黄昏どき

老いていく日々のくらし 心の移ろいをありのままに

戦争のない平和な世界を

身にしみてひたぶるにうる悲し

2016年10月12日 | つぶやき

大昔の女学生時代教わった

ポール・ヴェルレーヌの 

落ち葉

上田敏 訳

 

 

秋の日のヴィオロンのためいきの

 

身にしみてひたぶるにうら悲し

 

鐘のおとに胸ふたぎ  色かへて涙ぐむ

過ぎし日のおもひでや

 

げにわれはうらぶれてここかしこ

さだめなくとび散らふ落葉かな

 

 

秋雨が冷たい日 ふと思い出す 

 

現実は

咽喉ガラガラで鼻声が治らず 16日の詩吟は

落ち葉のように散らかった部屋

 

うらぶれて

コメント (2)
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