風のBLOG

東京演劇集団風の時事通信!
公演情報や稽古場速報、全国巡回公演の情報など
日々の出来事を速報!!

「パンダの物語」凱旋公演終わりました!

2008-12-28 17:33:06 | 公演情報

12月22日から始まった「パンダの物語」の凱旋公演は、
おかげ様で満席となり、追加公演も行われ、無事24日に幕を閉じました!

今回の公演では、劇場の使い方や上演形式もイレギュラーな試みで、
私たち自身も楽しみながら、不安もありながらの公演でしたが、多くも方からの反応をもらい、毎回、客席と舞台とが不思議な感覚に包まれた公演でした!

23日の公演後には、報告会もあり、沢山の意見もいただきました。

今回の「パンダの物語」はモルドバから始まり、ルーマニア、フランスのパリ郊外、アヴィニョン、東京と丸一年かけた長い旅でした。
この経験や公演がこれから先、また新たな風を生み出すと思います。

この「パンダの物語」、今回ご覧になれなかった方もまた来年の上演レパートリーになりましたので、ぜひ!ご覧になってください。
詳しくは年が明けて2009年にお知らせします。

今年、劇場に足を運んで下さった皆様、ありがとうございました。
2009年もレパートリーシアターでは新作を含め、8本の上演、そして全国への上演が待っています!
どうぞご期待ください!
来年も新しい風が吹きますように



2008・秋・九州ツアー「肝っ玉おっ母とその子供たち」⑪

2008-12-27 17:22:43 | 公演情報

トップの写真は、種子島高校で片付けを手伝ってくれた女子バレー部の皆さん


10月4日から始まった「肝っ玉おっ母とその子供たち」の九州の旅も最後の週となりました。

今週は

12月16日 鹿児島県 種子島高校
   18日 鹿児島県 市来農芸高校
   19日 福岡県  九州大附属九州産業高校
の公演でした。

鹿児島港からフェリーで3時間半、種子島へ渡りました。
種子島高校では公演を楽しみに待っていてくれた生徒さんの気持ちが伝わってきました。公演を終えた夜、5人の先生方と交流会を開き、郷土料理を食べながら沢山の話が生まれました。
大いに盛り上がり、先生の提案で次の日の朝、スイスチーズ役の栗山とカトリン役の稲葉が先生方と一緒に登校する生徒たちを出迎えることに!
驚く生徒さん、感想を伝えてくれる生徒さんなど、様々な反応が返ってきました。

市来農芸高校は平和教育に力を入れている学校で「肝っ玉」を通して、改めてこの時代を生きることについて考えてくれたと思います。

千秋楽は九州大附属九州産業高校。
福岡市民会館の1700席がほぼ満席!
旅始まって以来、一番人数の多い公演でしたが千秋楽にふさわしい良い公演となりました。

上演した各高校の皆様、熊本、福岡公演に足を運んでくださった方々、ツアーを支えてくれたスタッフの皆さん、ありがとうございました!




種子島高校でのバラシの様子




市来農芸高校公演後、学校で育てたお花を頂きました




平和署名活動をしている市来農芸高校の生徒さん
劇団のメンバーも署名しました

2008・秋・九州ツアー「肝っ玉おっ母とその子供たち」⑩

2008-12-26 14:27:05 | 公演情報

「肝っ玉おっ母とその子供たち」今週の旅は

12月8日 長崎県 富江高校
   9日 長崎県 島原中央高校
  10日 福岡県 糸島農業高校
  11日 大分県 津久見高校
  12日 大分県 佐伯豊南高校

の、5公演。
フェリーでの移動や、久しぶりの2階体育館もあり、旅の始まりのようなハードな一週間でした。

それぞれの学校の色や住んでいる場所の色、それが生徒さん一人一人であり、その場で今生まれてくる言葉や反応は直接私達の刺激となり、さらなる「肝っ玉」がもつ問題や可能性を考え、感じます。
とても濃い一週間でした。




富江高校でのバラシの様子




担当の先生と記念撮影




島原中央高校、座談会後の一枚





島原中央高校の皆さんと記念撮影




糸島農業高校バックステージツアーでの一枚




糸島農業高校のバラシ後に皆さんと




津久見高校でのバラシの最中




津久見高校の先生とコック役の柳瀬太一




津久見高校での記念写真




佐伯豊南高校でのバラシの様子




佐伯豊南高校の皆さんと



「肝っ玉おっ母とその子供たち」の九州ツアーも気が付けば、残り一週間となりました!
ここからが本当のラストスパート、まだまだ終わらない旅です!







