黄昏どき

老いていく日々のくらし 心の移ろいをありのままに

戦争のない平和な世界を

つぎはぎのゴム長靴

2021年11月14日 | 戦争

物が溢れている今は広告も溢れている

パソコンを開くと広告だらけ ブログまでついて回り

買いたくなる気持ちを煽る

 何でもすぐ欲しくなり 我慢するのに苦労している

お金さえあれば何でも買える時代だが


私の子供のころは何もなかった

特に敗戦後 引揚げ後の難民のような生活

冬の靴(長靴)がなく 着るものも無くて 学校へ通えなかった

 

翌年1946年(昭和21年)になって

配給で長靴が当たりやっと 冬も歩けるようになった

破れたら 靴屋さんで修理してもらう

破れたところにゴム切れを当て鏝の熱で貼り付ける

ゴムの焦げる匂いを忘れない

 

パッチワークのようにつぎはぎだらけで底がすり減っても

大事に大事に何年も履いた

姉からのおさがりの靴は私から妹へと

物が少ない時代は 物を大切にした

今は接着剤で直せるようだが

穴が開いたら捨てる人が多いだろう

 

 

戦争は絶対いけないし

忘れてはいけない経験だったと思っている

 

物が溢れている現代 このままでは良いとは思わない

脱成長が必要なのでは・・・・

 

 

 

 

お蔵の中から

2017年11月の 就実の丘

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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