おはようございます。12月19日火曜日です。広島は曇り、今朝も寒い、というより冷え込んでいます。難内はもう、このような寒さで推移するかもしれません。空気は澄んで冷たく、のどを通るときに刺激があって、せき込む場面もあります。小さなお子さんのいるご家庭では、クリスマスの電飾が庭に出できて、早朝など外はまだ暗いときの散歩では、時に感動するようなものもあります。クリスマスが終わると、年末年始のあわただしさが復活しそうです。年末一番の力仕事は大掃除になります。スケジュールを立てて、一気に終える予定。
さて、相場です。昨夜の米国市場では、株式市場は、3市場揃って上昇して先週の流れを引き継ぎ、ハイテク株が市場をけん引。
CMEN225は、昨日大引けから少し下げて32715で取引終了。
本日、日銀会合結果が出てきますから、仕方ありません。
米国債10年物利回りは、3.9340%付近。4%台へ浮上できていません。
昨日も、クリーブランド連銀総裁などが「市場は、利下げに向け、少し前のめり過ぎる」との発言が出てきています。
市場では、「今回の日銀会合では、『現状維持』を決めるだろう」とみられ、昨日はドル買戻しが生じ、143.156円の高値を付け、引け値は、142.92円付近。この高値で3MAXを形成しています。
BofAは、新たな利下げ予定を出して来ました。来年3月に1回目の利下げを行い、その後、6月、9月、12月と3回の利下げを実施、合計4回の利下げを行うと考えているようです。米国の巨大金融機関は、来年3月以降の利下げ予想を発表してきています。
FRB関係者は、このような「利下げ前のめり」を打ち消そうとしていますが、市場側は、一向にお構いなしで、前倒し予定を続々と打ち出して来ます。このような見通しはドットプロットだけではなく、ほかの要素も織り込んで考えています。
日銀会合結果は本日の昼頃出てくると思われます。
「現状維持」を決めると思われますが、発表説明文や、植田日銀総裁の記者会見で、政策修正に向けた「地ならし情報発信」が出てくると、為替相場は、「ドル売り円買い」で反応してくるかもしれません。
植田日銀総裁の「チャレンジング発言」の確認もされ、市場にある「不透明感」は払しょく。新たな展開に入って来る可能性もあります。
それまでは、様子見となって、相場はあまり動かないと思われます。
143.50円付近までの上昇もまだあり得そうな気もしています。
日銀会合結果が出るまではすることもありません。
ここは焦らず、待つこととします。
本邦の機関投資家は、昨日高値突きに来るかもしれません。更新しても、それ以上は上伸しない可能性もありそうです。「噂で買って、事実で売る」への注意が怠れなくなってきたように思われます。
本日の健太君のシグナルは、「買い」は、142.937円超、「売り」は、142.937円以下、「買い」は、142.362円以下の場合となっています。
FPVは、142.627円、R1は142.247円、S1は、142.097円となっています。
「G指数」は、まだ「売られ過ぎ」状態。
143円より上では、今後、オプションNYカットを巡る取引が出てくると推察されそうです。そうなると先物主導で相場が動くようになりますから、急落や急伸には要注意になりそうです。
間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌
追伸 11時03分です。本日の日銀会合には、新藤経済再生担当大臣の出席があるようです。今までなかったことで、この状況からも今回の会合では「何か」重要なことが決まり、それが今後の政策へ影響を出してくるのではないかと推察されるようになっているとのこと。
今回は現状維持を決めるが、今後の見通しで、YCCの撤廃やマイナス金利の撤廃などを打ち出してくるのではないかというような観測が出始めているようです。政策変更への「地ならし情報発信」があるかもしれません。
追伸 19時46分です。昼前に出た日銀会合結果は「現状維持」で、「フォワードガイダンスの変更もなし」。これを受けてドル円相場は急上昇。
ここまでの動きで、上値は、144.954円付近まで届いています。そろそろ戻し一杯かと考え、144.930円でスイング用ショートを持ち直しています。
植田日銀総裁の記者会見での発言で気になるのは、終盤に出た「1月会合での政策修正は、そこまでに入ってくる情報次第」というものがあります。データが上昇していれば、1月会合で政策修正があるというのか? もう少し確証が欲しいとも発言。慎重すぎる気もしなくはないが、、。
何となくパウエル議長を彷彿とさせる言い回し、、、。
少し前の相場は、150~145円のレンジとなり、現在は、145~140円のレンジとなっていると考えています。現下の相場の戻しは、144.954円まで届いていますから、そろそろ戻しの天井かと思っているところ。
総裁が使用した「チャレンジ」という言葉については、「仕事の取組み姿勢一般に対するもの」と説明、、、。言葉にはよく注意して用いてほしいものです。
日経平均株価指数も現時点で、33560付近まで値を戻しています。明日の株式市場は大きく反発しそうです。ただ、今のところダウ平均先物は、そう動いていません。間もなく始まる米国株式市場の動き如何になりそうです。
「G指数」からは、ようやく、今週金曜日頃が「山」となるようなデータが出始めてきました。
期待するように動かないのが相場。思い通りにはなりません。今夜のNY組の動き次第の面が出てきた。