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日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

佐藤則男氏 2/2  

2021-04-18 17:14:06 | 文化

 

>しかも日本には、平和を謳えば敵国は攻めてこないと考える左派層がいまだ少なからずいることもアメリカ政府は熟知している。

 

そうでしょうね。戦前には日本は必ず勝つという人たちが大勢いましたね。今は平和を謳えば敵国は攻めてこないが信心として成り立っていますね。現実直視ができないところが日本人の弱いところですね。賢い人は「純粋によく観察する」が、凡人は「期待したもの」しか見ようとしない。   

太平洋戦争初期に、フィリピンの米比軍はキング少将もジョーンズ少将も投降して、75000人以上の将兵の命を救った。

太平洋戦争末期に、日本軍は米空軍の飛来をゆるして、1945年3月10日未明、東京の下町の江東地区がB29約300機による空襲をうけ、死者10万をこす被害を出した。

 

> 日米首脳の共同記者会見を注意深く見ると、台湾問題に関する言及はあっても、中国本土の問題については具体的な言葉がない。>これは、事前に事務レベルで話したとされる内容と大きく異なっている。  

 

そうですね。聞くと見るでは大違いですね。中国本土の料理方法は書いてありませんね。      

 

>日本の報道は詳細に確認していないが、ここから読み取れるのは、どうやら両首脳は対中国の具体的な戦略については合意できなかったようだ。>アメリカはかなり踏み込んで日本に大きな役割を求めたはずである。>おそらく菅首相はそれを?めなかったのだろう。

 

義を見てせざるは勇無きなりか。あくまでも、他力本願・神頼みの姿勢ですからね。      

 

>アメリカの手に負えない難題なのに、日本が先頭に立って中国と事を構えるのは並大抵の覚悟ではできない。> 中国との軍事衝突について、もちろん防衛省・自衛隊では詳細なシミュレーションをしているだろう。>しかし、問題は日本政府にその決断ができるかどうかであり、その後ろ盾になるのは日本国民が自衛隊員や場合によっては民間人の犠牲を受け入れてでも命がけで中国と戦争する覚悟があるかだ。  

 

日本政府には勇気がない。それに、日本人は戦争に反対ですね。波風を立てない太平洋が好きです。      

 

>ウォール・ストリートで長く活躍する友人のフィルとちょうど話す機会があったが、対中国の軍事政策についてフィルは、「日本が中心になってくれればありがたいが、日本人は戦争の勝算を考えるより、戦争をしない方法を考える国民だと思う。

 

日本人は革命家にはなれませんね。お変わりなきことが何よりなことですから。我々は平和愛好の国民ということですね。   

 

>中国に圧力をかけることができるかは疑問だ」と言う。

 

処世術は現実の内容である。

哲学 (考え) は非現実の内容である。

処世術によれば、’かすり傷一つ受けても損は損’ である。 

論語・為政によれば、’義 (筋道の通った正しい行い) を見てせざるは勇無きなり’ となる。 

 'どのような状況にも普遍的に通用する真理や法則、基本概念や倫理がありうるという考え方が、日本にはほとんど存在しない。'  (カレル・ヴァン・ウォルフレン)

悪事をなした制裁処置として相手に不利を仕掛ければ、その仕返しは当然覚悟しなければならない。世の中は持ちつ持たれつだからである。それで、相手に不利は仕掛けない。これは処世術である。   

無哲学・能天気の人は義を見ることはない。義を見ることのない人は相手に不利は仕掛けない。だから、自分は非常に親切な人間であると自認している。いつもWin-Win の関係の中に生きている。    

中国で広がる「H&M」などへの不買運動。もちろん新疆綿の調達停止を決めた「H&M」はその仕返しを覚悟している。これは嫌がらせに耐える苦痛の中の進歩である。真面目な人間という印象ですね。このようなタイプの人達は個人的な信頼関係を築きやすい。だから共同歩調が採れる。これは日本人の想像するなれ合いの意味ではない。    

日本人は義を見ることも無く、相手に不利を仕掛けることも無く、仕返しを覚悟することもない。罪を知らない子供のような生活ぶりですね。日本人は人生の苦悩を知らない。だから、先進7か国中の異端児であることは確かですね。 

処世術があって教養 (哲学) がない。我が国では英米流の高等教育が成り立たない。つまり、大人になる為の教育 (哲学) が成り立たない。それは日本語の特性によるものでしょうね。これを民族性というのかな。ずる賢い人間という印象ではないのかな。野良猫の姿勢では個人的な信頼関係を築くことも難しい。                

‘私は絶対に日本人を信用しない。昨日までの攘夷論者が今日は開港論者となり、昨日までの超国家主義者が今日は民主主義者となる。これを信用できるわけがない’ (あるアメリカの国務長官)    

 

> 日本の大手メディアは、外交については外務省や首相官邸の発表通りに報道することが多いと理解している。

 

 日本人は政治にそれほど関心がないのに政府に依存し、国からの発言を待っている。 (ウスビ・サコ)        

 

