↑飛騨神岡高校・撤去を手伝ってくれた3年生の皆さんと、「ヘレン・ケラー」ツアーメンバー
9月公演『ジャンヌ・ダルク』を終え、風は秋のツアーのシーズンに入りました。
2011年秋は、9月中旬から12月中旬まで、『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち』が西日本・東日本の地域を、『ハムレット -to be or not to be』が九州地方を、そして『星の王子さま』が文化庁“次代を担う子どもの文化芸術体験事業”として中国地方を巡演します。
『ヘレン・ケラー』の旅班は、9月10日にレパートリーシアターKAZEを出発し、初日を迎える岐阜県へ。
初日は9月12日、飛騨神岡高校(体育館)での公演でした。
生徒さんたちの明るい表情に支えられ、公演後には、“自分が家族や友人、周りの人たちに支えられていること”を改めて感じました。という生徒会長さんの言葉をいただきました。
撤去作業には、3年生全員が手伝ってくれました。
↑撤去を手伝ってくれた3年生の皆さん。みなさんすごく明るく元気に手伝ってくれ、私たちもとても楽しい時間でした。
↑11トントラックに荷物を運びこんでいきます
↑撤去を手伝ってくれた生徒さん達
そして、今週は引き続き
奈良県 帝塚山中学校
三重県 皇學館高校
三重県 三重高校
での公演を行いました。
こちらは各校会館での公演でしたが、すごく真剣に舞台を見つめている姿が印象的でした。風の公演というだけでなく、演劇を鑑賞するのも初めてという学校もあり、「演劇に触れることを通して、一人一人が感じること、考えることを大切にしてほしい」という先生方の想いを強く感じる公演でした。
皇學館高校、三重高校の公演は文化祭行事の一環として行われ、皇學館高校では校長先生が「決して一人ではつくれない空間=“祭り”は人と人が“ひびき合う場”」という言葉を子どもたちに投げかけていました。吹奏楽部の熱気ある演奏などのなか、皆さんはどのようにこの舞台に触れてくれたのでしょうか。
文化祭が成功に終わることを心から願っています。
↑皇學館高校生徒会の皆さんと。この文化祭が新生徒会初めての大きな行事となるそうです。
『ヘレン・ケラー』旅班は第1週目を終え、来週は愛媛県から公演が始まります。そして東京では『ハムレット』の稽古が行われます。
この秋のツアーも、子どもたち一人一人にしっかりと向き合い、たくさんの刺激と喜びが生まれるような旅をつくっていきたいと思います。