暖かくなって、コゲラも餌探しで出てきました。近くにもう一羽がいましたが、どこかへ飛んでいきました。
仕事を持っていると勤務時間が生活のリズムを作ってくれるため、規則正しい生活を送ることが出来るが、退職後は仕事の縛りから解放されるため、自らがどう過ごすのかを考えて生活リズムを作っていくことになる。夫婦二人だけの生活では自ずと役割分担が明確になっていくが、女房が実家に帰ることもあり、取りあえずは何とかなるが、病気で長期間入院する、介護が必要になるなど、日常の生活が大幅に変わることもあり得る。
日常生活は何を優先するかによって決まってくるが、自分一人で出来ることは限られる。平素から出来ることは率先して行うことにしているが、数日間であるが、女房が里帰りした。掃除、洗濯、買い物、食事等如何に多くの仕事があるかが一人になってよく分かる。我が家には愛犬がいるので、夫婦で家を空けられない。犬の世話も普段はさほど気にしていなかったが、朝、夕の散歩は犬の方から要求してくる。食事もドッグフードだけでは栄養が偏るので、時々は手作りの餌を与えている。
住居近辺にはゴミを曜日によって分別収集をしているため、パッカー車がくる収集時間までには決まった場所に出さなければならない。これが結構大変である。川崎市は最近までさほど厳しい区分がされずに、収集日も2日おきに来ていたから、助かっていたが、もはやそのような甘えは許されない。物を捨てることが、費用がかかるという意識変化が求められてから、久しいが、慣れてしまえば、さほど無理難題ではない。
部屋の掃除は、電気掃除機があるので、さほど苦労することはないが、春先は砂埃が室内に入りやすく、水拭きも必要となる。板の間が多いため、モップを使っている。ガラス窓やサッシ周りは定期的に行っていればよいのであるが、曇ってくれば行うことにして、次は風呂場の掃除である。風呂桶の水は、夜間に抜かないことにしている。万一火災が発生したときの初期消火は風呂の残り湯が重宝する。晴天であれば、カビが生えやすい風呂桶の蓋も掃除対象となり、日光に当てる。
洗濯は乾燥機が付いた洗濯機ではないが、風呂の残り湯が使える。洗濯設定機能は普段から使っていないととまどうが、標準設定で何とかなる。曇天は別にして、洗濯物を干すのも取り込んだときのことを考え、しわを伸ばしてから干している。
買い物・調理はさほど苦にはならない。単身生活が長かったこともあり、冷蔵庫にある物を使って調理をする。食器の後始末も食事が終わった都度行えばよい。次から次に行うことは多いが、生活リズムというのは、次ぎに行うことを考えて段取りを如何に短時間で行うか、時間を上手に使うことである。たまには総て自分で行ってみるのも良いものだ。