救急車のはしごを経験した
と言っても
私や夫の具合悪かったわけではない
20日ほど前のことである
交通事故の後遺症で
一人暮らしが出来なくなった友人が施設に入った
施設の生活も少し落ち着き 外出の許可が出たので
内輪の仲間の会合に出席した
久しぶりの外出 仲間との語らい 宴会と
刺激が強すぎたのかもしれない
その席で急に意識がなくなった
ビックリしたが施設へ急いで連絡
救急車で病院への搬送に付き添う
診察検査の結果
脳外科専門の病院へまわることになり
駆けつけた家族と一緒に ふたたび救急車に乗る
意識が少しづつ戻ってきたので安心したが・・・・
検査の結果 DRからの説明は
新しい脳の異常はなく
処方され飲んでいた薬が
通常の倍以上の量であり
血中濃度も倍以上あった
ただちに薬を止めるよう
入院の必要はないと言われる
その頃はいつもの状態に回復していた
救急車のはしごなど二度と経験したくないが
病院で処方された薬をまじめに飲み
ひどい目に遭った友人はとんだ災難だったし
付き添いでも救急車にはもう乗りたくない
次の朝電話がかかってきた
「ビックリさせてゴメンネ 元気になったから心配しないで・・・」
名知らず写した野の花がツリフネ草だった
2012年サハリンの野原に咲いていた