風のBLOG

東京演劇集団風の時事通信!
公演情報や稽古場速報、全国巡回公演の情報など
日々の出来事を速報!!

ミュージカル HAPPY PRINCE

2014-01-28 18:59:13 | トピックス


滋賀県次世代育成ユースシアター事業
HAPPY PRINCE
  ~みずうみは生きている~
風は、公益社団法人滋賀県文化振興事業団とともに、次世代育成のためのミュージカルに取り組んでいます。
『星の王子さま』『銀河鉄道の夜』と上演を重ね、今年は3年目、最後の年となります。



今回はオスカー・ワイルドの『幸福な王子』をモチーフにした、みずうみの国のものがたり、
オリジナル作品『HAPPY PRINCE ~みずうみは生きている~』を上演します。

    あなたは地上で色んなつらい目にあってきた。
    なのに、なぜそこまでするんだい?
      幸福な王子が本当に伝えたかったこと とは……

32人の子どもたちが、地元のミュージシャンの生演奏とともに舞台をかけまわります。
関西にお住まいの方も、そうでない方も、ぜひ足をお運びください。



 公演日:2014年2月1日(土)開演17:00(開場16:30)
        2月2日(日)開演15:00(開場14:00)
 会 場:しが県民芸術創造館ホール
      (JR南草津駅 東口から徒歩10分)
 入場料:前売り 一般1,000円 18歳以下・障がいがある方800円
     *当日は各500円増 [全席自由]
 お問い合わせ:しが県民芸術創造館 滋賀県草津市野路6-15-11
        TEL.077-564-5815 http://www.shiga-bunshin.or.jp/souzoukan/

『異邦人』本日千秋楽です。

2014-01-27 11:50:55 | 公演情報
レパートリーシアターKAZE2014年の第一弾として1月20日から公演を行ってきたアルベール・カミュ作/白石圭司 演出の『異邦人』は、本日の公演で千秋楽を迎えます。20日から昨日までたくさんの方々にご来場いただきありがとうございました。また本日27日の19:00の開演が最終公演です、ご来場を迷っていらっしゃる方、再度の観劇をご希望される方もぜひ足を運んでいただければと思います。





1月25日(土)、26日(日)には一般のお客様と一緒に、東京工芸大学の学生の皆さん、千葉日本大学第一高校の生徒さんが観劇し、終演後にはバックステージ(舞台裏体験)や俳優・スタッフと座談会が行われました。






東京工芸大学の学生さん達との演劇を通した交流は5年ほど前から続いています。1月25日は、芸術監督の浅野佳成、演出の江原早哉香や俳優数名が工芸大学のキャンパスで演劇の歴史、現代劇の在り方、「人生」-生きる力としての芸術の選択などを話し合い、自分の体についてのワークショップを行いました。写真学科、マンガ学科など、様々な分野の生徒さん達が一緒にワークショップに取り組み、午後『異邦人』を観劇。公演後も自分の生き方についてなど俳優やスタッフと長い時間語り合っていました。





翌26日には千葉日本大学第一高校の演劇部の皆さんが観劇に来てくれました。千葉日本大学第一高校は、ムルソー役の中村滋の母校です。こちらも『異邦人』の公演、そして公演後の舞台の砂や、道具、舞台の使い方、照明や音響のオペレートなど興味を持ちながら、公演後もたくさんの俳優たちやスタッフと楽しく話し合う様子が見られました。

公演を通して、その後の交流を通して、芸術や演劇を学ぶみなさんのこれからの活動に、新しい活力を得てくれたらと願っています。
みなさんとまた演劇を通して語り合えることを楽しみにしています。

東京演劇集団風の公演は、この後『星の王子さま』が中国地方のツアーに出発。レパートリーシアターKAZEでの次回公演は3月8日から始まる劇団の代表作『肝っ玉おっ母とその子供たち』です。こちらも、3月10日から12日の3日間は、例年のように近隣の中学校の生徒さん達が劇場を体験します。
『異邦人』から始まる2014年の風の活動、今年もみなさんとの出会い、触れ合いを通して、疑問や共感、自分について見つめなおす時間、たくさんの時間を共有できることを願っています。

『異邦人』開幕しました!