2008・秋・九州ツアー「肝っ玉おっ母とその子供たち」⑨

2008-12-26 14:00:50 | 公演情報
11月も終わり、いよいよ12月になりました。
「肝っ玉」の旅も終わりに近づいています。が、まだまだ多くの学校での出会いが待っています。

今週は

12月3日 長崎県 西海学園高校
   5日 大分県 佐伯鶴岡高校
   6日 福岡県 少年科学文化会館 一般公演

と、3県、3公演でした。

今週は会館、体育館、一般公演での会館と3公演とも形態の違う出会いで、
反応も勿論様々でした。
ひと公演ひと公演、客席と向き合いお互いが発信し、受け取るということを再認識するような一週間でした。

また、福岡の一般公演の日はとても寒く、雪も降る中、多くの方が劇場に足を運んでくださいました!











写真は佐伯鶴岡高校でのバラシを手伝ってくれた時の様子です。
佐伯鶴岡高校での公演は今回でなんと、8回目でした。

1日の中で出会い別れる、その瞬間を大切に、旅は走り続けます。

『パンダの物語』追加公演決定!

2008-12-20 12:18:22 | 公演情報
申し訳ありません。
22日夜の部・23日夜の部も、お陰さまで満席となりました。
そこで急きょ、24日(水)19時開演の追加公演を行うことにいたしました。
ぜひ、ご予約のうえ、追加公演にお越しください。

クリスマスイブに、
“彼と彼女の不思議な九夜の愛の物語”はいかがでしょうか……。

「パンダの物語」凱旋公演速報②・23日 昼公演 チケット完売

2008-12-19 10:56:47 | 公演情報

「フランクフルトに恋人がいるサックス奏者が語るパンダの物語」の稽古は、
22日の初日に向けて始まっています。

「パンダの物語」の公演ではKAZEの劇場を、アヴィニョンで公演した「BOURG-NEUF」(ブルヌフ)劇場に見立て、大きさ、客席数も再現しています。
劇場内には海外での写真を飾る展示スペースも作り、準備は着々と進んでいます。


今回、客席数を66席とし、
現時点では、23日・14時~の回が満席になり、チケット完売となりました!

また、
22日・19時~
23日・17時~
のチケットも残りわずかとなっています。

観劇ご希望の方はお早めにご連絡ください!

お待ちしております!







パンダ凱旋公演 速報!

2008-12-12 16:35:49 | トピックス
3カ国を渡り歩いた「パンダの物語」。
いよいよ4カ国目、東京での公演が近づいてきました。

九州での旅公演の一方、
東京・東中野では着々と「パンダの物語」公演の準備が進行中です!
各国で、たくさんの方に支えられてきたこの作品は
ここ日本でも、多くの匠が、道具作りや小道具作りに参加してくれています。


こだわりが光ります。


職人、現る。

本番まで、あと10日。
パンダ班も再集結し、再び格闘の日々の到来です。
夏に見てきたこと、感じてきたことを
この冬、東京の寒空の下で観客の皆さんに感じていただければと思います。

稽古の様子も随時アップしていきますのでご期待ください。


'08・秋「Touch~孤独から愛へ」旅通信その⑦

2008-12-11 10:53:04 | 全国巡回公演
「Touch~孤独から愛へ」の旅もあとわずか!

