黄昏どき

老いていく日々のくらし 心の移ろいをありのままに

戦争のない平和な世界を

花岡の餓死(敗戦後の食糧難)

2024年06月07日 | 戦争
朝ドラの中で 判事の花岡が餓死


実際にあったことではっきり覚えている


敗戦から2年経った昭和27年(1947年)は


まだ食糧難が続いており 我家ではジャガイモの塩ゆで


いも団子 カボチャ団子 が多く


母が農家からから買ってくる闇米のご飯は 特別な時だった


それでもお米が取れる田舎だったので


都会の人よりは恵まれていたと思う


栄養失調で亡くなる人が多く 引揚げ寮でも小さな子が亡くなった


都会からは 毎日多くの人が買い出しに来ていたが


やっと買ったお米を警察に没収されることが多かった




父はまだ樺太に抑留されており


母は買い出し 姉二人は稼ぎ


我が家族は生き延びられた






世界には飢えている人が多くいる




食欲がなく 勿体ないと思いながら 食べ残すことに


罪悪感を感じている









気温が上がり 初夏らしい陽気になったが

やせっぽちの寒がりは まだ長袖の下着を着ています

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