10月25日鹿児島県、鹿児島城西高等学校の芸術文化コースの皆さんが研修旅行の一環として、レパートリーシアターを訪れました。3年前、私たちのレパートリーのひとつである「フランクフルトに恋人がいるサックス奏者が語るパンダの物語」を観劇してくれたことをきっかけに彼らとの交流が深まり、それから毎年、レパートリーシアターを訪れてくれています。
また、「肝っ玉おっ母とその子どもたち」の九州ツアーでは、私たちが彼らの住む鹿児島を訪れ、上演を行いました。
今年も多くの生徒さんがKAZEを訪れ、中には3年連続で来てくれた3年生の生徒さんもいました!!
皆さんがKAZEに到着してまずは、普段は私たちが演劇について自由に話せる場所であり、公演中はロビーともなる場所で顔合わせ。初めての出会いや久しぶりの再会で大賑わい。鹿児島からのお土産もいただきました、ありがとう^^
その後は劇場に上がり、芸術監督の浅野から皆さんに「風はどんな劇団か、どのような活動をしているか」「芸術、演劇についてどのように思考しているか、現在何を勉強しているか」など、たくさんの話をしました。
その中でいくつかのキーポイントとなる言葉がありました。「ミメーシス能力」「流行」「今的―現代」皆さんのなかにこの言葉はどんな風に響いたでしょうか。
また、劇場空間がどのようになっているか、皆さんには劇場探検もしてもらいました。
一通り劇場を探検してもらったところで、去年も参加してくれた生徒さんの「ニュートラルはやらないのですか?」という一言があり、ワークショップが始まりました。
「ニュートラル」、いずれにも片寄らないさま、中性的、中立的、中間的という意味を持ちますが、私たち俳優の身体に置き換えると、“自分の身体の本質を探す作業”“出発点”とでもいうのでしょうか、身体自体がゼロであるという状態を探し、相手を受け取り、受け入れることの出来る状態をつくる作業。風の俳優は、公演前や風独自で行うワークショップでも常にこの「自分自身のニュートラルをみつける」ことを行っています。
どのワークショップでも言えることだと思いますが、「ニュートラル」に正解はありません。なぜなら、身体のつくりや特徴はひとりひとり異なるからです。また日々の中で私たちは多くの事と出会い、それらを感じ、身体は変化していくと思います。今の自分を見つめ探す「ニュートラル」、いろんな思いが交差し、会話が生まれながら、真っ直ぐな思いを持つ生徒さんたちと風のメンバーは楽しい時間を過ごしました。
ワークショップの最後は、「距離」。
「現代に生きる私たちは、人といる身体をなかなか持ち得ない、だからこそ、いつも人といる感覚を忘れないでほしい」というメッセージを浅野は皆さんへ贈りました。
この日に受け取ってくれたこと、また私たちに発信してくれたことを時々思い返してみてください。そしてその目を、心を、感覚を大きく開き、どうぞ夢に向かって羽ばたいてください。
また、KAZEの劇場で、どこかで再会できる日を楽しみにしています!!
また、「肝っ玉おっ母とその子どもたち」の九州ツアーでは、私たちが彼らの住む鹿児島を訪れ、上演を行いました。
今年も多くの生徒さんがKAZEを訪れ、中には3年連続で来てくれた3年生の生徒さんもいました!!
皆さんがKAZEに到着してまずは、普段は私たちが演劇について自由に話せる場所であり、公演中はロビーともなる場所で顔合わせ。初めての出会いや久しぶりの再会で大賑わい。鹿児島からのお土産もいただきました、ありがとう^^
その後は劇場に上がり、芸術監督の浅野から皆さんに「風はどんな劇団か、どのような活動をしているか」「芸術、演劇についてどのように思考しているか、現在何を勉強しているか」など、たくさんの話をしました。
その中でいくつかのキーポイントとなる言葉がありました。「ミメーシス能力」「流行」「今的―現代」皆さんのなかにこの言葉はどんな風に響いたでしょうか。
また、劇場空間がどのようになっているか、皆さんには劇場探検もしてもらいました。
一通り劇場を探検してもらったところで、去年も参加してくれた生徒さんの「ニュートラルはやらないのですか?」という一言があり、ワークショップが始まりました。
「ニュートラル」、いずれにも片寄らないさま、中性的、中立的、中間的という意味を持ちますが、私たち俳優の身体に置き換えると、“自分の身体の本質を探す作業”“出発点”とでもいうのでしょうか、身体自体がゼロであるという状態を探し、相手を受け取り、受け入れることの出来る状態をつくる作業。風の俳優は、公演前や風独自で行うワークショップでも常にこの「自分自身のニュートラルをみつける」ことを行っています。
どのワークショップでも言えることだと思いますが、「ニュートラル」に正解はありません。なぜなら、身体のつくりや特徴はひとりひとり異なるからです。また日々の中で私たちは多くの事と出会い、それらを感じ、身体は変化していくと思います。今の自分を見つめ探す「ニュートラル」、いろんな思いが交差し、会話が生まれながら、真っ直ぐな思いを持つ生徒さんたちと風のメンバーは楽しい時間を過ごしました。
ワークショップの最後は、「距離」。
「現代に生きる私たちは、人といる身体をなかなか持ち得ない、だからこそ、いつも人といる感覚を忘れないでほしい」というメッセージを浅野は皆さんへ贈りました。
この日に受け取ってくれたこと、また私たちに発信してくれたことを時々思い返してみてください。そしてその目を、心を、感覚を大きく開き、どうぞ夢に向かって羽ばたいてください。
また、KAZEの劇場で、どこかで再会できる日を楽しみにしています!!