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『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち』東日本地域・京都巡回公演第3週目

2016-06-05 19:51:13 | 全国巡回公演
『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち』の東日本地域・京都巡回公演も第3週目を迎えました。
今週のスタートは山形県米沢市から。



さて、これは何でしょう?

正解は下を読んでいただければ分かります!

5月31日(火) 米沢商業高校/米沢東高校
6月 1日(水) 九里学園高校/米沢工業高校
6月 2日(木) 米沢中央高校/米沢興譲館高校 (米沢市市民文化会館)
6月 3日(金) 松陽高校 (海老名市文化会館)


米沢市内高校合同芸術鑑賞会

米沢市内にある公立、私立含めて6つの高校は毎年合同で芸術鑑賞会を開催しています。
『市内の高校生すべてに芸術鑑賞の機会を』との先生方の思いで開催されている鑑賞会です。
今回はそんな伝統のある鑑賞会で、沢山の方のご尽力により、風の公演は初めての上演となりました。



5月30日に旅班は米沢市へと到着し、会場となった米沢市市民文化会館での設営を行いました。
翌日31日からの3日間の午前・午後と分けて計6ステージの上演です。
合同芸術鑑賞会では複数の学校が同時に鑑賞する場合もありますが、この鑑賞会では学校別での鑑賞です。



風の舞台装置は緞帳を使用しないので、舞台装置が開演前から見ることが出来ます。
開演前、学校からの移動を経て、会場内に入ってきた生徒さん達はそんな舞台を見て、
これから何が始まるのか、何が起こるのかを想像していたのかもしれません。
開場中は普段の授業とは全く違う雰囲気に、皆さんどこか少し興奮しているようにも見えました。

舞台が始まると、開場中の雰囲気とはガラリと変わり、どの学校の皆さんも集中して
「舞台で今何が起きているのか」を観察しているようでした。
また、学校によっては保護者の方や教育実習生の方々の姿も。
教育実習生の皆さんにはアニーの教育に対する思い、どのように映りましたか?





終演後のカーテンコールでは各学校の代表の生徒さんからのお礼の言葉を頂きました。
「生の演劇の迫力に圧倒しました」
「俳優さん達の間(ま)の取り方など、演劇をしている自分にとって勉強になりました」
「ヘレン・ケラーという人物の、人生の一部を垣間見たように思います」
など、言葉を発する直前まで観ていた舞台に上がり、そして観ていた俳優たち、スタッフたちに向かって、
ありのままの感想を伝えてくれました。皆さん、ありがとうございました!
また、今回の最後のステージ、米沢興譲館高校のカーテンコールでは鑑賞会の代表として米沢市の伝統工芸品「お鷹ぽっぽ」を頂きました!というわけでこのブログの最初の写真は「お鷹ぽっぽ」でした!













カーテンコールの後、会場を後にする生徒さん達を全員見送るため、俳優全員で送り出し。
手を振り返してくれたり、俳優一人一人と握手を交わしたり、言葉を掛けてくれたり、一緒に写真を撮ったり。
最後の別れの瞬間まで、一人一人の顔を見ながら同じ空間、同じ時間を共有した皆さんとの時間を楽しみました。

別れを惜しみながら、旅班は一路神奈川県へ。翌日は海老名市での公演です。


松陽高校


松陽高校での風の公演は初めてとなります。
会場は海老名市文化会館ですが、学校自体は横浜市内にあります。
なので、皆さん約一時間ほど掛けての移動後の鑑賞となりました。



開演前のご担当の先生の諸注意では、先生が手話を交えて生徒の皆さんにマナーを呼び掛けながら、
『ヘレン』への関心を高めて下さいました。会場はすっかりリラックスした様に思います。



開演後は皆さんのペースで、舞台をじっくりと鑑賞。時には笑いながら、時には物音一つ立てない程に静かに。
700人以上の『観ようとする力』をとても感じました。
またカーテンコールではとてもあたたかい拍手を沢山頂きました!皆さん本当にありがとうございました!


『ヘレン』の巡回公演も第3週目を終え、15ステージ分の出会いがありました。
その一つ一つが私達にとってかけがえのない出会いであり、経験です。
ただ公演する、鑑賞するという一方通行な舞台と観客の関係ではなく、
相互に相手から『何か』を発見出来るような関係になりたいなと思っています。
『ヘレン』の劇中にもありますが、「親が子を作るのではない、子もまた親を作るのだ」という、
相手がいてはじめて自分達が成り立つ、そんな舞台を共に創っていけたらと思います。

来週は青森県弘前市からスタートです。

文:渡辺 雄亮(音響)

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