東京演劇集団風創立25周年記念公演【ビエンナーレKAZE国際演劇祭2012】起・承・転・結、そして歴史へ―Introduction, Development, Turn, Conclusion and History ―は、第2弾【承】『異邦人』の公演を連日満席にて終了いたしました。
ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。
ビエンナーレKAZE国際演劇祭2012は、いよいよ第3弾となる【転】Turn、フランス・マントゥール劇場による『プロメテウス エレクトリック・ポエム』の公演へと続きます。
ビエンナーレKAZE国際演劇祭2012
【転】Turn
プロメテウス エレクトリック・ポエム Prométhée Poème Électrique
2012年 8月31日[金]〜9月2日[日]
作・演出・舞台美術・照明:フランソワ・シャファン François Chaffin
作曲・音楽制作 :バンジャマン・クルシエ Benjamin Coursier
そして時が刻み始め、大地が動き、神々は雲の上でのんびりと煙をはいていた。
そしてついに人間たちが人生を歩み始めた……
怒りの息を吐きかけると、大地では炎がゆらめいて、永遠の火が消えた、夜が漆黒の闇と化した……
神々は人間たちと一緒に生きるのを止め、黄金時代は石器時代へと代わった……
「人間のみなさん、自分たちで何とかやって行くんだ!エロスとタナトスをお前たちに残しておこう。はかない人生をお前たちに。食べて行くために働かなくてはならない人生。そして、常に失う人生。すり減り、カーブを描きながら消えていく時間。孤独、有限性。ほら、この箱の中に入っている。開けてごらん。これはお前たちへの贈り物だ!」
しかし、私、ティターン族のプロメテウスは、天上の火を盗み、人間たちに与えた……
彼等に「光」を与えたのだ。
ところが、人間たちはそこに「火」以上のものを見い出さなかった……
フランソワ・シャファンはフランスで「マントゥール劇場」を主宰する総合芸術家。『パンダの物語』(マテイ・ヴィスニユック作/南雲史成演出)、『戦場のような女』(マテイ・ヴィスニユック作/江原早哉香演出)、そしてビエンナーレKAZE国際演劇祭2012の【承】として上演した新作『異邦人』(アルベール・カミュ作/南雲史成演出)など、KAZEの創造活動に数多く携わってきた彼が、2011年にフランスで初演し、絶賛を博した“声とギターのために書かれたオラトリオ劇”をフランス・マントゥール劇場のメンバーと共に日本初上演します。
自分が与えた火を人間がどのように使っているのかを尋ねるために現代に戻ってきたプロメテウス。「現代ほど、人間が火と光、知識と権力を混同したことはない……」。
エキセントリックで粗野な詩の動悸に乗せて、数千ものサウンドを持つバンジャマン・クルシエのギターの弦と混じり合い、詩的で燃焼する物語、言葉とメロディーの脈動を形作りながら、声が紡ぎだされていく。
利己的なテクノロジーにどっぷり浸かった我々の文明、そしてそこに微かに見出される「光」を、転回点〈Turn〉として上演します。
作・演出・舞台美術・照明:フランソワ・シャファン François Chaffin
作曲・音楽制作 :バンジャマン・クルシエ Benjamin Coursier
音響:ドゥニ・マラール Denis Malard 映像: セリーヌ・リジェ Céline Liger
映像美術:ジュリアン・ドゥファイ Julien Defaye
制作:エロディ・クロ Elodie Couraud 舞台監督:長谷川敬久
演出助手:南雲史成 照明オペレータ:坂野貢也 音響オペレータ:渡辺雄亮
出演:フランソワ・シャファン François Chaffin
バンジャマン・クルシエ Benjamin Coursier
作品の詳細(ダイジェスト映像など)はこちらからご覧いただけます。
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※〈ビエンナーレKAZE国際演劇祭2012〉
各公演のチケットは、風ホームページからもお申込みいただけます。
■入場料
前売り:3800円/当日:4000円/学生割引:3300円
年間通しチケット:10000円(3枚つづり)
*レパートリーシアターKAZEで2012年に上演する作品に限ります。
チケットのお申し込み
■レパートリーシアターKAZE アトリエの会
〈レパートリーシアターKAZE アトリエの会〉は東京演劇集団風の支持会員制度です。
詳しくはこちらをご覧ください。
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レパートリーシアターKAZE 今後の公演
〈ビエンナーレKAZE国際演劇祭2012〉
【結―そして歴史へ】9月15日(土)~17日(月・祝)
『ジャンヌ・ダルク―ジャンヌと炎』Jeanne d'Arc JEANNE ET LE FEU
