『三文オペラ』を終えた東京演劇集団風、レパートリーシアターKAZEでの次回公演は1991年の初演から850ステージ以上の上演を重ねてきた、風の代表的レパートリー『Touch~孤独から愛へ』を上演します。
舞台はアメリカ・北フィラデルフィアの下町にあるアパートの一室。
引きこもりの弟フィリップと、かっぱらいで弟を養う不良の兄トリート。ある日大都会で暮らす孤児の兄弟のもとに現れた謎の老紳士ハロルドとの出会いから、2人の生活は急速にに変化していく。
彼らを“デット・エンド・キッド”(行き止まりの子どもたち)と呼び、「肩を抱いて元気づけてあげよう」というハロルドに、弟は次第に心を開いていくが、兄トリートは頑なに拒絶する。
大人も子どもも、誰もが孤独を抱える現代。
“Touch”=「人と触れ合うこと」が互いの心を動かし、かけがえのないものに出会い、新たな一歩を発見していくこの物語は、初演以来、全国で圧倒的な支持を得てきた風の代表作です。
公演は5月4日〔月・祝〕~6日〔水・祝〕(全日2時開演)の3日間です。
皆さまのご来場を心よりお待ちしています。
*チケットのご予約は、ホームページでも承っております。↓↓
http://www.kaze-net.org