2014-01-22 11:13:57 | 公演情報

レパートリーシアターKAZE 2014年の幕開けはカミュの『異邦人』。
一昨日、開幕しました。
この作品は、2012年に初演しましたが、今回、白石圭司が演出を担い、レパートリー作品として上演します。
演出の白石は、“現代を生きる人間の対話の場である劇場を生み出したい”と臨みました。

舞台に敷かれた白い砂、照り返す灼熱の太陽。
平凡な男ムルソーが殺人を犯し、告発され、そしてムルソーは母の埋葬の際に涙を流さなかったために処刑される。
中村滋が、孤独の淵に立ち、ひとつの真理に向かうムルソーを好演。
他の出演者は彼を支え、そして触発され、“いま、ここに”、『異邦人』の世界を描きだしていきます。

客席からは「人間の不条理と生とは何かを考えさせられました」といった感想が寄せられています。

KAZEのレパートリーとして確立すべく上演に向かっています。
ぜひ、お立ち寄りください。

お申し込みは
TEL.03-3363-3261
URL:http://www.kaze-net.org
E-mail:info@kaze-net.org へ 

カミュ生誕100年― 異邦人 L'Etranger

2014-01-16 17:08:40 | 公演情報
新たな年を迎えました。
東京演劇集団風とレパートリーシアターKAZEは、この年もまた演劇を通じて多くの皆さんと出会えることを願い、活動しています。
さて、レパートリーシアターKAZE2014年幕開けの作品となる『異邦人』を皆さまにご案内します。

83回公演[レパートリー作品]
カミュ生誕100年―
異邦人 L’ Etranger


作:アルベール・カミュ Albert Camus 脚本:浅野佳成
演出:白石圭司
翻訳:窪田啓作(新潮文庫刊)/谷島貫太

出演:中村滋/栗山友彦/緒方一則/渋谷愛/車宗洸/坂牧明/酒井宗親

作曲・音楽制作:バンジャマン・クルシエ Benjamin Coursier
照明・舞台美術・音響:フランソワ・シャファン François Chaffin
〈マントゥール劇場Théâtre du Menteur〉
協力:ガリマール出版社/カトリーヌ・カミュ(著作権継承者)
著作権代理:㈱フランス著作権事務所 企画協力:新潮社
助成:文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本


【あらすじ】
ムルソーは、“ 断る理由もなく”引き受けた手紙の代筆がきっかけとなり、友人のトラブルに巻き込まれて殺人を犯し、裁判にかけられる。
 法廷の場は、被告=当事者である自分を抜きにしたかのように進められ、事件とは無関係と思える出来事や行動のひとつひとつに意味が与えられ、罪へと結びつけられていく。
最後に許された発言の場で、ムルソーは殺人を犯したのは「太陽のせいだ」と答え、社会の異物として絞首台に送られる。
 
―「お芝居をしないと、彼が暮らす社会では異邦人として扱われるよりほかにない。嘘をつくという意味は、無いことを言うだけでなく、あること以上のことを言ったり、感じる以上のことを言ったりすることだ」(カミュ)


会場:レパートリーシアターKAZE
2014年1月20日[月]~ 27日[月]
開演:平日 7時/土日 2時[全席自由]
入場料:当日 4000円/前売 3800円/学生 3300円
年間通しチケット:10,000円(3枚綴り)
レパートリーシアターKAZEで1年間に上演される3作品がご覧いただけます


チケットのお申し込みは電話、メール、ホームページで受け付けています。
皆さまのご来場をお待ちしております。

風ホームページ『異邦人』:http://www.kaze-net.org/latest_info
『異邦人』チケットお申し込みフォーム:https://www.kaze-net.org/ticket/ticket.php