>しかし、アメリカの報道やアメリカ人の気持ちは、それとは大きな隔たりがあることは知っておいたほうがいいだろう。  

 

そうですね。命を大切にするアメリカ人と、一億総玉砕の日本人では、大きな隔たりがありますね。能動と受動の国民性の違いでしょうかね。        

 

■佐藤則男(ニューヨーク在住ジャーナリスト)

 

 

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佐藤則男氏 1/2  

2021-04-18 16:53:42 | 文化

>NEWSポストセブン

>バイデン大統領と菅首相は実は中国問題で決裂!?  >日本の官製報道では見えない日米首脳会談の「同床異夢」 > 2021/04/18 07:05

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>日本の報道は成果ばかりを強調するが(AFP=時事)> さて、余談と思われるかもしれないが、大事な話なのでここから始めさせていただく。>アメリカ人が今、最も気にしているニュースは、コロナでもないし、中国問題でもない。>もちろん、日米首脳会談などほとんど話題になっていない。 >一番の関心は銃乱射事件である。

 

そうですね。   

 

>アメリカでは連日のように乱射事件が起き、15日のインディアナ州の事件では8人が死亡した。>こんなに毎日のように乱射事件が起きるのは、銃社会のアメリカでも異様なことである。>筆者が移住してからの47年間では間違いなく初めての経験だ。> インディアナ州の事件では、犯人の母親が事前にFBIに息子の異変を通報していた。>しかし、それで警察が全く動かないほど、この種の事件は日常になってしまった。  

 

非常に残念なことですね。   

 

>人種差別が悪化していることは日本でも報じられているようだが、背景にある白人至上主義の台頭、右翼や無政府主義者、極端な左翼の動きは海外からはわかりにくいだろう。>アメリカは明らかに越えてはならない一線を越えようとしている。 > こんな世相でコロナが再拡大することは非常にまずい。 >しかし、国民の半数近くがワクチン接種を終えているにもかかわらず、コロナは拡大を続けている。>一日8万人という新規感染者は、第4波におののく日本の20倍だ。 >アメリカの人口は日本の3倍である。 >この数字がどれだけひどいかわかるはずだ。 >それなのに、若者たちは「コロナは終わった」と騒ぎ、パーティーや旅行に明け暮れている。 > バイデン大統領は、ワクチン接種を全力で進めながら、経済復興を急いでいる。 >3兆ドル近い政府のカネを使ってインフレ政策を推し進めようとしているのは、そうでもしないと国民の不満や鬱屈した気持ちを払拭できないからだ。

 

そうでしょうね。

 

> 前置きが長くなった。>とにかくそんな国内危機のさなかに日本の菅義偉・首相はホワイトハウスに招かれた。>バイデン政権で初めて来米した国家首脳である。>しかし、これを「日本重視だ」とありがたがる日本の報道はいったん忘れてもらいたい。

 

そうですか。バイデン政権の日本重視は日本人の期待していたものですけれどもね。    

 

>アメリカ人が見ているアメリカの報道からすると、これは小さなニュースである。>中国が増長していることは言うまでもないし、アメリカは動かないわけにはいかない。 >しかし、それは急を告げる問題ではない。 >それがわかっているから中国は強気なのである。>だから日本が選ばれた。>中国問題を日本に任せたいのがバイデン氏の本音である。

 

バイデン氏はいろいろと国内問題で忙しいからですね。菅氏は中国のお相手係ということですね。      

 

> バイデン氏は、事前に国務長官、国防長官を日本に送り、事務レベルで日本とすり合わせをした。>「尖閣防衛は日米安保の課題だ」といったリップサービスをすることで日本国民の信任を得て、実質的には東シナ海の問題は日本に丸投げするのがアメリカの戦略だ。

 

東シナ海の問題はわが国の専管事項になるのでしょうかね。   

 

>日米外交筋を取材すると、そのあたりに関してはかなり突っ込んだ事前協議があったようで、しかも難航したという。>当初、日本政府がアナウンスしていた日程より、首脳会談が1週間遅れたのは、それが理由のひとつだったとされる。 

 

日本人は政治哲学 (非現実) よりも処世術 (現実) を取る人間ですからね。非現実を現実の内容に変換するような創造力は持ってはいない。現実肯定主義の中に埋没していますね。   

 

> 世界最強のアメリカ軍といえど人間である。>祖国や家族のためならまだしも、日本の、しかも誰も住んでいない小さな無人島のために命をかけて戦うのはご免なのだ。>日本人の一部もそれに気づきつつある。     

 

小さな無人島の為に戦うのでは米国民の支持が得られませんね。   

 

>中国の挑発は我慢ならないが、アメリカ軍が手を出さない場合に、本当に自衛隊を派遣して命がけで中国軍と戦う覚悟が日本にあるだろうか・バイデン政権はそれを慎重に見極めようとしていた。 

 

日本人は、皇民化教育や滅私奉公はもう経験したくありませんね。手段 (玉砕) の目的化が起こったりして空しい限りです。真の目的 (国土保全) の方は達成されませんでした。

 

 

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