鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

夏場の自動車内換気

2015年07月29日 00時00分01秒 | 緑陰随想

 日中、自家用車を屋外の駐車場に止めることで、車内の温度は40℃以上になる。正確に計測したわけではないし、また、駐車する場所も一定ではないため、分からないところがあるが、40℃を超えている場合もある。走行中に、外気温を知ることが出来る機能はあるが、室内の温度は別途温度計が必要である。

 

 駐車する場所が炎天下の場合は、窓を少し開けているが、外気温が高く、風がなければ、室内が空調無しで、外気温より下がることはない。エアコンを稼働していれば別であるが、エンジンを始動していなければ構造上冷房だけを使用することは出来ない。

 

 高温の室内の温度を下げるには、フロントドア、リアドアを総て開け放し、どれかのドアを開け閉めすると室内の高温の空気は室外の温度に変えることが出来る。通常は、窓を開放して、空調モードを外気取り入れモードに設定し、窓を開けたまま、1~2km走行する。その後、室内循環モードに切り替え空調(エアコン)スイッチをオンにすればよい。外気温との差を5~10℃の範囲に温度を設定する。身体の感覚を申し上げれば、長時間低い温度設定の中にいて、暫くすると低温度であっても感覚が麻痺して暑いと感じるようになるのは、建物室内のエアコン設定時と同じである。

 

 車内に子供だけを残して炎天下の駐車場に放置し、両親は買い物等で車から離れ、暫くして戻ってみると子供が熱中症でぐったりしていた。又は死亡に至ってしまったとの無責任な親による事件が毎年報じられる。両親がが子供と逆転すればよく分かると思うのであるが、何とも情けない話である。尊い子供の命を奪う行為は決して許されるモノではない。

 犬を車内に置き去りにしてエンジンをかけっぱなしの車を見ることや、運転者がいなくてエンジンがかかっている車にであうと、安全を考えた行為ではないことぐらい、運転免許を持っている自動車保有者が知らないわけはない。知っていても正しい取り扱いが出来なければ運転者失格である。

 

 せめてサンバイザーを使うことで、若干の室内温度の上昇を防ぐことは出来るが、炎天下に長時間駐車しないことであろう。車の外装の色も濃色系は淡色系に比べ赤外線の吸収効果が高いため高温になりやすい。現在の外装面まで放熱塗料や反射塗料を用いていないが、何れは外気温による蓄熱や放熱に機能を持つと塗料が導入されるかも知れない。既にステルス戦闘機にはレーダーで捕捉されず、レーザー光等を拡散する反射塗料や電磁波吸収塗料が使われているので、光も電磁波の一種であるから蓄熱や放熱も自在に操作出来る機能が登場している。