作:マテイ・ヴィスニユック Matéi Visniec 上演台本:ペトル・ヴトカレウ Petru Vutcãrãu
演出:浅野佳成Yosinari Asano
みなさまのご来場を、心よりお待ちしております。
ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。
ビエンナーレKAZE国際演劇祭2012は、いよいよ第3弾となる【転】Turn、フランス・マントゥール劇場による『プロメテウス エレクトリック・ポエム』の公演へと続きます。
ビエンナーレKAZE国際演劇祭2012
【転】Turn
プロメテウス エレクトリック・ポエム Prométhée Poème Électrique
2012年 8月31日[金]〜9月2日[日]
作・演出・舞台美術・照明:フランソワ・シャファン François Chaffin
作曲・音楽制作 :バンジャマン・クルシエ Benjamin Coursier
そして時が刻み始め、大地が動き、神々は雲の上でのんびりと煙をはいていた。
そしてついに人間たちが人生を歩み始めた……
怒りの息を吐きかけると、大地では炎がゆらめいて、永遠の火が消えた、夜が漆黒の闇と化した……
神々は人間たちと一緒に生きるのを止め、黄金時代は石器時代へと代わった……
「人間のみなさん、自分たちで何とかやって行くんだ!エロスとタナトスをお前たちに残しておこう。はかない人生をお前たちに。食べて行くために働かなくてはならない人生。そして、常に失う人生。すり減り、カーブを描きながら消えていく時間。孤独、有限性。ほら、この箱の中に入っている。開けてごらん。これはお前たちへの贈り物だ!」
しかし、私、ティターン族のプロメテウスは、天上の火を盗み、人間たちに与えた……
彼等に「光」を与えたのだ。
ところが、人間たちはそこに「火」以上のものを見い出さなかった……
フランソワ・シャファンはフランスで「マントゥール劇場」を主宰する総合芸術家。『パンダの物語』(マテイ・ヴィスニユック作/南雲史成演出)、『戦場のような女』(マテイ・ヴィスニユック作/江原早哉香演出)、そしてビエンナーレKAZE国際演劇祭2012の【承】として上演した新作『異邦人』(アルベール・カミュ作/南雲史成演出)など、KAZEの創造活動に数多く携わってきた彼が、2011年にフランスで初演し、絶賛を博した“声とギターのために書かれたオラトリオ劇”をフランス・マントゥール劇場のメンバーと共に日本初上演します。
自分が与えた火を人間がどのように使っているのかを尋ねるために現代に戻ってきたプロメテウス。「現代ほど、人間が火と光、知識と権力を混同したことはない……」。
エキセントリックで粗野な詩の動悸に乗せて、数千ものサウンドを持つバンジャマン・クルシエのギターの弦と混じり合い、詩的で燃焼する物語、言葉とメロディーの脈動を形作りながら、声が紡ぎだされていく。
利己的なテクノロジーにどっぷり浸かった我々の文明、そしてそこに微かに見出される「光」を、転回点〈Turn〉として上演します。
作・演出・舞台美術・照明:フランソワ・シャファン François Chaffin
作曲・音楽制作 :バンジャマン・クルシエ Benjamin Coursier
音響:ドゥニ・マラール Denis Malard 映像: セリーヌ・リジェ Céline Liger
映像美術:ジュリアン・ドゥファイ Julien Defaye
制作:エロディ・クロ Elodie Couraud 舞台監督:長谷川敬久
演出助手:南雲史成 照明オペレータ:坂野貢也 音響オペレータ:渡辺雄亮
出演:フランソワ・シャファン François Chaffin
バンジャマン・クルシエ Benjamin Coursier
作品の詳細(ダイジェスト映像など)はこちらからご覧いただけます。
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※〈ビエンナーレKAZE国際演劇祭2012〉
各公演のチケットは、風ホームページからもお申込みいただけます。
■入場料
前売り:3800円/当日:4000円/学生割引:3300円
年間通しチケット:10000円(3枚つづり)
*レパートリーシアターKAZEで2012年に上演する作品に限ります。
チケットのお申し込み
■レパートリーシアターKAZE アトリエの会
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詳しくはこちらをご覧ください。
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〈ビエンナーレKAZE国際演劇祭2012〉
【結―そして歴史へ】9月15日(土)~17日(月・祝)
『ジャンヌ・ダルク―ジャンヌと炎』Jeanne d'Arc JEANNE ET LE FEU
作:マテイ・ヴィスニユック Matéi Visniec 上演台本:ペトル・ヴトカレウ Petru Vutcãrãu
演出:浅野佳成Yosinari Asano
みなさまのご来場を、心よりお待ちしております。