セグロセキレイが大きな芋虫を補食しました。
岩手県は、新幹線、空港、高速道などが整備され、21世紀へ向けて一層の飛躍を図る絶好の機会を迎え、地場産業の育成、観光の振興、海洋開発や国際交流など、岩手県の特性や活力を広く内外に紹介するため、「光る海・輝く未来」をテーマに、釜石市を主会場に、共催会場を宮古市・山田町にして、世界の海の歴史、文化、自然環境、科学、技術を体験する機会として構成し、併せて岩手の未来像を示した。釜石会場は海と未来のワンダーランドとし、世界の海の歴史、文化、自然環境、科学、技術を体験する場として、海のワンダーランド館と、リアスシアター映像館をテーマ館に、未来の東北館、岩手ふるさと館、さんりく魚ふれあい館などと、企業が趣向を凝らしてパビリオンを建てて参加したほか、プレイランドやイベントステージなども設けられた。宮古会場はマリンリゾートランドと名付け岩手、三陸の海、太陽、味やマリンリゾートを体験、山田会場は遊コミュニケーションランドとし、鯨と海の科学館をつくり、遊びやふれあいを通じて対話をする空間を創造した。(当時のパンフレットから引用)
三陸・海の博覧会は、平成4年7月4日~9月15日までの74日間、岩手県釜石市平田地区、宮古市藤原地区、山田町船越地区の3会場に分かれて開催された。もう20年も前のことである。当時、自分は単身赴任で盛岡にいた頃である。岩手県には、雇用促進事業団の関連施設が3施設あり、花巻市にある岩手技能開発センター、釜石市ににあった釜石技能開発センター及び岩手雇用促進センターである。三陸博の開催前に、このイベントに参加し、来場者に組織の広報活動を行うことにしてはどうかという声が挙がり、3施設の労使が定期的に集まって、実行可能な広報活動を絞り込み、体制を構築することになった。
会議の場所としては盛岡と釜石の中間地点である、柳田国男の遠野物語で有名になった遠野が選ばれた。幸い、遠野には雇用促進住宅があり、そこの共有スペースである会議室を利用することが出来た。各施設から労使2名で6名、地域協議会のオブザーバー2名の計8名で数回の会議が開かれ、基本方針が決定された。テントを一張り借りることが出来、来場者に、仕事選びの参考となる職業適性検査(パソコン画面から操作し、100問の職業を好きか嫌いかで答えるごく簡単なものである。一応の答えが出て、グラフ解析される)を行うこととした。(次回へ続きます)