5年振りとなる『ジャンヌ・ダルク』のツアーが九州地域でスタートしました。
初週となる今週は
10月15日(火)福岡県 浮羽究真館高校 同校体育館
16日(水)福岡県 三池高校 同校体育館
17日(木)福岡県 明光学園中学校高校 同校体育館
18日(金)鹿児島県 谷山中学校 同校体育館
での公演でした。
浮羽究真館高校
今旅のスタートを飾るのは、浮羽究真館高校。
去年の『ヘレン・ケラー』に続いて、2年連続の風の公演でした。
旅公演として5年ぶりになる『ジャンヌ・ダルク』ということで、
公演後すぐに舞台見学がありました。
その後、終礼を終えた、有志の生徒のみなさんが撤去のお手伝いに来てくれました。はじめは5人だったお手伝いも、次第に人数が増えていき、最終的には30人以上の生徒のみなさんが参加してくれました。
担当の先生も「こうして生徒たちの楽しそうな姿を見て、今回も風さんを呼んでよかったです。」と、うれしそうにおっしゃっていました。
また、お会いできることを楽しみにしています。
三池高校
風の公演は初めての学校でした。演劇を見せること自体が初めてということで、どんな公演になるのか、生徒たちがどんな反応をするのか、担当の先生は初め心配そうにされていました。が、開演前の司会の生徒さんしっかりと客席を盛り上げてくれました。公演が始まると、真剣そのもの。食い入るようにジャンヌの世界を感じながら見てくれていました。
カーテンコールでは、代表の生徒さんが「演劇を見るのは初めてでしたが、役者のみなさんの迫力に感動しました。人形や影なども使って、面白かったです。」と、感じたことをまっすぐな言葉で伝えてくれました。
終演後には、舞台撤去のお手伝いがありました。当初、担当の先生からは、「部活動などがあるので舞台撤去のお手伝いは難しい。」とお聞きしていましたが、公演直後に「カーテンコールで挨拶をした生徒が、交流をしたいと申し出てきたので、ひとりはお手伝いに参加できます。」と先生が伝えてに来てくれました。その後、その生徒さんが、友だちをたくさん引き連れて、体育館に駆けつけてくれました。そこに、部活動の生徒さんも加わり、気づいたら、沢山の生徒さんの姿が。
「まさか、こんなに集まってくれるなんて思いませんでした。今日、風さんの演劇を生徒たちに見せてよかったです。」と、担当の先生も予想外の出来事に驚きながらもとてもうれしそうでした。
※三池高校の公演の様子やお手伝いの様子を撮った写真は、後日改めてアップしたいと思います。しばしお待ちください。
明光学園中学校高校
2021年の「ヘレン・ケラー」の公演以来三年ぶり五回目の風の公演です。
開演前には、教頭先生と校長先生のお話がありました。カトリックのミッションスクールということもあり、ジャンヌ・ダルクの時代や起こったことなど、生徒のみなさんに詳しく伝えてくれました。「何を見、何を信じ、行動していくのか。ジャンヌ・ダルクの姿から色んなことを発見してください。」という言葉を受けて開演です。
公演が始まると、目の前の出来事に驚いたり、笑ったり、ジャンヌの世界を一緒につくり、感じてくれていました。
カーテンコールでは生徒会長さんが、「ジャンヌという一人の少女の行動と姿に、強さと勇気をもらいました。」と公演の余韻を感じながら、こみあがる感情をしっかりとした言葉で伝えてくれました。
公演後には、舞台撤去のお手伝いをしてくれました。事前にお聞きしていた人数を遥かに超える人数の生徒さんが参加してくれました。
担当の先生が、「運動部の生徒だけでなく、普段はおとなしい子たちがたくさん参加してくれていることにびっくりしたし、学校生活に対してあまり積極的ではない子たちがこうして積極的に手伝ってくれているのがすごくうれしいです。この子たちのこんな姿を見られただけでも、今日の公演をやってよかった。」ととびきりの笑顔で話してくれました。
この日の公演が、彼女たちひとりひとりの中に何かしらの形で残っていってくれたらうれしいです。
谷山中学校
2019年の「Touch」の公演以来五回目の風の公演でした。
1000人の生徒の皆さんとの公演。まさに圧巻。
担当の先生は、「
舞台撤去のお手伝いにもたくさんの生徒のみなさん、
文化祭が近いとのこと。この日の公演を経て、
ここから12月まで、10週間の九州ツアーが始まりました。
これからの出会いも楽しみになるような、
文:佐藤勇太(伝令役等)