医院から帰って
マンションの階段をエッチらオッチラ
ゆっくり一段ずつ上る
三階まできたとき
玄関から出てきた青年とバッタリ
「コンニチハ!」 明るい元気な声
私は やっとの声で 「こんにちは」
しばらく会わないうちに 背が伸び好青年になっていた

ド ド ド ド ド ド ド ド ド
あっという間に駆け下り 外へ出て行く音が聞こえた
4階の我が家にたどり着いた私は
フウ フウ 肩で息をして ドキドキ動悸も
しばらく治まらない
若さっていいなあ~~~!
でも
チョッピリ元気をもらったような気持がする

医院に飾ってあった南天をフレームに