黄昏どき

老いていく日々のくらし 心の移ろいをありのままに

戦争のない平和な世界を

N響コンサートを聴いて

2015年08月29日 | 音楽

昨夜のN響コンサート

 

エグモント序曲が流れるとすぐ涙が滲んできた

自分でもわからない不思議な感動が体中に広がっていく

 

久しぶりのクラシック鑑賞

深い知識など何もなく 只 聴くのが好きなだけ

  

ベートーベンのピアノ協奏曲 第3番

アリス・沙良・オットのピアノ 

美しい黒髪 鮮やかな緑のロングドレス

 華奢な姿からは想像できない 迸るような巧みな演奏であった

 鍵盤の上を激しく駆け巡る

ある時は優しくしなやかに指を走らせる

裸足でペタルを踏む姿は

緑の妖精のよう

27歳の若々しい美しい姿にも魅了される

 

ベートーベンの交響曲第五番運命

 第一楽章の始めの「ジャジャジャジャーン」が響き渡る

 

「運命のモチーフ」と呼ばれているこの音型は

何度も繰り返され曲全体を結び付けている

ベートーベンは

「運命はこのように扉を叩く」 と語ったので

「運命」のタイトルがついたと言われている

(プログラムの解説より引用)

 

実は 第五を生で聴くのははじめてだった

ヨーン・ストルゴーズの激しい力強い指揮 

迫力ある演奏を 

目の前にしながらの鑑賞は

感激 感動の波に揺られ 我を忘れていた

 

アンコール曲聴いたことがあるが

曲目は?

淋しい静かな美しい流れるような旋律

(シベリウス アンダンテ ファスティヴオ)

 

 聴きに行ってよかった

夫も同じような感想を話し大満足

夢心地で帰宅する

心配していた夫の腰痛も出なく

寿命が大分延びたようです

アンコール曲

シベリウス作曲 アンダンテ ファスティヴオ

 

コメント (2)
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