今週は

12月7日 鳥取県 財団法人鳥取県文化振興財団主催の一般公演
   9日 茨城県 小美玉市四季文化館みの~れ主催
            小美玉市中学生芸術鑑賞会

でした。

鳥取の公演は、春から劇団員の西垣による市内の高校生とのワークショップを
重ねて今回の公演で締めくくるという、約半年をかけた県振興財団の企画でした。
午前・午後の公演ともワークショップに参加した生徒さんはじめ、一般の方々に
も多く劇場に来ていただきました。
学校公演とは違った雰囲気のなか観客といい時間、空間をつ創りました。

財団の方をはじめ多くの方々のご協力
本当にありがとうございました。


市内のいたるところに貼られた公演のポスター


公演会場の様子


公演後の様子


小美玉の公演は市内の中学校4校の2年生が鑑賞しました。
生徒さんたちの舞台に向かうエネルギーを感じる盛り上がった公演となりました。
こちらもみの~れの方々、会館の方々ご協力ありがとうございました。


10月から始まった「Touch」の旅も
岐阜県可児市の一般公演を残すのみとなりました。
12月19日から23日までの5ステージ。
多くの方に足を運んでいただきたいと思います。よろしくお願いします!

寒さが肌にしみる季節になりましたが、旅班は全力で駆け抜けていきます!

2008・秋・九州ツアー「肝っ玉おっ母とその子供たち」⑧

2008-12-02 15:17:26 | 公演情報
11月22日に東京に戻り、25日に九州に向けて再出発した「肝っ玉」班!
九州もだんだん冬の気配がしてきました。

今週は

11月27日 鹿児島県 重富中学校
   29日 熊本県  城南町一般公演

でした。

中学校での公演は、旅に出る前に中野区の中央中学校で公演して以来。
彼らにブレヒトは「肝っ玉」はどのようにうつるのか、緊張が走ります。
しかし、彼らの反応はとても素直で笑いが起こる場面もあれば、空気に張り詰める場面もあり、舞台の役者、客席の生徒さん、先生と年齢を超えた時間がつくりだされました。
終演後、担当の先生が20世紀とブレヒトの話を生徒さんにしていました。
それが私達には印象深く残っています。
大勢の生徒さんが片付けを手伝ってくれました。




バラシの様子




カトリンとの一枚




バラシ後、おっ母からの一言


29日には熊本県の城南町「火の君総合文化センター」で一般公演が行われました。500人を超える多くの方が劇場に来て下さり、公演は大成功に終わりました!!
城南町はスイスチーズ役の栗山の出身町で、終演後には「あとから生まれてくる人たちにこの城南町を残してください」との挨拶もありました。
学校公演とは違った空間が広がる時間でしたが、客席と一緒にその日の公演をつくることに変わりはありません。
カーテンコールでの皆さんの顔は忘れられません!

この公演にはたくさんの方々の協力がありました。
本当にありがとうございました!!

12月6日には福岡での一般公演も控えています。
お近くの方はぜひぜひ劇場に足を運んでください!!

11月も終わりいよいよ12月。
寒さに負けず「肝っ玉」の旅は走り続けます!!

2008・秋・九州ツアー「肝っ玉おっ母とその子供たち」⑦

2008-12-02 13:56:41 | 公演情報
10月初旬から始まった「肝っ玉」の旅も7週目になりました。

今週は

11月17日 鹿児島県 甲陵高校
   20日 福岡県  折尾愛真中学校・高校
   21日 佐賀県  嬉野高校

と、3公演でした。
今週は公演と公演の間が空くゆったりとした公演でした。
しかし、そんな時こそ気は張るものです。
一回一回の公演がどうなるか毎回楽しみに大切にしています。
それと同じに旅のメンバーのチームワークも大切につくっています。
休みの日はそれぞれがリフレッシュをしながら、これまでの旅、これからの出会いに思いを巡らせています。

今週はどの学校も本当に元気でした!
片付けを手伝ってくれる皆さんからは笑顔や元気、活気が溢れていてすぐに打ち解けあいます。
それは本番の2時間を通して私達が見えない会話をし、関係をつくっているからだと思います。
また折尾愛真中・高での公演は生徒さんの帰りの電車の都合もあり、会館では珍しい公開バラシになりました。
お互いにちょっと照れくさいあの異質な空間は面白い時間でした!





甲陵高校でのバラシ後の集合写真





嬉野高校でのバラシ




バラシの間での生徒さんとの一コマ




トラックに荷物を運び込みます




パンチカーペットを巻きます


私達は今週、一度東京に帰ります。
東京に戻っても旅は続いています!!!