんから、まずまずの決済レベルになったと思っています。これは自己満足の世界か、、。
昨日は16時以降で少し押し目を作りましたが、これも想定通り、6時寄付き値付近までとなり、その後は反発上昇開始で110.793円まで上昇。NY組も、この流れに乗っています。
昨夜はFOMC関係者の多くの発言が出ていると思われますが、これらを受けても、さらに上昇してきている様子。また、昨夜出た新規住宅販売件数も予想を上回るものとなり、相場の上昇を助けていると思われます。
今のところは売り材料がないように思われますが、そして、まだ売りシグナルは出ていませんが、テクニカルで考えると、そろそろ一山形成して、下振れを開始してくるのではないかと想定しているところです。
相場は、8月11日高値110.800円に鉢合わせしていますが、まだここを上抜いていません。
来週は、ここを上抜いてくるかどうかをチェックすることになりそうです。
もし、上抜けないで、このまま反落を開始すると、110.800円チャレンジの1回目は失敗となりますが、後日日を改めて、110.800円突きチャレンジをしてくると思われます。
110.800円を上抜けて、ようやく上昇トレンドに入ったか、とも言わるようになると思われます。
今秋開催されたFOMCで、出てきたドットチャートから、市場関係者は、やはり利回りの上昇傾向は意識してきたようです。しかし、時期の明示はありませんでしたから、市場関係者がいろいろと考えて、「こうなるだろう」として、動いてきていると思われます。
最初、市場関係者は、FOMCは「ハト派」という理解のようでしたが、ドットチャートを分析すると、「タカ派」という理解を持ったようです。
しかし、株式市場では、株価は日米ともに高値圏にありますので、まだ先高観はありますが、目先的には、少し調整してくることも考えられそうです。
昨日も書いていますが、今月、大きく調整した時期もあり、その調整分を、今週の動きで取り戻しているのではないかと思われます。
そうなると、市場では、「さて、これからどう動くか」となり、年末相場へ向けてのシナリオの確定作業に入ってくると思われます。
株式市場もドル円の為替市場も、年末へ向けては上昇していくというシナリオがメインと思われます。そうなると、年末相場への出発点としては、「低いところから始めて高値で決済」ということを考えると思われます。
せっかくドル円は、110.8円近くまで値を戻していますが、これを反落させてから、改めて反発上昇しようというシナリオを描く投資家が出てくると思われます。
これから出てきそうな不安材料を考え、そのような時期をとらえて、相場を下ブレさせてくると思われます。
これは、反発していくための押しですから、押し目は買いとなってきそうです。では、どこまで押すか、これは戦略となりそうです。
売り材料がなければ時間調整をしてそのタイミングを待つ、ということもありそうです。
ここまで上昇してくると、この手も出てきそうです。
ドル円の金曜日の大引けは、110.723円です。東京の機関投資家は、一度は、上値突きに来ると思われ、この時、110.800円を突破することも想定できます。
これでひとまず達成感が出て、短期の投機筋が中心となって、ポジションドテンをしてきて相場は一循環が終わり、その後、反落してくることも想定できます。
このレベルでは、長期資金の流入はないと思われます。そうなると、長期資金の投資家も、相場が下がってくることを待っているかもしれません。
押し目ができると、今度は「安心して」資金を投入し、これにより相場は、より強固なものとなって、反発上昇してくるようになると思われます。
この時、短期の投機筋は、ショートを手仕舞いし、ポジションドテンでロングを持つと思われます。この動きを絶対に見逃さないように努力することが一般大衆投資家の仕事となります。これができるかどうかで、一般大衆投資家の力量が図れると思われます。
目先の動きでは、「吹いたら売れ」というシグナルが出始めています。これには要注意になります。
小生独自の「G指数」でも、「少し売られすぎレベル」に入ってきましたから、注意は欠かせません。
昨夜の高値110.793円で、3MAXと20MAXが一致してきています。来週、月・火曜日は、まだ上値狙いの動きが出てくるかもしれませんが、火曜日頃はもう少し明確な相場の転換シグナルが出てくるかもしれません。
この時期に反発できれば、110.96円付近までの上昇があるのかもしれません。この付近までくれば、今度は週足で「三尊」を形成するようになり、相場の転換もさらに強まるかもしれません。
来週は、まずは、110.800円を上抜くかどうかをチェックすることになりそうです。
来週月曜日の動きが、寄付きで、GUするか、それとも、GDするかです。
110円台でもみ合っているレベルは110.4~6円付近と思われます。その付近の堅さを確認しにくることも想定できそうです。
これが押し目となれば、ロングを保有するレベルになるのかもしれません。
中国恒大の件は、いろいろな情報を総合して考えると、支払期限から30日間は支払い猶予期間があるようで、この期間を会社側は活用しているようです。支払いがあったという情報は確認できませんでした。会社側情報としては、国内向けのようですが、投資家には不動産現物で返済するというものがありましたが、行ったという情報はありません。それよりも、マスコミでは、会社へ押し寄せる、投資資金の返済を求める投資家の姿が報道されています。
利払いの先送りという形で今はしのいでいるのかもしれません。
中国政府は、中国恒大へ最大の注意を払い、破綻することのないように対策を講じるように、通達を出したとか。中国人民銀行は、2日続けて、日本円で、1兆円以上の資金を市中へ流したとか、漏れ伝わってきます。
思い出してみると、中国では、年初に、中国恒大よりも規模の大きい「海航集団」が破綻していますが、その影響は限定的でした。中国政府が封じ込めたのかもしれません。これを考えると、今回の中国恒大の件も影響は限定的なのかもしれません。
欧州では、クレディスイス、米国ではブラックロック、本邦ではGPIFなど大手がここへ多額の資金を注いでいます。これでも影響はないといえますか? 支払い猶予期限があるとはいえ、デフォルトの可能性がまだあり、その影響を図ると、リスクオフになる可能性もありそうです。10月23日頃まではこの話題を忘れてはいけないことになりそうです。
まだまだ色々なテーマが消えては湧いてきます。相場はこれらを織り込みながら動いていきます。ファンダメンタルは、今回のFOMCで決まったと思われます。
中長期の展望と、目先短期の動きとを考え、時間を味方につけるポジション取りを考えていく、これが重要なことと思っています。
ひとまず保有ロング全玉を決済し、身軽になりました。来週はデイトレで相場感を養います。
今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